「ななか6/17」が、例の「姫ちゃん」「チャチャ」「りりか」「こどちゃ」「だぁだぁだぁ」ラインのスタッフの手によるもので興味バリブリでも、昔から魔法少女モノには目が無くて「魔法遣いに大切なこと」は外せないと叫んでも、こっちじゃ放映されてないわけで。「ガンダムSEED」のフレイの売女っぷりに Web の世間が大騒ぎでも、こっちじゃ一週間遅れの放映なわけで。楽しそうに感想ノベあってる様をよそに、じっと我が手を見るなわけで。
ぼくが同人を始めた 9 年前は、まだ本来の意味での「サークル」や、そういう形態から生み出される「総合誌」もたくさん残っていたが。あ、ここで語るのはパロ系創作系ひっくるめたマンガ・イラストお絵描き系同人のハナシ。他は知らないというか、感知しない。
先生! 一人で活動すれば今より評価を得られると思いこんでる厨がここにいます!
[ Latest topics より ]
まぁ、この日記とか、去年の夏コミの時とか、メールとかで、 Piro さんには折に触れ「個人で活動してみたらどーよ」と言ってきたワケでありますがー。
やっぱあれ。ひとつの作品を一冊の本 というカタチで(CG 集な CD でも概念は同じ)提示するのでありまして。ひとりで全部描いてるばあいは、自サークルの想定読者イコール「自分の作品や作風や絵柄が好きであろう人」に違いないので単純なれど、複数人が描いてるモノの場合は、その全員(の作風や絵柄えとせとら)が想定読者に対して同じだけアピールするものが理想だろけど、しかしそりゃかなり難しい話だからなぁー、と。
だれか一人だけ飛び抜けて上手いとか人気があるとかだと、描き手の側も受け手の側もなかなかにキツいわけで。でもって、やっぱり人脈には限りがあるわけで、想定読者に等しくアピールするであろう、技術レベルが程近くて芸風も酷似した描き手なんてモンは、そうそう揃うモンじゃないというか、むしろそれは奇跡なわけで。
そういう一切合切がめんどくさいから、複数人サークルよりも個人サークル、複数で描くより一人で全部つくってしまえ、と。どんなのを作るかの決定も自分の好きにできるし、作品の不出来や売れ行きの不振や不人気をかぶるのも自分ひとり。ラクチンでよいです。それゆえにだいぶ前から個人サークルが主流形態になっちゃってるワケなのだけど。
活動の形式上は個人サークルであるとしても、ゲストの描き手を呼ぶことはよくある。しかし、「一冊の本」という「作品」トータルの完成度アップや対想定読者アピールの質の観点ではなく、義理人情や付き合い等で描き手を呼んでるケースが多いですやね。でもこれは、メインの描き手の人付き合いという、受け手からしたらどうでもいいものが重視されていて、つまり、受け手の側を見ていない感じがして、製作者としてのアティチュード的にどうかと思う次第で。
そんなわけで、XSLT の本を買ってきましたよ。ちょっとずつでもいいからお勉強するです。(略)それにしても、どうして技術書ってこんなに高いですか。しくしく。
[ らぶらぶだいあり より ]
いやーぼくも XSLT の解説書\を買ってみたですよ。 Web 上の解説文書でも事足りそうな気もしたけど、やっぱコンピタで大量の技術文書を読むのは疲れる(のは旧世代人臭いですよアリミカサン)し、あちこちに情報が分散してるのも扱いづらい。やはり本の一覧性が恋しくなりまして。
ところが買ってみた本の著者、 HTML さえマトモに書けないんですよ。彼いわく、 HTML の
んだそーですよ。整形式であることがキモであるトコロの XML 関連ギジュツの解説をしようって本がそれじゃぁ、とたんに読む気が失せましたよ。ええ。でもってお約束、 VBScript だの MSXML 独自拡張だの WSH だのとの連携ネタとか、 MS べったり系の説明だけは異様に懇切丁寧。もちろん標準仕様とごたまぜな扱い。そして <UL>
や <OL>
や <LI>
は終了タグを持たない<xsl:if>
