入院日記

これは腎臓の検査をしたときの日記です


11/13 土(入院初日)

 今日から実質的に入院だ。周りのひとはみないいひとでよかった。看護婦は総じて若い人がおおく、年もほとんどかわらんぐらいだなー。しかしこれがあとあと大変なめにあうことになるが、このときはしるよしもない。ほとんど医者の趣味で集めたとしか思われんな。あまりに暇なんで、イニシャルD2枚目の2曲めを早速聞いて、愛宕峠走ってる気分だぜぃ。明日のこと考えつつ、930分消燈。寝れるわけねーだろ。ふざけんな、俺は夜行性の世界代表だぞ。

 

11/14 日(初の腎臓食)

 あんのじょー眠れねーよ。1晩中イニシャルDターイム。生命維持装置、その他のおとがうるせーんだよ。それに630分起床で600から動きだすんじゃねーよ、じじいども。俺はねむいんだー。今の心を表現するのなら「忍びがたきをしのび、耐えがたきをたえ」(天皇玉音放送)ていう感じー。入院前より体悪くしてどうすんだよ。

 腎臓食はまずくはないが13食はきついぞ。やることねーな、ぼーとしていると今久(先生)きたよ。ゼミに来いとさ。いくわけねーだろ。俺は病人だ。夜飯時にボ帝、4賀、64先生、XJR君きた。くるのは良いけど、何か持って来い、手ぶらでくるなっつーの。寝る。

 

11/15 月(花は心が和む)

 昨日はゆっくり眠れたぞ。そろそろGUSTのいつもの食てーよ。(目玉焼きハンバーグ、ドリンクバー)朝から採血ある。みるとまだ若いねーちゃんで、今年入ったらしいな。

 「血管細いですねー」看護婦 

その言葉になにか悪い予感が。

 「失敗しないでくださいね」俺

 「すいません失敗しました」看護婦

内心ふざけんなー、お前プロだろと叫びつつ

 「もういいですベテランお願いします」俺

そのあとこの若い看護婦おこられてたなー。当然だ。貴重な血だぜぃ。

 午後やることなく天井をぼーと眺めていると、バイトのM氏とその仲間がなにやら手にぶら下げてやってきたぞ。知らないのに友達の人ありがとう。話相手ができて、うれしいぜぃ。手に持っているものは籠つきの、花だよ。値段をきいたら顔ひきつってたぞー。しかしお礼はきちんとしないとなぁ、高そうだし。俺ごときにそんなに無理しなくてもよかったのになー、でもうれしいもんだねー。やつらにもみなっらてほしいものだよ。俺てきには紗々がよかったのだが。ちゃんと飾らんと何言われるかわからんし、呪われるかもしれんしな。花が枯れると俺の命も枯れるのかーと思いながら、さっさと寝る。

 

11/16 火(死生観について考える) 

 この3日を振り返ってみて思うことは、周りの人たちは生きるために精一杯なんだな。一生懸命生きている。自らの手で命を絶つ人もいるのに、生きることについて考えさせられたなー。俺は神をしんじているわけではないが、やはり人間は生まれながらにして運命は決定ずけられていると思う。まだ神が必要だと思われれば生き、お前は必要ないとされれば死ぬのだ。ただそれだけだ。俺は生きている間は精一杯生きたいな。人は死というものを少しでも感じたときは、怖く恐ろしいく、苦悩する。人はいかなる状態に置かれても、最後まで希望を失はないものだ。いや、失いたくないというほうが正しいかも知れないな。99%だめでも、1%の望みを信じて、奇跡を期待する本能があるらしい。しかしやはり理性を現実に肯定し、暗いあきらめにおちていくのをどうすることもできない。じっさい俺自身もそうだ。そこに心の乱れが生まれ苦悩するのだ。それは自然の摂理であってまったく当然のことである。それを当然のこととして受け入れるだけの心構えを日ごろより備え、なんだこれが死かと思えるような、冷静なこころを作るのだ。また、いかに死ぬかをかんがえることで、自分がこの世に存在したという証を残すのである。そうすることでいざ死に直面したときに、冷静でいられるはずだ。やはりこれからしなければならんことは、その一瞬一瞬に全力をかたむけることが大切だな。また入院生活しているとさ、人は助けられて生きていることがわかるよ。一人じゃいきていかれないなだな。これからは、友人、先生、親、バイトの仲間などに感謝のき気持ちをわすれちゃいかんな。3日でこんなこともわすれるけどさ。

