7月4日 WeSFAシーズンカップ

7月4日、富士見市ふじみ野運動公園第二グランドにおいてWeSFAシーズンカップが行われました。

大会に御招待いただきましたアタドゥーラの林様、対戦していただきました各チームの方々に御礼申し上げます。


チーム構成


  T.F.C. U-8

   2年生

    中道 麗心  門馬 克生

           塚田 翔吾

           千葉 大雅

           松田 湧星

           藤村 直樹

           芦澤 大輝

           加藤 航太

           朝倉 圭祐

           相馬 ゆい


試合結果(8人制、10分ハーフ)

 予選B組

  T.F.C. ー 七里B

  13  ー  0     朝倉圭祐 7  藤村直樹 4  中道麗心 2


  T.F.C. ー 新座スカイファイターズ

   0  ー  1


  T.F.C. ー 霞ヶ関SSC

   2  ー  1     中道麗心 1  朝倉圭祐 1


  決勝トーナメント

  T.F.C. ー 扇FC

   3  ー  0     朝倉圭祐 3


  準決勝

  T.F.C. ー 川越ヤンガース

   1  ー  0     朝倉圭祐 1


  決勝

  T.F.C. ー 七里A

   0  ー  2


参加チーム(16チーム)

   扇FC、大宮七里FC、大和田ジュニアーズSSC、勝瀬ふじみ野SC、霞ヶ関SSC

   川越水上公園1FC、川越ヤンガース、セレブロFC、戸田、新座スカイファイターズ   

   東松山アタドゥーラFC、みずほ台ジュニアサントス、FCアレグリ、FCジョカーレ

総 評

2年生チームのみなさん、準優勝おめでとうございます。

2週続けての大会参加、お疲れさまでした。この2大会を通してコーチが一番感じる事は、タルタルーガには本当に才能豊かな選手たちがたくさん集まってきてくれているんだなという事です。

その素晴らしい才能、個性を試合で確認させていただきました。また、それと同時に今後の取り組みテーマも各選手について考察いたしました。順次練習でメニューを組んでいきます。


上の写真を見てもお分かりのように、みなさんにはユニフォームがありません。普段の練習でも2年生だけで行うこともありませんし、通っている小学校も異なります。(参加10人で6つの小学校、笑。)

なかなか学年チームとしての感覚が持てないでいることと思いますが、いざ2年生の試合となればこのメンバーを中心に闘っていきます。また数名の選手は上位学年の試合にも招集する予定です。普段の取組成果を、試合で思う存分発揮してください。


今回は「スピード、テクニック、運動量、頑張る気持ち」の発揮をみなさんに伝えました。また、基本的には自由なプレーですが、大雅くんには前線のスペースでボールを受ける事、麗心くんには大雅くんにパスを供給する事、ゆいちゃんにはサイドからのパスをゴール前に走り込んでシュートする事、圭祐くん、麗心くんの2人には相手リスタート時には前線の選手を捕まえたポジションからスタートする事をお願いしました。

いくつかの項目は、練習時から意識した取り組みを行ってきました。特に大雅くん、麗心くんのセンタリングをゆいちゃんが決めるパターンには力を入れてきました。決勝戦ではその形を創ることが出来たのですが、ゆいちゃんが放ったダイレクトシュートは惜しくもサイドネット。。コーチにとってこの2週間で一番悔しい瞬間でした。(笑)

なんとか結果を出させてあげたかったのですが、あのプレーがこの日の明暗を分けるものになってしまいました。

でもそんな事、全く問題ありません。過去の例からも、すぐに結果となって表れなくても、別のテーマの時にひょっこりその成果が出たりするものです。(結果が出るまでやり続けます。。)

今までの試合では麗心くんのドリブルでボールを運ぶ事が多かったと思いますが、今回は前線の大雅くんにパスを渡すことで、周りの選手たちが早いタイミングで前に走り込める回数を増やす事が出来ればと考えていました。

そうです。。次のプレーを考えて、全選手が走るサッカーを目指しました。。


実戦での評価ですが、圭祐くん、直樹くんのスピード・テクニックはとても素晴らしいものでした。かなり目立っていたのではないでしょうか。麗心くんの運動量・ドリブルはいつも通り。。今回の大雅くんを探しながらのドリブル・パス出しはさすが麗心くんといったところ。。2大会合わせて12得点は、本人にしてみれば物足りないかもしれませんが、相手の攻撃を封じる力、仲間を活かすプレー、ボールを運ぶ・ゴールを奪う個人能力の高さは評価しています。大雅くんは今回「大雅くんらしさ」を実戦であまり発揮できなかったかな。。慣れない事をお願いしましたが、これからは頭をたくさん使ったプレーが多くなります。そんな状況で自分の良さを発揮できる選手になって欲しいと思います。

克生くん、ゆいちゃんはボールに行く、個人で攻める・守るがだいぶ出来るようになりました。後は実戦で個人の強さをレベルアップしていきましょう。「走り」「あたり」で負けないように。。

翔吾くん、湧星くん、大輝くん、航太くんは実戦で走れる選手になる練習をしましょう。身体を動かすことの質が向上すれば、サッカーがもっと楽しくなると思います。普段の練習でも身体能力・コーディネーション能力の向上にはかなりの時間を使っていますが、それだけでは足りません。みなさんの生活習慣、生活環境、食習慣、思考の仕方、あらゆるところに動かない身体になってしまう原因が隠れています。グランドの外でも「一流アスリートになるための良い習慣」を身につけるようにしましょう。これは2年生だけでなく、在籍する全選手のみなさんにもお願いしたい事であり、今、タルタルーガの取り組みでの最優先事項にしています。

身体が動かない選手はメンタル面も弱い傾向にあります。また身体能力は抜群なのに気持ちがついてこないため、なかなか結果を出せない選手もいます。時間がかかる事かも知れませんが、このあたりの改善も必要だと思います。


昔から「心・技・体」とよく言いますが、「サッカーの技術」も「心」と「身体」という土台の上に成り立っているものだと考えています。どの項目にも小学校年代にしっかり取り組みたい部分があります。それらをバランス良く、大きく伸ばす事がタルタルーガでの取り組みの全てです。

選手によってウエイトを置く項目が多少異なりますが、全体的に言えることは、身体を自由に動かせる選手が非常に少ないと感じています。またクラブ創設当初は「技術」偏重の指導になってしまった事もありました。しかし最近は選手たちの将来を考えれば考える程、どの部分も疎かにできないという実感が込み上げてきます。

指導のバランスを考えると、どうしても物理的な時間が必要になります。練習がない時も、外で身体を動かす時間を創りましょう。(勉強もしてね。。)

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