の説明というか条件分岐とわなんぞやの説明とか、そういうプログラミング的概念説明をしようとすると、なぜか真っ先に MS Excel のマクロ文法を例示に出してくるという、異常な構造のアタマをしてるし。なにこの人。
そふぃあさんがそりゃアカンだろと指摘してるよーに、この本もやっぱり XPath 記法をいきなり省略記法で教えてる(完全記法の紹介はずーっと後にチラリと触ってオシマイ)。でもって <xsl:apply-templates>
は、さんざ <xsl:for-each>
を使い倒したかなり後にヤットコお出ましという案配。基本をないがしろにしたまま実利だけ追求する解説本がダメな本であるのは、 HTML の解説書の例を見るまでもないというか。何というか。
いや、急いでるからってロクに吟味もせずに 3200 円もの大金をみすみすドブに捨てた、ぼくのアホさかげんがいちばんヤバいのですけど。ちうか、大須でいちばん技術書の揃ってる例の本屋でも、 XSLT の本って 3 種類しか無かったんですがー。とりあえずオススメはどのあたりなのだろう…。
本来は小じゃれた和食創作料理居酒屋だったはずが、巫女さんが給仕をしてくれるの一点により、数多くのヲタをも吸引してきた、名古屋は大須にある月天。
今月いっぱいで今の形の店を閉める。もちろん巫女さんもいなくなる
との消息筋の情報をキャッチし、共に事ある毎にこの店へ行っていた同人知り合いたちで急遽、たぶん最後の月天詣でに赴いた。
席に着くと最初に出される御神酒(梅酒)、そして例の口上─当店ではお客様が神様です。なんなりとお申し付けください
─も、すでにやらなくなった
との事。でもって、メニューの品数も激減してたりした。うわぁ。すでに閉店に向けたあらゆる絞り込が実行されているらすぃ。
さらに、出される料理のアイデアや種類や質も年々低下してきてた事実はあるにしろ、それにしても今回はイマイチの品が多かった。「ニンニク殿下」が焼きすぎで中身が溶け始めてるのにはまいった。良き日の月天を惜しむことの無いように、との粋な計らいですかひょっとして(←言い過ぎ)。いや、旨い品は相変わらず旨かったのだけど、こちとら昨日今日の月天客じゃありませんゆえ。
一緒にいった女子によると、女子トイレに張り紙がしてあったそうな。 2月で店を閉め、以後、健康食をテーマとした店で、新装オープンします。
云々。そんな張り紙は男子トイレにはありませんでしたが。ともかく、我ら一同は、惜別と残念さの入り交じったフクザツな思いをしながら、店を後にしたのでした。
そして、閉店の旨がお店の Web パゲにも明記されてる事を今確認。さらば月天…。
定番ランチャ DragThing に置いてあるブラウザ各種。 ChimeraKnight は Chimera の夜間ビルドを自動的に取ってくる必携ツール。 CocoMonar は 2ch ブラウザ。おまけ(笑)
マクの Web ブラウザは必ずどこかに耐え難い欠点を抱えてる。OSX ネイティブ物だけ挙げるけど、 Chimera は安定性とフォームの日本語入力。 Mozilla/Phoenix と Opera6 はパフォーマンスと GUI ユーザエクスペリエンス方面。IE5 もパフォーマンスと時代遅れになってきた Web 標準仕様実装度。 Safari は PublicBeta の割にアルファ版的な品質と、このご時世に非タブブラウザな事と、高い仕様実装度と裏腹の派手なハズレ具合。 iCab や OmniWeb は完全に時代遅れな仕様実装度。
OSX ブラウザ業界の現状は、種類ばっかり豊富でも困ってしまうって実例やも。うーん。 Chimera と Safari が、互いの不足を埋め合うような合体をしてくれれば文句無しというか、全プラットフォームを俯瞰しても最強のスバラシイ物になると思うのだけど…。ナニゴトもそううまくはいかんですね。
XSLT のおべんきょを開始。まずは、まだ準備してない 2003 年分のにっき見出し一覧ページの出力を、去年までの Perl 式をヤメて XSLT でやってみるのを最初の目標にしよーかと。
