ロンドンで出会った「ロシア」メモ

Russian Caravan

英国と言えば紅茶の国。紅茶は自分のためにもお土産にもぜひと思いとFortnum & Mason へ。レジを済ませところでカウンターに置かれていた小さなパンフに気付き、一部手にして店を出る。当日のミュージカルのチケットが半額で手に入るというHalf-PriceTicket Booth に友人と並びながら、そのパンフを眺めていると Russian Caravan という名が目に飛び込んできたのだった。なぜ、 Russian Caravan なる名前の紅茶が存在するのか。これは中国から陸路遥々モスクワまで運ばれたお茶の運搬の歴史と関係があるようだ。 Russian Caravan という名の紅茶は Whittard にもある。

マトリョーシカ

地下鉄のLiverpool St. 駅近くにある Old Spitalfields market の一角には、なぜかマトリョーシカばかりを並べて売っているお店があった。

ロシア料理

ユニークなテーブルマット
英国におけるロシア料理はいかがなものかと、Harrods の近くにあるロシア料理店に足を運び、ボルシチとピロシキ、そしてキエフ風カツレツを味わう。ボルシチはしっかりビーツも入りボリューム満点の一品。キエフ風カツレツも美味しく、おすすめの一軒。店内の基調色は「赤」。各テーブルにも「赤い」蝋燭が。時間の関係で聴くことはできなかったけれど、毎日、生演奏もあるらしい。

Anglo Russian Theatre --- Theatre is useless, but necessary. ---

ロシア料理店で見付けた少し怪し気な表紙のパンフレット。Anglo Russian Theatre による「Queen of Spades」(プーシキン)と「Lolita」(ナボコフ)の上演のお知らせ。この劇団のモットーは、Theatre is useless, but necessary. 。キャストはロシア人とイギリス人のミックス。上演言語は英語。(ロシア語で上演される日も4日あり。)料金は£8。時間があれば足を運んでみたかったと。

ロシア正教会

Londonの地下鉄DistrictラインのGunnersbury 駅近くに玉ねぎ型の青いドームを持つロシア正教会を見付ける。モスクワから約70km離れた街、Сергиев посадで以前見た Успенский собор の青いドーム(青地に金色の星の様なものがちりばめられている)と同じデザインのもの。でも、ドームは一つだけ。少し覗いてみたが人の気配はなく、詳細は何も分らないままである。