12月11日、飯塚小学校において川口ミナミ交流戦が行われました。
チーム構成
T.F.C. U-12
6年生 5年生 4年生 3年生
福島 優貴 西迫 和岐 植竹 祐人 美川 笙乃
石黒 大智 千葉 大夢
磯崎 日向 石黒 秀輝
菊地 嵐 設楽 大貴
ビスワカルマ 健斗
試合結果
U-12(11人制、15分)
T.F.C. ー 川口ミナミ
1 ー 0 石黒秀輝 1
0 ー 0
2 ー 1 石黒大智 1 ビスワカルマ健斗 1
1 ー 3 石黒大智 1
1 ー 1 石黒大智 1
総 評
川口ミナミ定期交流戦、両チームのみなさんお疲れさまでした。
2人のスクール選手を含め、今回も11人ちょうどの参加人数でした。新人戦まで1ヶ月を切りましたが、全員が揃って練習・試合を行う機会があまりにも少ないのが気になります。
現在はほとんどの練習時間を個人の取り組みに使っていますので、みなさんもチームの事を考える余裕など無いかも知れません。ですが、コーチに言われなくても選手同士でコミニュケーションをうまくとっておいてください。
未だにポジションも決まらず、11人制チームとしての「試合運び」が見えてきませんが、参加する選手は決定しています。可能な限りいろいろな事を試したいと思いますので、決定選手は試合当日を意識した取り組みをお願いいたします。
今は中盤に4年生、FW、DFを5年生中心にチームを構成しています。多少の変動はあると思いますが、基本的にはこの形で試合に臨む予定です。
現状の課題として、3つポイントをあげます。
1、FWがFWとしての仕事ができない
2、DFが守れない
3、4年生が速さ、強さに対応出来ない
ここにポイントを絞った取り組みを行っていく予定です。
チーム状態が今のままだと、実戦で起こる内容はだいたい想像がつきます。
「中盤である程度良い形でポゼッションするも、FWにボールが良い形で渡らずシュートの本数が少ない。FWでボールを失いそれを大きくクリアされ、中盤の頭上を越される。それを低いゾーンでDFとGKがもたつき、失点する。」
実戦でポゼッションしても、なかなか得点出来ない、簡単に失点する「負けパターン」が確立されています。(笑)
攻撃に関しては、2列目の選手がもっとシュートを狙いにいく意識を持って欲しいです。もっと前でボールを受ける気持ちを出しましょう。今回も5得点中4得点が2列目の選手でしたが、8人制と同じ感覚で全員がゴールを狙う試合運びを徹底します。
そのためには、何といっても3バックの安定感が絶対条件です。今回の試合では、ボランチに入った選手がDFの背後に回り、カバーをしている場面が何度もありました。DF選手のボールのオン・オフ、抜かれた・守ったに関係なく、他の選手がカバーのポジションに入ってきてしまうのは、チームの中での信頼を獲得していないバロメーターになってしまっていると思います。また最終ラインでボールを持った時、サポートが来ているのに回りが見えず、自分で中にドリブルを繰り返しているようでは、両サイド選手・ボランチが安心して高いポジションを意識できません。
DF選手の成長が、タルタルーガのサッカーが展開出来るかどうかのカギになっています。今回の新人戦では、コーチはここしか注目していません。改善が見られない場合は、いてもいなくても変わらないFWもDFに回して、守備の人数を増やすかも知れません。(笑)
4年生のフィジカル面の改善は、時間をかけて取り組んでいきます。個人メニューでの「軸の意識」は今回の実戦では手応えを感じる事が出来ました。最近のメニューに取り組むみなさんを見ていると、もっと動きが早くなると思う選手も多くいますし、予想より早く結果が現れる選手も出てくるのではないかと思います。
コーチが予想していたよりも真剣に、フィジカルメニューに取り組んでくれる選手ばかりです。この際一気に、みなさんの課題であった部分をアドバンテージに変えてしまいましょう。