それにあたって、まず何はさておき XSLT プロセッサが OSX 上に必要なわけで。それと、処理をいかに自動化するかのストラテジーと。 XSLT に限らない話だけど、元ファイルになんらかの変換をかけて公開用ページを生成するという作業フローを採用するばあい、多くは省力化を考慮しての事なのに、そのために一段階増えた「変換」ステップ自体がメンドクサイ作業になっちゃ意味がないしー。
OSX 上で使える XSLT プロセッサをいくつか検討してみた。
The Apache XML Project が配布してるモノ。 Java プログラム。 Java なんで起動にちょっち時間がかかるのが難なのと、コマンドラインで実行しなきゃいけないのがめんどっちー。ただ UTF-8 以外の日本語を
も
ちゃんと扱えるっぽいのがイイ。
準備や使い方は「XalanによるXSLT変換」を参考にしました。左記ページではアーカイブを展開したものを /usr/local/javad 下に置いてるけど、OSX 的にどこに置くべきか考えて、とりあえず /Library/Java の下にしてみた。紹介されてる、起動を簡便にするシェルスクリプトもそれに合わせて書き換えて準備完了。
The Apache XML Project の Xalan-C XSLT プロセッサと Xerces XML パーザを内蔵した AppleScript OSAX。 AppleScript で XSLT が使えるナイスアイテム。元 XML を AppleScript アプレットへドラドロすれば即 XSLT で変換されたファイルが出てくるようにできるハズ。マクはこーじゃなきゃ。
そのほかにも、GUI レベルとコマンドラインレベルの作業をごたまぜに処理する手続きの自動化は、OSX の AppleScript が得た強力な武器である事もありまして。
The XML C library for Gnome で配布されてるモノ。libxslt に含まれてる xsltproc 目当て。「libXML2とlibXSLTのインストール」を参考に、最新のソースをとってきて make してみたのだけど、 libxml2 の make が途中で止まっちゃう。
ネット検索してみたら、いろいろと OSX 向けの修正方法がでてきたのだけど、取ってきた最新ソースはその修正がすでに入っているっぽかった。そこから先をなんとかするスキルは無いのでお手上げ。あーあ。
上の libxml2 と libxslt を OSX 専用にビルドして Framework 化したバイナリ配布版。これも libxslt に含まれてる xsltproc 目当て。指示通り Framework を所定位置に置けば、すぐに xsltproc を動かせた。ラクチンでいいやねー。ただしこれも当然コマンドライン。でもって UTF-8 以外の日本語は扱えない。
「libXML2とlibXSLTのインストール」によれば、 iconv が入ってる状態で libxml2 をコンパイルすれば SJIS とかも扱えるようになるらしーのだけど、このバイナリはそうなってないという事ですか。ウチの OSX には何のためだったか忘れたけど iconv を入れてあるので、ソースからコンパイルできればバッチリなのだがー…。
とりあえず XSLT はちっとも慣れてないので、部分的な変換テンプレートをこまごまと xsltproc にかけてターミナルへの標準出力を確認しながら xsl の書き方を覚え中。ゆくゆくは、変換→生成ファイルのアップロードという手続き全体を、 Xalan-Java を利用するシェルスクリプトとするか、XSLT Tools Scripting Addition を利用した AppleScript アプレットでダブルクリック一発方式にしようかな、と。
冬コミの一般参加者が少なかった気がするの件は、たしかにあちこちで聞きますやね。一般列の超高速入場テクノロジーがまた進化したんかなーとか思ってたのだけど。それだけでもない?
