12月13日 4種新人戦北足立南部大会

12月13日、戸田市道満グランドにおいて4種新人戦北足立南部大会が行われました。


チーム構成

  T.F.C. U-11

    5年      4年      2年

     小林 遼也   渡邉 龍也   中道 麗心

     植竹 祐人   小林  渉

     千葉 大夢

     斉藤 開輝

     石黒 秀輝

     吉田  凌

     飯田 将太

     宮中  翼

     相馬 あい


試合結果(11人制、20分ハーフ)


   T.F.C. ー 三 原

    0  ー  0

    PK(4−3)     開輝 ◯  祐人 ◯  秀輝 ◯  大夢 ◯  あい ×


   T.F.C. ー 飯 塚

    4  ー  0    石黒秀輝 2  植竹祐人 1  小林 渉 1

総 評

選手のみなさん、新人戦お疲れさまでした。芝生のピッチでの試合はいかがでしたか。。

ここしばらく、U-11チームは本当にグダグダな試合を続けています。そのことはコーチに言われるまでもなく、みなさん自身が肌で感じているかも知れません。

その原因はいくつかあると思います。今回はコーチが考える主な原因2つを紹介したいと思います。

<その1> 試合・練習等になかなかメンバーが揃わない。

<その2> 主力メンバーの力量不足

始めにメンバーが揃わない理由として、怪我・病気・宿題等様々な理由があると思います。ほとんどの場合がやむをえない事情なのでしょう。ですがここで今一度、自分自身の生活態度、サッカーに対する情熱を見直して欲しいと思います。グランドの中でも外でも「やるべき事をしっかりやる」「言われた事に対して(ハイ)と返事をする」ことを意識して取り組んでいますが、以前より改善できましたか。。生活の中でサッカーがどの位置にあるのか、きちんと計画を立てて一週間を過ごしてください。


次に主力メンバーはU-12として4種リーグ等に参加してきました。今までは6年生と一緒にプレーしてきた訳です。ですが11月からは、5年生以下のチームとして活動しています。この部分の切替がうまくいっていません。

U-12チームでの選手の役割を大雑把に考えると「速さ・強さ・巧さ」の3つに分けられると思います。このうち6年生が「速さ」を、5年生が「巧さ」を担当していました。「強さ」に関しては身体・メンタルともに誰も担当出来ませんでしたね。。

ほとんどの6年生選手は5年生選手よりも技術・判断が巧くありません。ですが身体能力は6年生の方が圧倒的にありました。チームがU-11に移行し、6年生5人に代わって入ってきたのが下級生と飛び級していなかったメンバーです。今まで6年生が担当していた部分を、新チーム内の誰が受け持ってくれるのですか。また、今まで足りなかった「強さ」の部分は誰がリーダーシップを発揮してくれるのですか。

U-11チームに対するコーチの正直な感想は「走れないチーム、声の出ないチーム」です。11月以降の試合は、結果も内容も全くお話になりません。簡単に言うと、選手一人ひとりがパワー不足です。

主力メンバーには「誇り」と「責任」を持ってプレーして欲しい旨、伝えていると思います。「責任」とは、自分の役割をきっちり行うこと、「誇り」とは、他の選手をサポートする・2人分の仕事をする・チームを牽引するといった事にチャレンジすることです。試合ではこれらの部分を評価しています。

他の選手のミスを責めるだけでは「誇り」のあるプレーにはなりません。自分のプレーだけでなく、他の選手を助けるプレー、判断が出来る頼もしい選手に成長してください。


今回の2試合には、2年生の麗心くんも出場してもらいました。彼は2年生チームの中で攻撃・守備・チームの結果全てを背負ってプレーが出来る選手です。仲間の好不調にかかわらず、1人でも相手チーム全員と闘える選手なんです。今の5年生が麗心くんぐらいの時、確かにサッカーは上手でした。チームも好成績を残していましたが、選手一人ひとりのアスリート・人間としての器の大きさにコーチは不満を抱いていました。そして5年生になり新人戦を迎えた今、テーマになっているのはやはりそういった「器の大きさ」の部分です。

サッカー選手として将来の伸びしろを獲得するためには、アスリート・人間性の器を広げることは、個人スキルと合わせて必要不可欠なものだとコーチは思います。それと同時に、小学生年代でスキル・判断力・運動能力・人間性を選手一人ひとりがどこまで発揮・獲得できるかのといった責任も感じています。なぜなら今取り組んでいる事が、みなさんの将来に直結するからです。みなさんは今まさにゴールデンエイジのど真ん中にいるのですから。。


現在チームテーマとして取り組んでいる事は、攻守に渡りオフの時のフリーランニングの質と量の向上です。プレスをかける・はずすレベルをチームとして向上させることが狙いです。チームのために個人がどれだけ汗をかけるか、アスリート・人間性の器の大きさを広げることと直結・比例した内容のものになっていると思います。

またそのようなハードワーク、ハードプレスの中での情報収集能力・判断能力の向上、習慣化も行っています。どのメニューも実戦と同じ感覚で行わないと意味の無いものになってしまいますので、全選手がモチベーションを持って取り組んでください。

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