3月4日、伊奈丸山サッカー場においてCSC春季交流サッカー大会が開催されました。
チーム構成
T.F.C. U-10 T.F.C. U-9
4年 3年 2年
門馬 克生 千葉 大雅 安村 謙佑 高山 颯太 西尾 湧大
古川 拓人 (成田 隼) 小島 駿介 鹿島 楓斗 浅見 駿介
西澤 大志 (中道 麗心) 沼口 颯恭 長岡陽太郎 守富 壮
濱田 蒼唯 (朝倉 圭祐) 矢作 悠人 山下瑠之介
伊藤 龍成 鈴木 悠太
塚田 翔吾 山本 遥斗
藤村 直樹 木場 藤吾
中谷 晃生 阿部 航汰
谷岡 伶哉
試合結果
U-10 予選B組(8人制、15分ハーフ)
T.F.C. ー 普門院
7 ー 0 中道麗心 4 朝倉圭祐 2 西澤大志 1
T.F.C. ー 玉川・都幾川
22 ー 0 藤村直樹 5 朝倉圭祐 5 中道麗心 3 門馬克生 2 古川拓人 2
西澤大志 2 濱田蒼唯 2 伊藤龍成 1
T.F.C. ー アレグリB
11 ー 0 濱田蒼唯 5 藤村直樹 2 西澤大志 1 伊藤龍成 1 千葉大雅 1
矢作悠人 1
準決勝
T.F.C. ー 大宮北SC
6 ー 0 矢作悠人 2 西澤大志 1 中谷晃生 1 千葉大雅 1 小島駿介 1
決勝戦
T.F.C. ー アレグリA
0 ー 4
U-9 (8人制、13分ハーフ)
T.F.C._A ー 大宮北SC
3 ー 0 矢作悠人 2 谷岡伶哉 1
T.F.C._A ー みはし
10 ー 0 谷岡伶哉 5 矢作悠人 4 鹿島楓斗 1
T.F.C._A ー T.F.C._B
11 ー 1 小島駿介 3 谷岡伶哉 3 矢作悠人 2 鹿島楓斗 1 OG 2
T.F.C._A ー 上尾SC
21 ー 1 谷岡伶哉 9 矢作悠人 3 小島駿介 2 沼口颯恭 2 鈴木悠太 2
安村謙佑 1 鹿島楓斗 1 OG 1
T.F.C._B ー 上尾SC
10 ー 0 西尾湧大 3 高山颯太 2 長岡陽太郎 2 木場藤吾 1
浅見駿介 1 OG 1
T.F.C._B ー T.F.C._A
1 ー 11 高山颯太 1
T.F.C._B ー みはし
2 ー 2 高山颯太 1 西尾湧大 1
T.F.C._B ー 大宮北SC
3 ー 8 山本遥斗 1 高山颯太 1 山下瑠之介 1
総 評
FCアレグリのみなさん、優勝おめでとうございます。
決勝戦では個々の選手の逞しさ、勢いを感じました。今後とも交流の程、お願いいたします。
また3年生Aチーム、優勝おめでとうございます。
4年生の決勝は、お互いによく知っているチーム同士の対戦になりました。
選手一人ひとりのスピード、動きの質、身体能力では、うちの選手は全く歯が立ちません。それでもゲームでは互角の試合が出来ていました。しかし、今回は完敗です。
今までゲームを優位に進めることが出来た要因が、今回は見当たりませんでした。
その要因が何だったのかは、選手のみなさんが考えてください。この事は決勝戦の時間だけではなく、ここしばらくの取り組み全てに当てはまるものであることは、会場でお伝えした通りです。
「決勝でアレグリと当たり、負ける。。」コーチが宣言していたシナリオ通りの結果になりましたね。
紅白戦では、3年生相手にボロ負けする光景も目にしています。どう考えたって「サッカー」のアドバンテージは、4年生の方が絶対的にあると思うのですが。。
決勝戦は8人中3人、3年生を使う事になりました。決勝を闘える選手が4年生にはいないと判断したからです。
現在3年生、2年生が急激に伸びて来ています。4年生も先輩としての意地を見せてください。
サッカー選手 = サッカー技術 ×( アスリート能力 + 人間性 )
チャレンジ選手は( )内の項目を追求する集団です。
今回の対戦では、その( )内の部分で完敗したように感じました。走る、ぶつかる、闘う、ハードワーク、球際の執念、ボールを奪う、ゴールを奪う、ゴールを守る、ゲームに勝つ。。全てで負けです。
大会参加メンバーで、チャレンジ選手入れ替え候補にリストアップされた選手も大勢いることでしょう。その理由は( )内のレベル・意識・取り組みが低い選手、または改善の兆しのない選手、結果の出せない選手のいずれかに該当する場合でした。
要するに恵まれた環境に身を置きながら、それに甘んじて満足しているだけならば、他の選手にチャンスを譲れということです。
