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<〜DIOに見る絵柄の変遷〜>

荒木飛呂彦の画風が常に変化し続けているというのは誰もが気付くところですが、同じキャラクターを並べてみるのが一番分かりやすいでしょう。そこで、最も長い期間登場しているキャラクターであるディオ(DIO)にスポットを当てて、絵柄の変遷を見ていきましょう。

ビーティー

1982年 1983年 1987年

いきなりディオではないキャラクターですが、ここに載せた理由はすぐ分かるでしょう。87年のビーティー(すでにジョジョ1部の連載が始まっている時期の絵)は明らかにディオの面影を持っています。ディオというキャラクターの造形はビーティーの流れを引いていると考えていいでしょう。また、最初の2枚のわずか1年の間の成長ぶりも目を見張るものがあります。

ディオ・ブランドー

1987年 1988年

ディオ・ブランドー、いわゆる1部のディオです。とはいっても第1部は1年も続かなかったため、翌年の絵柄は既に2部が開始してかなりの時間が経ってからのものです。上のビーティーと同様、ここには2部のキャラクターの面影が強く認められます。言うまでもなく、シーザー・ツェペリです。

シーザー・アントニオ・ツェペリ

1988年 1989年

第2部にはディオは登場しません。その代わりに「ライバル」としてのシーザーが登場します。興味深いのは、最終的にはしっかりと「正義の顔」となっているところでしょうか。残念なことに、以後シーザーが新しい絵柄で描かれることは(今のところ)ありません。

DIO(3部)

1989年 1990年 1991年 1992年

3部に入り、スタンド使いとして復活したDIO。物語は長期化したものの、前半はほとんど登場しません。たまに出てきても顔がほとんど見えない状態ですが、それでも当時のシャープで繊細な絵柄が垣間見えます。終盤での短期間の変遷も要注目でしょう。3部後半特有のカッチリとした絵柄から、終盤は4部のテイストが既に現れています。わずか2巻でここまで雰囲気が変わるというのも、そうそうありません。

DIO(4〜6部)

1993年 1996年 2002年 2003年

DIO

2006年