写真を発掘していたら 94 年の冬コミの写真をみつけたので、あまりのなつかしさにインチキパノラマを作成して遊んだ。
[ 十年前の冬コミ - また君か。@d.hatena より ]
1994 年の冬コミ一日目の写真だそーなので、正確には11年前だとおもいますが。いやー懐かしい光景だなぁー。
このときウチはサークルやりはじめた一年目。コミケのサークル参加二回目。5冊目のオフセット本を出した。同年夏コミの頃は、右も左もわからん自分とツレだけの地獄行脚だったのだが、その前後から中小の地元イベントをいくつもこなした結果、この頃には地元名古屋の同人友達が何人も出来てた。彼らからいろんなことを学んで、活動のありようとか、清濁さまざまなノウハウとか (w、いっぱしの同人屋としての体を身に付けつつあった頃。今みたくインターネットとか無い(のとほとんど同義の)頃だから、数多いとはいえない書籍からの情報をのぞけば、生きる術の多くは口伝により伝承されていた。その地元知り合い筋の数サークルの合計十数人とかで徒党を組んで、コミケをはじめ東京とか大阪の主立ったイベントへ車で行くようになったんだなぁ。もうなにもかもが楽しくてしょうがない日々だった。荷物満載の台車に非情に厳しい晴海会場内外のデコボコも、芸術的に積み上げられた空き缶の山も、組織購入な人々が連絡用に持つ巨大な携帯無線機も(コミケ会場で携帯電話がまともに機能するようになったのは 21 世紀に入ってからだw)、奇跡的に在庫の残っている駐車場はずれの穴場自販機も、何もかも懐かしい。あー年くった。
- ありみかさとみちんおやびんと楠見さんは作者急病のため以下略。(ぉ
[ 制作状況ブログ - もえじら組 :: 緊急アンケート より ]
すいませんすいません!! しかもバックレててすいません!!!
もちろん急病なんかのワケはなく、先月アタマにコレ用の休暇を一週間取ったはいいが、それまで本業がわりと過酷だった分、なんだかニート時代に戻ったような、永遠に遊びの時間が続くような気分が全開で漂ってしまって、休暇まるごと完全に遊びたおしてしまいました。やはりモチベーション上昇の助走期間を考えると休暇は二週間必要でした(えー)。その後も本業がそこそこ忙しいとはいえ、たかが 4 ページ、描こうと思えば描けたところを、結局のところ顔絵のラクガキひとつさえ描こうとしませんでした。気持ちの上でももはやヲタ絵描きではないとゆー事かもしれず。てゆーか完全なる堕落です。申し訳無いです。プロジェクト発足当初、エラソーにいろいろ講釈たれた日々もありましたが、まったくもってみっともない限りです。見限ってよいです、こんな奴。
[ 鷹澤遊戯場 経由 ]
従来の郵送による申込に加え、次回C70(2006年夏の申込)からサークルのオンライン申込を開始します。PC(Win/Mac)を通し、Web上からの申込手続きが可能になります。
[ コミックマーケット・オンライン申込サポートページ より ]
隔世の感。これまでの手書きの申込書を書く際の、あの独特の緊張感も捨てがたいものではあるが、住所氏名を合計 8 回も書かされるのはやはりナンセンスの極みだと言う他ない。
で、漏れは今後、申し込みすることはあるのだろうか。
ある小学校長は「日本人なら、はし。カレーでもスプーンは必要ない」と言い切り、今後もスプーンとの併用はしない考えだ。
[ 論争 はしでカレー 学校給食4割スプーン使わず より引用]
…ネタだよね
[ [ぴ] より ]
カレーごとき箸で喰えなくてどーするんだ、とか思った。というか箸で喰えないようなシャビシャビカレーのほうが罪だと思った。
ところで「シャビシャビ」って形容詞はよもや名古屋弁だったりするのだろうか。最上級形は「シャビンシャビン」なわけですが。
前使ってた第三世代 iPod 20GB と比較するに、フリーズする場面がひとケタ違うレベルで多い気がするんだがー。平均して 1 日あたり約 1.8 回くらいフリーズしてるきがするぞー。もう買った当初からってーか、買って最初に曲を再生しようとした時もイキナリ固まってたりしたんだけどね。
スリープ状態のまま半日とか放置した後に曲を再生するときとか。曲を再生しながらわりと高速にメニュー操作をしたり、曲をスキップしまくったりの時とかも。再生しようとした曲にジャケ画像データがついていると高確率でフリーズする感触。しかしせっかくキレイなカラー液晶画面なので、なるたけジャケ画像データを貼っておいて表示させたいんだよなー。
あと Photo 機能まわりは、フリーズではなくて強制リセットの地雷原な模様。写真のフォルダ(?)を選ぶとまずサムネール一覧が出るけれども、サムネールが入る予定の枠が出たままのイヤな間の後に強制リセットを食らう率高し。いきなり HDD の回転が落ちる音がして林檎マークの起動画面に戻るの。たとえそこをくぐり抜けたとしても、写真を順繰りとかで次々みてくと早晩またまた強制リセット。
どーなってますかー。なんか画像展開表示処理近辺にソフトウェア的バグありな手触りなんですが、そのうちの iPod Updatar で直ったりしますかー。もしくはぼくの iPod だけが特別不安定ってか、ハード的になんぞ半壊してるんだろかー。ぐぐっても「不安定」てな意見は 1 つ 2 つくらいしか見あたらない。でも同じの買ったらしい和田っち(誰)も不安定気味だと言ってたしなぁ。あーしかしここまでひどく無いんだろか。
とはいえ、調子よければ 1日中フリーズなしの日も快適サラサラウィスパーな日もあるんでさほど困ってないのではあるが。しかしそういう次の日は最初の操作で必ず固まるオチ。うぜえええええ。
「iPod 交換してきた」に続く。
ユーザスタイルシートは兔も角、CSS非對應のブラウザ(lynxとか)で見た時に見辛いサイトつて云々。
[ 闇黒日記(平成十七年十二月七日) より ]
やってみた。ウチの 2001 年式 QuickSilver G4 でも Front Row 発動しまくった!……ちょっと動作が重い気もするがー。もちろんリモコンとか無いからキーボード操作でございます。
導入はもちろん自己責任ですよ?