たかが 200円 の本をオークションで 2500 円とかで売りさばいて歩く同人ゴロも、もちろん気に入りませんが。ていうかそんな大枚はたいて買ってみたらコピーの即席原稿本だった…ってなオチに、本来(手に取って中身を吟味した上で買うかどうか決められる即売会イベントで)ならあり得なかった金銭的損失感を与えそうで、それもいや。…ってのはさておき。
娘娘のなら今回もコピー誌だからオークション以外の入手は無理でしょう。 コピー本をまとめてオフセで出せばいいのに…。
[ だぁ!だぁ!だぁ!のエロ画像キボンヌ part2 >>53 より ]
もちろんそういう案はあるにはあるのデス。けど、出すならこないだの冬コミが出すべき時期だったという…。
次のイベント参加はたぶん夏コミなのですが、相変わらず資金がどーにも無さげなのと、その頃にはすでにシーズンを過ぎまくってる「だだだ」本の需要やいかに、とかいろいろ。 500 部以上作らないと製作費用的にオフセットにする意味がなくなるし、再録本であること・「だだだ本」であること・あるいは今の自分に対して、その発行部数に見合う需要があるかを考えると、なんだかビミョーな気分が漂ってきますー…。
なんかここんとこ金の話ばかりでイヤンな感じなんですがー、同人サークルをやってく上でどーしても経営者感覚は求められるモノでして。ただ漠然とやるジャンル(パロディならその元ネタ)を決めて漠然と絵を描いて漠然と発行部数決めて漠然と参加するイベントと回数を選んで漠然と売ってりゃいいわけじゃないゆえに。
きらいなんですよ。単にスキキライの問題として。モノトーンよりはカラフルなのが好きなので。金属な窓に Aqua な水色ボタンやスクロールバーっていうチグハグさも気に入らないし。
ちうか、みずみずしさを演出してるはずの Aqua で金属板ウィンドウは違和感あるっすよやっぱ。いやならメタルアピアランスを Metallifizer で解除すればいいっつーのは分かるけど、アプリ個別にメタルだったりそうじゃなかったりするのが気に入らんとゆーか、すなおに(棺桶 OS までで打ち捨てられた)アピアランステーマにすればいいじゃんか、という。
Safari 関連の興味深い文書の日本語訳。 2ch 新マク板・ものすごい勢いで翻訳するスレ発。はいよー氏に感謝。
綿密に連携してヤってくれそうなのがイイカンジ。それはそれとして、「使うだけ」のマクユザが膨大に送ってくる KHTML 関係のバグフィードバック(その多くは標準仕様云々よりも「 WinIE/MacIE と違う」云々等の純粋消費者ニーズ系のモノが多いかと)に、どうしても開発者系な人の多い KDE 方面の人が面食う場面があったりするんだろな。おもしろっ。
Chimera や Phoenix の開発メンバーかつ Safari の開発メンバーでもある、ぼくらの Dave Hyatt たんの Weblog の訳。
UA 自称名の (like Gecko) について触れてる。スクリプト方面に関してはまぁ、 Gecko 並みによしなに動いて DOM も Level2 のいくつかを実装してくれてれば、 Gecko を名乗って構わないけど…どうなんだろ。ちゃんと検証したわけじゃないけど、ちょっと触った感触だけでもだいぶ不足がある気がするわけでー…。
それに Dave Hyatt たんは自身でも言ってるけど標準仕様推進者なわけで、そういうあたりのスピリッツが、単にアポーの宣伝文句のネタに使われて終わりとかでなく、実際的に Safari や KHTML の実装状況改善へ繋がればウレスィなぁ。
(でも Weblog の HTML は典型的 div/span 厨だったりする。わらい。)
お正月特別企画・ Z ガンダム全 50 話一気視聴プロジェクト終了。疲労。やっぱり何度見ても、ニュータイプがほとんどエスパーになっちゃってたりして興ざめとか、お話自体がいかにもやけくそ気味になった終盤がナニだなぁとか、やぱし結末の後味の悪さも相変わらず最強だなぁとか。
なんでそーなったかはトミノ氏が以前 NHK で Z の製作はイヤでイヤでしょうがなかった
云々と語った事もありーの、今ならさもありなんと思えるけども、当時は「これこそリアルロボットアニメにふさわしい結末」とかアニヲタの大きなお友達(当時)からもてはやさてたりもした。
ぼくは当時も、 Z ガンダムより同時期に放映されてたレイズナーのほうが圧倒的に好きでしたー。でもレイズナーは残り 1 クール分を残してあえなく打ち切りだったとさ。しかもニャゴヤ地方では放映後半、早朝 5 時だかの辺境時間帯に左遷されてたとさ。観るのたいへんだったよ。ビデオデッキなぞまだ無かったもんで。