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Ayako's biography

周囲から美術の道へ行く事を勧められ、十二歳から一水会会員の画家のアトリエに通い、絵画の基礎を学んだ。
その後、女子美術大学附属高等学校、女子美術大学短期大学部へ進学。

美術の授業に全く馴染めない苦悩があったため、短大卒業後、作家に入門して研鑚を積む道を選択した。
そのきっかけとなったのは、スペインのフラメンコを描き一世を風靡した洋画壇の重鎮、二科会、斎藤三郎の絵画に出会った事であった。

2008年、横浜のギャルリーパリにて薔薇をモチーフにした油彩作品で初個展を開催。
その後、ヨーロッパ取材旅行を経て、「少女の横顔」をモチーフにした作品を発表し、その斬新な構図と色鮮やかな色彩は海外でも高い評価を得ている。
独自の画風の確立を目指す姿勢を貫いており、現在新しいシリーズとして「少女の肖像」を制作している。

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一歳で小児喘息を発症し、十二歳まで闘病生活を送った。
病弱で他の子供のように生活する事が出来ない苦しみから自身を救ったのは、絵を描くことであった。
二歳頃から白い紙を見つけると、その空間を絵で埋め尽くしていた。
絵を描く事が時間の全てであり、身体の弱い自分の存在を唯一肯定する手段、そして自身の描く絵の世界の中で生きる事によって苦しみを忘れ、自由と喜び、平和を得ていた。


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