12月13日 アルコイリス交流戦

12月13日、新郷スポーツセンターにおいてアルコイリス交流戦が行われました。


チーム構成


  T.F.C. U-11

   5年生        4年生        3年生

    西迫 和岐      植竹 祐人      美川 笙乃

    石黒 大智      千葉 大夢

    磯崎 日向      斉藤 開輝

    菊地  嵐      石黒 秀輝

               設楽 大貴


試合結果


  U-11(11人制、15分)

   T.F.C. ー アルコイリス

    0  ー  1


    0  ー  0


    1  ー  1     美川笙乃 1


    1  ー  0     西迫和岐 1



総 評

今回も11人制のゲームを行いましたが、とうとう11人集まらなくなってしまいました。(笑)

新人戦エントリーは13人で登録します。プレー中は勿論ですが、サッカー以外での怪我や病気にも本当に気を付けてください。お願いします。

最近は11人制の試合ばかりですが、8人制と大きな違いを感じることがあります。出場しているみなさんは、何か違いを感じる事はありますか。

コーチが一番感じる違いは、4年生が得点出来なくなった事です。その原因は、決して4年生が下手になったからではありません。コーチの答えは、4年生がシュートを打てるエリアに行けなくなったからだと思います。8人制の試合では、2列目、最終ラインの選手までもがゴールを決めています。またゴールを決める事が出来たとしても、8人制の時のような分厚い攻撃とはほど遠く、単発的なイメージがあります。

どうしてそうなってしまうのか、チームの現状を考えてみると、

 1、グランドが広くなって、単純に運動量が追い付かない

 2、チームとしての取り組みが出来ていないので、コンパクトで意図的な試合運びが出来ない

 3、バックラインやコミニュケーションに不安があり、意識が前にいかない、上がれない

といった要素があると思います。

もっと言いますと、相手のボールをどこで奪うのかがバラバラ、守備時に相手選手を捕まえる意識もなく、プレスもない。攻守に渡りフリーランニングの質と量が悪い。。ボールのある局面では少し頑張っているかな。。

こんな感じのゲームになってしまっていませんか。

どの項目も、全てコーチの責任だと感じています。だってこんな事以前から分かっていた事だし、それなのに練習ではほとんど取り組んでいませんし。。本当にゴメンナサイ。

今までの経験上、みなさんの実力を持ってすれば、これらの問題の大部分は解決出来ると思っています。ですが、今やらなければ絶対にまずいなと思う個人の取り組みが、みなさんにはいくつかあります。それを最優先に時間を使っています。細かい事はここでは書きませんが、今年度の個人の取り組みは、みなさんにとってとても大切な内容だとコーチは思います。実戦では良い内容のゲームを展開してほしいのは山々ですが、個人としての資質を伸ばす事が最優先です。

昨年度はチームとしての取り組みも多かったのですが、今年度は行っていません。新しくクラブに合流した選手は、チーム練習をほとんど経験していないと思います。実戦では結果も求められて大変だと思いますが、自力で何とかしてください。しばらくはチーム練習しませんから。。交流戦でのゲームのみがチャンスだと思って、試行錯誤を行ってください。

両サイドとボランチに入った選手に一言。前に上がれない、攻守の運動量が足りない理由に「守備が不安」「どうせ出てこない」等の意識を持つことは止めましょう。「リスク」や「無駄」を承知で「動きの質と量」を求めているのですから。。実戦でチームとして無駄とリスクをたくさん行う中で攻守の切替を行い、展開に幅を持たせることに挑戦しているのに、発送が逆ですよ。そういう事をしない、出来ないチーム・選手だから「つまらない」サッカーだと言っているんです。やはりチーム・個人として「機動力」の不足を感じます。

それともう1点。みなさんの「クリエイティブ」な部分は非常に評価しています。ですが、今みなさんに求めているものは「分かっていてもやり通す・やらせない」力強さの部分です。この「強さ」が無いので、クリエイティブな部分が実戦ではまれば良いのですが、そうでない場合はいとも簡単にチーム・個人が崩壊してしまいます。

みなさんの良さを実戦でコンスタントに発揮するためには、この「力強さ」が絶対に必要です。そのためには「強い個人」が1人でも構わないので現れて欲しいところです。自分のみならず、他の選手、チームをリード出来る選手の出現を待ち望んでいます。

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