 というようなことを考えているといつの間にか午後になったよ。暇だぞー。そういえば昼時に川BEがきてたなー。レポートもってくんな、それに飯どきにくんな。

 とりあえずの症状をドクターから聞く。予想通りだな。これも神の定めだと思い受け入れるしかなかろうと思うが、なんで俺だけがと思い、どーにも割り切って考えられん。しかも治癒率は低いらしい。こんなに医療が進歩しているのになんて運が悪いんだよ。だれかが人に与えられた幸福と不幸は平等だなんて言ってたけど、そんなの偽善者がいってることで、現実はそんなもんじゃない。俺が良い例だー。そうこうしているうちに、夕飯時にボ帝、オリンポ、XJR君がやってくる。だから飯どきにくんなっていってるだろー。それにエロ本と腐ったクッキーはやめてくれ。

 

11/17 水 (腎生検1日前)

 いつも通りに起床。隣にいる人が俺が明日やる検査をやることに。なんと寝ているベッドでやっているではないか。あまり見ないようにする。その後、心電図とレントゲンをやりウロウロしていると、救急車が止まったぞ。おーまるでテレビドラマのようだな。救命救急24時みたいで、なんか興奮したぜぃ。その後明日の検査のときに麻酔が体に合うか検査する。キシロカイン、生食というやつを腕に注射するのだ。見事に赤くなった。これは合わない証拠だ。

「いつもあんなになるの?」研修医

「始めてみました」看護婦

おい、そんな話をかげですんなよなぁ。全部聞こえてるぞ。麻酔なしでやるとなったらシャレじゃすまん。水をのめのめいうから腹の中は水でジャブジャブいってるよ。今日だけで3リットルはのんだぞ。気持ちわりー。明日のことはあまり考えず寝ることに。 

 

11/18 木(腎生検当日)   

 とうとうやってきたぞ。昨日の注射の結果が思わしくなく、ドクターがくる。

「うーん。これが悪いと帝王切開しかないよ。」ドクター

「このままやるとどうなるんですか?」俺

「ショック死おこすかもしれないよ」ドクター

うーん、ま、とりあえず採血することに。アルコールで消毒すると周りが赤くなる。ここで考えると俺アルコール弱かったなー。この時きがついたよ、昨日にも共通することは、アルコールで消毒するから赤くなるんじゃねーのかよ。看護婦ならそれぐらいきずけっつーの。これを医者にいうと、あっさりOKでたじゃねーか。心配させんな。心配といえば昨日変なはなしをきいたぞ。隣の人が血管広げる手術をした。執刀医は20代半ばの若い医師。患者はしきりに痛がったている。あまりにも痛がっているので、ベテランの医師が診にきて、傷口をみてボソッと一言。「こんなやりかたなら、僕がやったほうがよかったなー」

おい。そんな無責任でいいのか?それでもプロか?