私は「ブログ」も閲覧しているが、「はてな」や「ココログ」等のウェブサービスでは、ユーザスタイルシートを使うと「段組みレイアウト」が崩れて、「コメント」「トラックバック」「最近の記事」「カレンダー」「おとなり日記」とかの部分を全てスクロールして読み飛ばさないと記事に辿りつく事が出来ない。「はてな」「ココログ」等のブログはユーザスタイルシートとの整合性が悪過ぎる。
[ ブログ普及委員会は滅べ - 無為徒食日記 より ]
ユーザスタイルシートは、自らの望んだ世界を実現するための「(カスケーディング順位的に)最強のスタイルシート」。そのユーザスタイルの適用によって「とあるサイト」の表示が崩れるんであれば、それはそれでユーザスタイル作者・使用者の「望んだ世界」なのではないのかしらん?とか思う。
つまり、「とあるサイト」の崩れた表示なぞ「望んだ世界」なんかじゃない!とか言うんであれば、少しでもその「望んだ世界」に近づくように、粛々とユーザスタイルを鍛えればよいでわ、とか思う。もしくはそれをより可能たらしめるブラウザに乗り換えるとか。
HTML マークアッピングについては、 class
/ id
属性の付けどころや、コンテクストブロックの包含位置・範囲などなどまでも含め、論理的かつ周到に組まれたものであればあるほど、「望んだ世界」までの距離が縮まりやすい。これは言わずもがなですけど。なかなか難しいですよ?自称ストリクターでも、本当のところで論理的で整合性にあふれた HTML というのはなかなか組めてないもんですよ。文法レベルのこまい話なんかじゃなくって、コンテクスト構造的なところまで。コンテクスト構造が暗黙的だったり、アヤフヤにしか存在しないサイトに対するユーザスタイル記述ほど、難儀なもんは無い。
さらにいうと、時々、「サイト側 CSS はユーザスタイルによる効果をも考慮したものでなければならない」とか言い出す人がいて超絶おったまげる。さすがにそりゃ物理的にムリだっちゅーの。相手はとにかく最強無敵の存在。とんでもなくヘボいユーザスタイルのせいで崩れたとしても、そんな事は知った事ではないちゅーのというか、神にも等しいユーザスタイルを前にサイト制作者は無力極まるちゅーの。
世の中にブログなんて無かった大昔。 2ch が出来るよりも昔。テキストサイトの流行よりも昔。日本のネット上の Mac コミュニティには「個人運営 Mac 系ニュースサイト」というものが花盛りでした。毎日数回更新、本当に Mac 系のネタしか扱わないの。
当時のそれ系サイトは、日付あるいは見出しらしきセンテンスを dt
で、本文を dd
でマークアップする形のサイトが多くあった。もちろん文書構造上の dl
の意味なんて知らずのままが大半。 dt
+ dd
の群れを dl
で括らないどころか、 dt
に相当する部分を dt
で括りさえしない事も。任意行の先頭に <dd>
と書きさえすれば、ブラウザスタイルシートにより左マージンが発生するという、その効果のみを欲していた。
とかとか、そんな懐かしき日々を思い出した。
「定義リストは「見出し+本文」構造の代用たり得るか」に関して。
闇黒日記の定義リストは見出しや段落の代用ではない。リストだからリストにしてゐる。それだけの話だ。
さとみちんはなぜ
代用だと思つてしまつたのだらう。不思議でならない。
[ 闇黒日記平成十七年十二月四日 より ]
例示していただいた「ふりがな論覺書(リスト形式でマーク附け)」については、ネストまくりの巨大なリスト構造と看做するのは妥当と感じるですが、闇黒日記の場合は、客観的に見て「見出し+本文」であっても妥当と思えるのですよ。まぁ、たとえば今日書いた分の見出しがすべて「平成十七年十二月四日」とかになって微妙とかの件は、気にしない事として。
そういえば数年前までの闇黒日記は「見出し+本文」の体裁でマークアップされてた事を今思い出しました。(バックナンバ漁ってみたら平成15年2月8日頃までの模様) その頃の心境の変化(?)もどこかの折で語られ済みの記憶があるのだけれど、ちょっと見つからない。
dl