適正人数の枠や様々な基準もありますので、誰でもが同じトレーニングを受けられるわけではありませんが、出来ればいろいろな選手にその機会を提供したいと思っています。ですので( )内に真摯に向き合うつもりがないと感じられる選手は、入れ替えリストに載せておきます。
勘違いしている選手がいるといけないので、はっきりさせておきますが、サッカーが上手いだけではチャレンジ選手の資格は与えられません。( )内を仲間と一緒に切磋琢磨出来る選手がチャレンジ選手です。また、それが可能と判断した場合、現在の技量は問わないことも付け加えておきます。ですので、技量に拘らず( )内が疎かな選手はチャレンジ選手の資格を失う事もあるという事です。
また前回の練習会で、テストに合格しなければ落とされるというようなことを言っていた選手がいましたが、全くそんなことはありません。練習会でのポイントは「選手一人ひとりの傾向性」を再確認することです。
与えられた課題で、どのくらいの成果が出せるかを行い、コーチの基準を10としてそれを上回るのか下回るのかをいくつか試します。12、13の結果を出す選手のアドバンテージはどこにあるのか。。5、6しか出せない選手の課題はどこにあるのか。。
そんなことを何回か繰り返していくと、選手個々の身体的、能力的、性格的、思考的、習慣的な特徴が表れます。それら選手の特徴をクローズアップし、個性を伸ばす、改善するのが目的です。課題が出来る出来ないは、それほど重要視していません。ですので練習会には楽しく参加してください。
今現在の4年生チームの傾向としては、全く「勢い」が感じられません。
( )内の取り組みに勢いが出ると、チーム全体が「輝く」「躍動する」「存在感が出る」ようになってくると思います。2年生、3年生にはそれがあります。
先ほどの「選手個々の特徴」が把握できても、それだけでは何の役にも立ちません。それを活かすためには「大きなエネルギー・ガソリン」が選手、コーチともに必要だと思います。
結論的にはこの「バイタリティ」の大きさが、選手の質を決める最大の要因だと思われて仕方ありません。
4年生は今、この部分をフォーカスされていると思ってください。どうしてこの子はいつもガソリン満タンなんだろうと思う選手もいれば、ガス欠を絶えず心配しながら見ている選手もいます。
今回は「おいおい4年生、ガス欠寸前だけど大丈夫かぁ〜。。」のメッセージです。
ゲームでの修正点は、心配しなくても大丈夫です。そんな小手先の修正なんかしなくても、チャレンジ選手の基本中の基本「バイタリティ満タン」があれば、問題ありません。
コーチが今、4年生に求めているものは「もっと上手く」ではありません。やりたい事をやり抜くゲーム、相手にやらせないゲームです。もっと自分を表現することに貪欲になってもいいと思います。
最近は、試合に招集しても参加しない選手が多いです。自由参加ですので参加しなくても結構ですが、そういう選手に限って「チームの一員」としての自覚のある行動がとれません。
ただサッカーを「習いに」来ているというだけでは、もったいないと思います。チームの一員としてプレーする事の大切さは、周りの選手たちが証明してくれていると思います。
この日は、招集していないのに試合に参加した選手が2人いました。(事前連絡はありましたが。)
2試合行った後、彼らは途中で帰りました。これだけでは、ただの我侭な選手に見えるかもしれません。しかしその晩、その選手から優勝したかどうか確認の連絡がありました。自分が出ていないのに、チームの事を気にかける選手なんだと改めて思いました。
サッカー、チーム、仲間を大切に出来る選手と、自分の都合で遊んでいるだけの選手では、人間としてのベースがあまりにも違います。そういったものが試合でははっきりと出ます。実戦で良いパフォーマンスを望むのであれば、そうしたベースや( )内の部分を日頃からしっかり鍛える必要があると思います。
そんな選手がチーム内にいるゲームといないゲームでは、内容も結果も異なります。なにより安定感が違います。
特に厳しい内容のゲームでは、どれだけそういう選手がいるかが全てです。仲間、チーム、そして何より自分のために闘える選手に全選手がなってください。
4年生、3年生のみなさん、期待しています。