 ついに予定時間の2時になるがいっこうに始まらん。3時になっても始まらん。患者の不安あおってどうすんだ。3時15分ごろようやく準備が始まった。このときT字帯をはかされる。これ俺も初めてでしらなっかたけど、早い話ふんどし。若い看護婦いるし、俺の好みだし、めちゃくちゃはずかしーぜ。ここまでの恥辱をあじわったの生まれてはじめてだーー。はらばいになり、止血剤入りの点滴を打つ。その後、筋肉弛緩剤を打つ。これがいたいんだな。しびれがきて、このいたさその後4日ぐらいのこってたよ。腎臓の組織は3本取るという。失敗なしでも3回やることに。ついに1回目ニュルと言う感じで入ってきたのが分かるが、痛みはない。2回目、3回目も同じ感じだった。時間がたつとだんだん痛くなってきた。唇噛む、歯を食いしばる、タオルをかむ。痛てー。地獄の3丁目めまで行ってきた気分だよまったく。さてこれからがもっと大変で、24時間動けんのだ。カメのようにじっとしている。腰いてー、暑いー、と思いつつ、夕食。どうして食べればいいんだ?一応看護婦が食べさせてくれたが、一人で食べられそうなのでかえってしまったぞ。ふざけるなー。トイレはナースコールで呼ぶことになる。宿直担当は若い看護婦でこれまたはずかしー。カテーテルいれとけばよっかたかな。でも痛そうだ。今日は睡眠薬もらっているのですぐ寝れそうだ。でも寝返り打っていいのか?まいいか。寝る。

 

11/19 金(アイスうめー)

 一夜が明けた。奇跡てきにも1130ごろにはトイレだけは動いても良いことに。このときの気分は天にも上るような気分だぜぃ。そのうちに簡単な結果を聞かされた。間違いなくIga腎症だそうで、蛍光抗体がでていたそうだ。これは暗闇で細胞をみると蛍のように光るとのこと。ま、しかたねーな。俺はこんな病気ごときに負けないぜ。やりたいことたくさんあるし、俺の野望はマリアナ海溝よりも深く、エベレストよりも高いんだ。絶対に治して見せる、弱気になったら負けだ。みんな応援してくれよな。23日に退院のめどができた。しかし昨日の傷口はなんか10キロぐらいの重りをつけてるみてーだ。なんとかしてくれよと、ベッドでのた打ち回っていると、バイトのO―村君、BuleWood君、その友達のstonRiver君がきてくれたよ。アイスの差し入れ受ける。めちゃくちゃうれしいぞ。さっそく食べたぞ。それにしてもO―村が食べていたナタデココ美味そうだったな。なんでお前がくってんだ?俺にくれよ。ま、君には感謝しているよ。普段あまり感謝することない俺だが、今回ばかりは本当にすまないとおもったよ、ありがとうよ。指が無意識にレジ打ちしているよ。早くバイト戻りてーな。それにしてもいつオーナーくんだよ。一番貢献しているの誰だと思っているんだよ。

 その後暇つぶしに看護婦と雑談する。

「あまり年変わらないのに、大変だねー」俺

「やりがいあるし、すきなんですよ」看護婦

その言葉に考えさせられたなー。いったい世の中のどれだけの人が自分の職業に誇りをもち、好きでやっているのかということを考えたな。おらは自分の好きな職業につきてーなー。しかしおらは、病気を先になんとかしねーとな。その後、差し入れのアイスを食いつつ就寝する。

 

11/20 土 (りんご)

 うーん昨日はねむれんなー。傷も少々痛むし、本当にだいじょうぶなのか?またもや痛さでベッドをのた打ち回っていると、あっだつぁんが来てくれた。なんかケーキもって来てくれたありがとう。感謝感謝。バイト先が大変になってることを聞かされる。たぶん経営者がわるいんだな。バイトのモチベーションあげるように少しは努力しろよな。しかしここにいると、人と話しているときが一番生きている気持ちになれるよ。あー早く退院してーなー。そういえば、おらが入院するのと同じに入院してしまった、我がファイアーブレード号が一足先に退院出来そうだ。早く乗りテー。しかし修理代26000円と聞いて、ためいきしかでねー。退院したら早速ツーリングいきてーな。とりあえず暖かいとこがいいなー。しかし、こっちにきてからこんなに長く、バイクも、車も、自転車も乗らないの始めてだ。

