12月11日、大宮北小学校において大宮北SC交流戦が開催されました。
チーム構成
T.F.C. U-10
4年 3年
門馬 克生 千葉 大雅 安村 謙佑
古川 拓人 鈴木 崇矢
西澤 大志 弓削田洸樹
伊藤 龍成 奥 公誠
塚田 翔吾 相馬 ゆい
藤村 直樹
渡辺 優矢
中谷 晃生
総 評
先日、3年生以下の選手には、自分のボールに名前を付けるように提案しましたが、もう名前は決まりましたか。
「コウジ、オサム、スター、ブルー、アディ。。。」いろいろな名前が出ましたが、以外と地味な名前が多くて驚きました。メッシとかクリスティアーノといった選手やチーム関係の名前は一切出てきませんでしたね。。
早速名前をみんなに披露する選手もいれば、全く無反応な選手まで、いろいろな対応が見受けられました。
コーチに手紙を書きなさいと言われて提出する選手、しない選手、またその内容も実に様々です。
久しぶりにコーチへの手紙を命じられた選手がいましたので、ここで紹介します。(上写真)
この選手の活躍をコーチは大いに期待していたのですが、チーム内では日に日に存在感が薄くなってしまい、輝きがなくなってしまっていることを残念に思っていました。おそらく選手本人もそう感じていたとは思いますが、だからといって何かアクションを起こすわけでもなく、時間だけがただ過ぎ去っていく状態でした。
こうなってしまうと、普通の人間なら余程大きな「出来事」がないと、なかなかその状況から抜け出せなくなってしまいます。
このような選手に対するアドバイスは2つ、自分を変える「きっかけ」を感じること、またそこで「どんな決意」が出来るかが大事であること。。
上の手紙からは、その2つのポイントが感じられます。
みなさんの未来は、今、この瞬間の決意次第でどうにでも変えられるものだとコーチは思います。
「よし、やるぞ」という小さな決意を毎日、毎時間、毎分ごとに行える選手になって欲しいです。それを行うための「きっかけ」を自分で見つけられる選手になって欲しいです。タルタルーガの選手はそのような習慣を身につける訓練をしているはずです。
この決意の回数が減り、きっかけを見失ってしまうと「惰性」の時間が生まれてしまいます。当然他の選手たちよりも「輝き」「存在感」が薄れてきます。サッカーの実力、才能があっても、この罠にはまる選手は大勢います。
このような人間的な強さ、弱さが実戦でのパフォーマンスや結果、選手の将来に直結するのではないでしょうか。
日頃からチームと呼吸を合わせること、我流にならないことを求めていますが、この部分が弱い選手は「惰性の罠」に陥りやすい傾向にあります。
コーチにとって「ステーキ」は大の御馳走です。。普段、あまり食べれません。
でも一週間、三食「ステーキ」が出されたら、さすがにコーチも最初の頃の感動はなくなってしまうと思います。みなさんはどうですか。。
では食べ物ではなく、サッカーではどうでしょう。毎日のようにサッカーが出来るのが当たり前、試合に行けば出れるのは当たり前。。このような「日常」に「慣れて」しまうことは、むしろ自然なことなのかも知れません。
コーチは毎日グランドに立ってますが、コーチの出した「料理」を毎回「新鮮な感覚」で美味しそうに食べてくれる選手が2人います。麗心くんと涼介くんです。(またか。。)
この2人はどんな料理を出しても一番美味しそうに、一番たくさん食べてくれます。この2人、サッカーで天才だと感じる事は年に数回あるかないかですが、人生を楽しむことに関しては大天才だといつも感じます。(笑)
目の前にある「食べ物」を「美味しく食べる」センス、能力。。。いったいどこからそんな貪欲さが湧いてくるのか不思議で仕方ありません。
りょうすけ 「いやー、今日も食ったなー。。もう腹一杯だよ。。」
「あっ、おにぎり1個発見。オレが見つけたんだぞー。オレのだからな。。」
らいしん 「オレもオレも。。」
りょうすけ 「ふざけんなよ、らいしん。。触るんじゃねーよ。。」
「おまえ、さんざん食っただろ。。」
「分かったよ、うるせーな。。ほら、半分やるよ。。」
「なんだよ、でかい方がオレのに決まってるだろ。。」
なおき 「えーっ、まだ食べるのー。。」
かつき 「オエーッ。。」
けいすけ 「ばっかじゃねーの。。」
りょうすけ 「コーチ、このおにぎり、最高にうまいっす。。。」