8月23日 リバティサッカー大会

8月23日、古河市「広域中央運動公園サッカー広場」においてリバティサッカー大会(1年生の部、2年生の部)が行われました。この大会で2年生チームが優勝いたしました。

主催、対戦していただきましたチームの皆様、ありがとうございました。


チーム構成


  T.F.S. U-8             T.F.S. U-7

   2年生                1年生

    加藤 佑都   塚田 滉大      門馬 克生   岩城 修斗

    榎本 海都   田口 龍路      中道 麗心   内野 こうしん

    小野寺隼人   稲井 一隆      塚田 翔吾

    大熊 一輝   佐藤 宏樹      千葉 大雅

    清水 優斗   大里 尚輝      相馬 ゆい

    加藤 耕介   野村 大樹      松田 湧星


試合結果(8人制、8分ハーフ)


 1年生

   T.F.S. ー リバティ吉川

    2  ー  3   中道麗心 1  岩城修斗 1


   T.F.S. ー 古河一

    4  ー  0   中道麗心 3  千葉大雅 1


   T.F.S. ー アラディオーロ

    1  ー  5   千葉大雅 1


        最優秀選手    相馬 ゆい



 2年生

   T.F.S. ー 熊谷西

    5  ー  0   加藤佑都 3  小野寺隼人 2


   T.F.S. ー リバティ

    2  ー  0   小野寺隼人 2


   T.F.S. ー 幸 松

    3  ー  0   加藤佑都 3


  決勝トーナメント

   T.F.S. ー 間々田

    7  ー  1   加藤佑都 4  小野寺隼人 1  清水優斗 1  田口龍路 1


        最優秀選手    塚田 滉大

総 評

2年生チームのみなさん、優勝おめでとうございます。

1年生チームのみなさんも結果は出せませんでしたが、とても良い内容の試合を見せてくれたと思います。

また保護者の皆様には遠方にもかかわらずご参加いただき、ありがとうございました。


●1年生チーム

1年生チームに応援で参加していただきました修斗くん、こうしんくん、ありがとうございました。試合を楽しんでもらえましたか。。

予選リーグで3位になってしまったので、決勝トーナメントには残念ながら進めませんでした。3試合を行って1勝2敗。負けてしまった理由はいくつかあるのですが、今はそんな事は気にしなくても大丈夫です。

3試合を終えてのコーチの感想は、どの選手も自分でボールをゴールまで運ぶ事を真剣に行っていたと思います。逆に言うとパスがほとんどありませんでした。コーチが記憶しているパスは、麗心くんがサイドからセンタリングを数回あげた場面しかありません。ゴール前で2人の選手がフリーでいましたが、あのクロスボールにあわせられる1年生選手はいないと思います。麗心くんはいつも1人だけ2、3年生とゲームをやっているので感覚的に仕方のない事ですが。。今回のような試合では、大雅くんを前に残してドカ蹴りサッカーをさせてしまえば優勝できるかも知れませんね。やらないと思いますが。(笑) 

試合の内容で評価したいポイントは、

 1、ボールを持った時のプレー

 2、ボールに寄っていくスピード、運動量

の2つに絞ります。

1に関しては前述したとおり、どの選手もドリブル、テクニックを使う意識が高く、結果的に上手くいった場面、いかなかった場面とありましたが、とても満足のいく内容でした。特に今回は大雅くんの混戦の中でのターン技術が際立って良かったです。

2の内容では選手間でかなりの差がありました。ボールのあるところに積極的にかかわる意識、その為に必要な速さと運動量、頑張りは、普段の練習時のレベルが試合でもそのまま出ています。麗心くん、大雅くん、ゆいちゃん(最優秀選手選出ポイント)はボールを触る機会が多かったですね。克生くん、翔吾くん、湧星くんは今持っている技術を発揮するチャンスがちょっと少なかったかな。。麗心くんたちが長い時間ボールを触っているのは、たまたまそこにボールが転がってきたからではないんですよ。自分からボールにかかわろうとしているからなんです。とても大事なことですので良く覚えておいてくださいね。

ボールにかかわろうとする意識の差は、技術の差に直結します。また場合によってはサッカーに対するモチベーションにも影響します。身体的、精神的な発達段階の差は十分考慮いたしますが、選手のみんさんには「ボールに向う姿勢」を意識できる取り組みも行っていきます。

今までは「ボールと自分」の世界でしたが、今後は「ボールと自分、相手」になります。またその先には「ボールと自分、相手、仲間」が待っています。「相手と闘う、相手に勝つ」ために「自分と闘う、自分に勝つ」という取り組みがいよいよ始まります。この作業はサッカー選手を続けるかぎり、ずっと続きます。

この「作業」を選手自身が楽しいと感じながら取り組むのか、いやいや取り組むのかでは大きな違いがあります。コーチはタルタルーガの全選手が「自分に挑戦する楽しみ」を知って欲しいと思いますし、また楽しめるような指導を目指しています。

余談になりますが、クラブ選手の中には楽しみを越えて「苦しみ」の格闘を乗り越えて結果を出した選手、今も闘っている選手が何人もいます。自分の限界を感じた時、それを乗り越える事は簡単な事ではありません。彼らこそ本物のサッカー選手だとコーチは思います。コーチが「本物」だと認定した選手たちは、いつも限界越えの要求をされて大変な目にあっていますが。。(笑)

まだまだ先の話ですが、1年生の中からもそういう取り組みが出来る選手がたくさん出てきて欲しいです。


●2年生チーム

この大会にクラブ選手3名、スクール選手9名が参加してくれました。普段全員が同じ時間に集まることはないのですが、みんなで力を合わせて優勝出来たことはコーチも嬉しい限りです。どうもありがとう。。

大会のための練習は何もしてきませんでしたが、少し前から何人かのスクール選手にはチームでの役割を意識した取り組みをしてもらいました。結果的に上手くいった選手、いかなかった選手、明暗がはっきりと分かれてしまいましたが、どの選手も良くやってくれたと思います。特に今回GKをやってくれた滉大くんはとても良いパフォーマンスでした。滉大くんだけは大会前に特別練習を行いましたが、芝生の上で上級生からいろいろとGKの練習をしてもらい、良い準備ができたと思います。

また試合中、数名の選手には守備を強化する指示を出しましたが、にわか指示にもかかわらず、よく対応してくれたと思います。

試合の内容ですが、始めは有効なパスがなかなか回らず、個人がボールを持ちすぎる傾向がありました。そこで隼人くんにはテクニックはゴール付近に限定し、中盤ではサイド選手に速くボールを供給するようにお願いしました。最後の方の試合では全選手がチームでの役割を意識できるようになり、有効なボール回しが出来、素晴らしい展開からの攻撃がたくさん見られました。本当に良い内容でした。

みなさんはこの大会に参加して何かをつかみましたか。コーチはたくさんありますよ。

2年生選手は様々なレベルの選手で構成されています。現状の結果は重要ですが、全てではありません。今回の大会では普段見られない才能に気がつかされた選手もいます。今はどうあれ、目標や夢はしっかり持ちましょう。どの選手も自分の目標に向き合う事が大切だと思います。

2年生チームはこの大会が出発点です。今の4年生も2年生時の夏休み明けの大会優勝からチームがスタートしています。2年生チームには4年生チームを越えてもらいたいですね。。

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