 あんまり暇なんで今日は核エネルギーについて考えてしまったぜ。日本ほど原子力使ってる国ないようなー。そろそろ耐用年数迎える炉もあるってのに、そんなもんどうすんだろうな、一番の核廃棄物だよな間違いなく。なんだかんだいたって、核の恩恵を受け、原子力大国の中に日本もはいいているんだよな。しかし、原子炉をピンポイントでねらわれたらおしまいだな。わが国はそれを迎撃する余裕もミサイルもない。(H2ロケットすらまともに打ち上げられない国に、こんなの造れるはずもないか)平和ぼけした国民には、この辺の危機感ないんだろうか?ま、しかしこの辺で一発ドカンと紛争起きてくれれば、軍需景気で日本の景気も上向くのだがなー。景気好調のアメリカが良い例だな。俺は戦争は否定しない。今の状態から上を目指すなら、技術力の向上、経済の発展を伴う戦争はひつようだな。それは長い長い人の歴史が証明しているではないか。人間の歴史は、戦争と殺戮の繰り返しだったんだな。古くは古代ギリシャから始まり、いろんな戦争を経てそれが今日にいたっているんだ。それにともなう多少の流血は仕方なかろう。しかし、戦争は国家と国家の戦いであるから、非戦闘民を犠牲にしてはいけない。ないにこしたことはないが。

 と、こんなことを考えていると、川BE、ボ帝、XJR君がきたぞ。卒業旅行の話で盛り上がる。オリンポは馬化決定だな。脂肪肝は早く治せよな。そこにNっち、Tちゃんがでかい箱を掲げて、何かを見つめるようにやってきたぞ。目線の先を見るとナースセンターが。目的は俺でなくて看護婦のようだな。まったく何を考えてんだこの人たちは。俺に合コン頼んできてくれといってるし。だから俺は病人なんだってば。まいいや、リンゴもらったし、やはり見舞いにきてくれれば悪い気もしないしな。だめもとで、頼んでみるかな。その後、もらったリンゴをえさにして、話をしてみたが軽くあしらわれたぜ。こういうことは俺じゃなくて、Nっちのほうがなれてんだろ。まいいや寝よう。

 

11/21 日(明日はわが身)

 深夜200頃きもちよく寝ていると横の人の息ずかいで起こされてしっまた。だいじょーぶかよ、おい。俺には断末魔の息ずかいにきこえたな。あまりに苦しそうなんで、俺がナースコールで看護婦よんでやったぜぃ。いいことしたなー。そうすると、横でなんかカチャカチャやってるよ。こーなりたくねーよ、と思いながら気にしないで寝ることにした。寝れねーよ、こんなのが横だと。

今日は退院についての話を聞かされたよ。めしどうすんだ?GUSTはもっともだめだし、コンビに弁当もレッドゾーン入りそうだし。だれか俺の腎臓食作ってくれーーー。もう心身ともに限界だ。目が回る、気がめいる、精神に異常をきたすよまったく。午後やることなくボーと新聞眺める。面会ないとほんと暇だなー。と、またもや横の人息ずかいが荒くなったぞ。看護婦がなにやら指に機械をとおしている模様。しかし、あまりにその人の手が冷たいために、機械がうごかんようだな。このまま三途の川、わたっちまうんじゃねーのか?こんなのほんとみたくねーよ。せっかくこれからがんばろうとしているのにさー。

