9月19日、神根グランドにおいてアレグリカップ4年生(5年生飛び級)大会が開催されました。
チーム構成
T.F.C. U-10
4年 3年
門馬 克生 千葉 大雅 安村 謙佑
古川 拓人 中道 麗心 矢作 悠人
朝倉 圭祐
西澤 大志
濱田 蒼唯
塚田 翔吾
藤村 直樹
試合結果
予選D組(8人制、12分ハーフ)
T.F.C. ー リバティSC
3 ー 1 朝倉圭祐 1 藤村直樹 1 中道麗心 1
T.F.C. ー 城北アスカFC
3 ー 1 中道麗心 2 朝倉圭祐 1
T.F.C. ー GET SS
4 ー 0 朝倉圭祐 1 藤村直樹 1 濱田蒼唯 1 OG 1
決勝トーナメント 準々決勝(8人制、15分ハーフ)
T.F.C. ー EC FUJIMINO
7 ー 2 朝倉圭祐 3 藤村直樹 3 千葉大雅 1
準決勝
T.F.C. ー はくつる
1 ー 0 朝倉圭祐 1
決勝
T.F.C. ー JACPA埼玉
1 ー 1 中道麗心 1
延長(0 − 2)
1 ー 3
最優秀選手 西澤 大志
総 評
4年生チームのみなさん。準優勝おめでとうございます。
今大会は5年生も3名まで出場出来るというルールでしたので、U-10メンバーの中から選手を選抜して参加することにしました。
FW以外は交代なしの6試合でしたので相当きつかったと思いますが、大したケガもなくよく頑張ってくれました。
今回はコーチの予想を遥かに上回るタフな大会になりました。この後の夜の大会は、全く必要なかったですね。選手のみなさん、両大会関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。どうもすみませんでした。
この日のチームテーマは「遊ぶこと」「個人の将来性を感じさせること」の2点でした。
このテーマはその場で考えました。みなさんの雰囲気からなんとなく「勝ちにこだわる選手」「チームプレーに徹する選手」の匂いが感じられたからです。コーチが何を言ったって、そういう選手はどうせそうなるのは分かっています。(笑) もっとゲームを楽しんでもらいたいのと、失敗を恐れずいろいろな事にチャレンジして個人が目立って欲しいということが目的でした。
1日を通しての印象ですが、コーチの予想に反して「泥臭い」内容のゲームが多かったように感じました。そういう戦い方で勝ち進んでいくことが出来るようになったことは「心」と「身体」が少しは成長したのかなと思います。
チームプレーよりは個人で闘う場面が多く、見ていて頼もしさを感じました。このようなチーム状態の時は、FWには大志くんが一番フィットします。先発の選手はポジションを多少変えての起用でしたが、控えの選手たちはFWとしてプレーしてもらいました。
決勝戦を見ても、大志くんはFWとして攻守にわたり結構目立っていたと思います。残りの3選手、蒼唯くん、翔吾くん、悠人くんは、チームプレーの中ではそれぞれの個性を活かすことが出来ますが、今回のように個人でガツガツいくような展開になると、強さ・逞しさがまだまだ足りません。
総得点19点のうちFW4人がマークしたのは、予選でスルーパスから抜け出した蒼唯くんの1点のみではなかったでしょうか。それを考えても、今大会はだいぶゴリ押しの「個人技」による攻撃が多かったのだと思います。
この大会にコーチが選抜した選手に求めたものとは、まさにそのような「闘う強さ」を実戦で出せる能力です。その意味において、選抜された11人の中にあってもその能力が上の選手と下の選手では相当な差があります。
低学年の時に「サムライサッカー」で求められた能力が、チームプレーをするようになった今でも選手のベースとして求められます。FWの4選手が「闘えない」選手だと判断していたら、今回のチーム帯同はさせていません。闘うからには「絶対に勝つ」という顔になれるかどうか。。そのための取り組みと武器の獲得に期待しています。
それと気になるのは「いらない失点」が多すぎること。
いろいろ理由はありますが、特にGK、DFライン選手の運動神経、コーディネーション能力向上は絶対条件です。
この部分にストレスを感じながらゲームを進めることは、今後はかなり厳しいと言わざるを得ません。また、中盤の選手がもっと頭を使えるようになること。
チームが今以上の結果を残す、個人としても上を目指すのであれば、最優先課題であるとコーチは思います。
今回招集された選手たちは、自分の「武器」「課題」を明確にしながらサッカーが出来る選手たちです。当然コーチの指導もピンポイントで厳しいものになります。それを選手自らが望んでいるものと確信しています。
吐く息も白くなる季節になりますが、これからも有意義な時間をタルタルグランドで共有しましょう。