11月6日、飯塚小学校において川口ミナミ交流戦が行われました。
チーム構成
T.F.C. U-12
5年生 4年生
西迫 和岐 植竹 祐人
石黒 大智 千葉 大雅
磯崎 日向 石黒 秀輝
菊地 嵐 小倉 優希
諏訪 梨咲 相馬 あい
ビスワカルマ 健斗
試合結果
U-12(11人制、15分)
T.F.C. ー 川口ミナミ
2 ー 0 石黒大智 2
0 ー 1
0 ー 0
0 ー 2
総 評
川口ミナミさんの御好意で、平日のナイトゲームを定期的に行わせていただいております。
今回の遠征は、11人制に対応するための経験を積む事が目的でした。参加人数が11人ちょうどになってしまいましたが、なんとか無理矢理3・6・1の役割を意識できるような配置についてもらいました。
交流戦を終えての感想は、まぁ最初はこんなもんかなといったところです。ポジションがどうこうといったレベルの問題ではなく、ほとんどゲームになっていない内容でした。チームとしての意識が感じられず、場当たりサッカーになってしまいました。もう少しまとまったチームを期待していたのですが、4年、5年、クラブ、スクール入り乱れての編成で、個人個人が何をして良いのか答えが見つからないうちに試合が終わってしまった感じだと思います。
これは8人から11人に変わった事が原因ではなく、4年生と5年生を半々でチームを構成した為に、どっち付かずの内容のサッカーになってしまった事が理由だと思います。パスワーク、個人技の選択、呼吸が噛み合ず、お互いにストレスを感じながらのプレーだったのではないでしょうか。
5年生だけではチームプレー、組織的なサッカーは出来ませんし、4年生だけではスピードとパワーに対抗出来ません。今回の実戦では、この辺りのチームのもろさばかりが目立ってしまった試合内容でした。
今後はそれぞれが持っている良さが目立つような試合を展開出来るように、1からチームを創り上げていきます。
1つだけ手応えを感じた点をあげれば、相手GKと1対1になるような縦に速い攻撃が何度も見れた事です。これは5年生の個人の良さが出ました。4年生の試合では、こういう場面は全く見られません。4年生は分厚い攻撃でゲームを組み立て、相手の守備の隙をついて簡単にゴールを決める、これが彼らのスタイルです。これにスピードのあるドリブルで個人が得点できるオプションが加われば、ポゼッション、カウンターと攻撃に幅が出せます。
4年生には精度が高く、質の良いパスが出せるゲームメーカーがいます。5年生にはドリブルで勝負が出来る選手がいます。攻撃のバリエーションは合同チームのほうが出せると思います。問題は守備だな。。
テーマとは直接関係ありませんが、試合に臨む姿勢、話を聞く態度に「ぬるさ」を感じました。実戦の局面でもそれが現れていたと思います。バタバタした中で試合が始まってしまい集中できなかったかも知れませんが、それにしてもぬるいな。もう自分たちでそういう雰囲気だとか状態を敏感に感じ取ろうよ。。
今回のようにチームがうまくいかない、集中力がないような時に、チームを引っ張るリーダーが出てきて欲しいと強く思います。基本的な事はもう自分たちで気づき、解決してください。
余談ですが、トレセン選考会を見て感じた事があります。どういう基準で選手を選んでいるのかコーチは知りませんが、落とされた選手に共通するのは「ぬるい」部分が目立つ選手ではないかと思います。
サッカーというスポーツは、厳しい局面を闘い続けることの連続です。その対極にあるのが「ぬるさ」です。選手のみなさんは、この「ぬるさ」に鈍感であっては絶対にいけません。
コーチにいちいち指摘される前に、自分たちでしっかり修正出来る選手になってください。