がらにもなく、彼には早く治って欲しいと思ったよ。隣の人長生きしてくれよな。

 そういえば今気がついたことじゃないけどさ、ほかの入院患者の俺に対する目が冷てーんだよ。そりゃーさ、この年で腎臓病棟に入院してるやついないかもしれないけどさ、パンダとかラッコとかカンガルー見るような目でみないでくれよ。好きで入院してるんじゃないんだから。しかし俺はこの年にしていろいろな検査したなー。ざっとあげてみただけでも、MRI、腎生検、血液検査、キシロカイン反応、心電図、レントゲン、HIV(エイズ)感染検査、などなど。こんだけやってるやつもあまりいないんじゃないのかなー。時はすべてを美化するという。苦しかった過去、つらかった昔が、いつしか美しい思いでとなってよみがえってくる。だからこそ、苦難を乗り越えて明日えの希望が沸いてくるのだ。過去の姿が不変のまま永久に続くのなら、人生ほどあじけないものはない。ま、この入院体験も、いつかは良い思い出になるだろう。しかし横の人は、いつのまにか酸素吸入しているよ!死神がおいで、おいで、しているの見える気がするよ。めしもほとんど口にしてねーみたいだしな。本人はしきりにタバコを吸いたがってたなー。しかし看護婦は聞く耳持たなかったな。おれはターミナルケアを進めたいが。いい年だし、自分のしたいことして死ぬのなら、それでいいんじゃないのかな。他人のことだからなんとでもいえるんだけどさ。ここで始めて知ったけど、透析患者はなんと第一級身体障害者になるらしい。これにはユーアーショック。しらなっかた。おれも30%の確立でなるかもしれねー。今夜もねむれそーもねーな。睡眠薬もらおー。

 

11/22 月(最後の1日)

 ついに入院最後の日だ。朝最後の採血がある。また失敗しやがった。いったい何個おらの体に穴あければきがすむんだよ。しかし、だんだん痛さが気持ちよくなってきたぞ。これにはやばいと、感じたよ。さーこれから金取りに帰る為に外出許可されたぞ。太陽がまぶしー。生命の息吹を感じるぜ。風が俺を呼んでるぜ。バイク禁止されてたけど乗っちゃたよ。小さい方だからだいじょうぶだよ、なんて自分自身と無茶苦茶な契約結んで、内緒でさ。行くつもりなかったけど愛宕峠にハングオン。そのときに変な痛みが。気にせず病院にもどる。なんか痛てーなと思い医者に聞く。

「何やったの?」医者

「ハングオンしました」俺

「だめだよ、出血してるかもしれないよ。すぐエコーね」医者

やっちゃたよー。やっぱり血がでてたー。横Gにたえられなっかたんかなー。まこれも運命だろう、しかたねー。午後ぶらぶらしていると、M氏がなにやら持ってきたぞ。後ろからおどかすな、久しぶりにびっくりしたぜ。袋の中はポルテ、紗々、ピノだ。全部おれの好物だ。君の顔が神に見えた一瞬だったな。さっそくアイスたいらげてしまったぜぃ。君には大日本甘党連合会会長の座を与えよう。4賀、ぬた、O―村、Nっち、の各会員より早い出世だよ。俺は理事長に退くよ、ハッハッハッー。しばし雑談を交わした後、入院費を払いに行く。70507円。アララ、以外にやすいんじゃん。よかったがや。730頃本を読んでいると、見慣れた顔が目に入ってきてドキッとしたぞ。奥さんが来てくれたではないか。やはりオーナーはこないか。1万くれたよ。たしか川BEのときは5千円だったなー。少なくとも、5千円分はだいじだとおもわれてるのか。ありがとうございます、大事に使わせていただきますよー。後日さそっくバイクの修理代に消えることに。後少し、がんばれ自分。

 

11/23 火

 ついに退院できるぜ。うれしー。朝飯食べてさっさとけーろー。未練なんてみじんもかんじないぜ。900にでることに。病室のみなさんの武運長久を祈り一人病室をあとにする。

ナースセンターに誰もいなかったので、看護婦には一言も別れを言わずにでてきたぜ。かっこいいー。早くバイク取りに行こー。退院後早速GUST行っちまった。人間の決意ほど弱いものはないと感じた一瞬だったよ。ということで、約10日にわたるこの入院日記を終わりにしよう。