要素には、「定義語とその記述の対からなるリスト」という本来の用法に加えて、応用として、例えば対話のマーク付けがある。DT要素が話者を示し、DD要素が話の内容を示す
等が HTML4.01 仕様に示されています。この応用例から、「インラインとブロックレベルの対からなる組構造を記述するのに用いるも可」と解釈する流派があります。ぼくもその派にいちおう属してる気配があります。
「インラインとブロックレベルの対からなる組構造」というのは、「見出し」と「それに従属する本文部分」の構造も大差無いんじゃないのか、という気配が漂い始める。すなわち、 h1
〜 h6
の構造は、形式的なことだけ考えれば、そのまま dl
の入れ子構造へ引き写すことが可能、その逆も可能、そう思える。同レベルの見出し(とそれに従属する部分)同士の間には、マークアップ概念的に(記述順の他に)順序を明示するものは無く、それは dl
も同様で。
これは h1
〜 h6
のすべてを入れ子の dl
に変えちゃう?とかの極端な話だけじゃなく。たとえば h1
, h2
, h3
と順当に見出しレベルが下がってきて、その h3
が支配下に置く論理的領域の大きさもだんだんと小さくなってきたあたりで出現した dl
構造は、 h4
以下の構造に変えてしまえる、またはその逆をしてしまえるように思える事が往々に。さてこの両者を分けるのは実際のところどこなのか。やはりそもそもの「インラインとブロックレベルの対からなる組構造を記述するのに用いるも可」なる前提がユルすぎておかしいのではなかろか、のじたんはどのような判断を元にこの大胆な dl
構造を採用しているのかいな、と。そう思ったのですよ。
リストだからリストにしてゐる。それだけの話だ。
書いた本人がそうなのだといえばそれで終了。要は自身の判断に自信を持てと。
野嵜に
代用なる意圖はない。さとみちんであつても野嵜の意圖を勝手に決定する事は許されない。
意圖を勝手に決定
したように読めてすいません。上記のような話を面倒がって端折って「代用」とかヌカしてみました。
ところで引用の際に dd
を p
に変えております。ご了承ください。
上級者の場合。
- そもそもFirefox 1.5リリースビルドは使わず、mozilla1.8ブランチのNightly Build方を使ってる。(ぉぃ)
- プロファイルの使い分けは常識。異なるバージョンを同居させる時は、事前の情報収集を怠らない。
- MR Tech Local Install(またはNightly Tester Tools)で互換性の問題は気にならない。または、自分でinstall.rdfを書き換えてしまう。
- 問題が起こっても自分でハックできる。XML+JavaScript+CSSだからコンパイルいらずで楽チン。
笑われるかもしれんけど、漏れは自分のことを、コンピタのコンシューマユーザとして、つまり他人の作ったものを専ら消費するだけ・利用するだけの側の者として、中級〜上級スキルの消費者・利用者だと思っている。やろうと思えば上記のような事はだいたい出来なく無いハズ、今すぐには出来ない事もググル様にお伺いをたてれば分からない事は無いハズ、そう思っている。(思っているだけかもしれん。実際にはしないから(w
たかがいち Web ブラウザごときのために、いやそもそも、ハードウェアや OS やアプリケーション一般に対する
要するに、 Firefox はそれを使うために学習しなければならん事が多すぎる。 Opera もしかり。そして双方、「ユザはみな自身を使いこなすために努力を払ってくれるはずだ」という甘えが、アプリケーション実装のあらゆる部位から漂ってくる。これでは、漏れみたいなグータラ中級ユザに対しても訴求力が無いばかりか、本来目指してきたはずの平均的 IE ユーザの獲得という目的なんて、夢また夢ですよ。
見出しはh1〜h6で、段落はpで括れば良い。それだけの事だ。恐ろしく簡單な事だ。
[ 闇黒日記(平成十七年十二月三日) より ]
なのに、なぜ闇黒日記は、その h1
〜 h6
と p
を使はず、 dt
と dd
で代用してしまつて
マークアップしているのだらう。
「定義リストは「見出し+本文」構造と相似たり得るか」につづく。