7月5日 グリーンカードリーグ戦

7月5日、神根グランドにおいて川口市グリーンカードリーグ戦が行われました。


チーム構成


   T.F.C. U-11

    5年生     4年生

     西迫 和岐   植竹 祐人

     石黒 大智   千葉 大夢

     磯崎 日向   斉藤 開輝

             石黒 秀輝

             設楽 大貴

             小倉 優希

             飯田 将太


試合結果

  U-11(8人制、10分×3本)


   T.F.C. ー 戸塚A

    0  ー  7

   (0  ー  1)

   (0  ー  3)

   (0  ー  3)


   T.F.C. ー 川口ミナミB

    7  ー  1

   (1  ー  1)  石黒秀輝 1

   (2  ー  0)  石黒大智 1  磯崎日向 1

   (4  ー  0)  石黒大智 3  植竹祐人 1


   T.F.C. ー 川口朝日リボルバー

    1  ー  6

   (0  ー  1)

   (1  ー  2)  石黒大智 1

   (0  ー  3)



総 評

暑い中での試合でしたが、みなさんご苦労様でした。

今回のリーグ戦は、クラブ選手のみでの参加にいたしました。今取り組んでいるテーマを実戦できっちり試してもらう為です。テーマは引き続きオンの状態を5秒間使い切って、自分を表現する事。

結果から言いますと、全く試合にならなかった上にテーマも実行出来ませんでした。(笑)

第3試合の最後の方で、ようやくそれっぽい動きになってはきましたが、テーマ実行意欲が全体的に足りなかった感じがします。コーナーキックからヘディングで2得点していましたが、練習ではショートコーナーでドリブルをすることになっていたと思うのですが。。ボールを簡単にサイドにはたいたり、1、2パスをする事等は、出来ればやって欲しくなかったプレーです。

上手くいかなかった原因は、まず運動量が全く足りない。次の準備が出来ない、気持ちが入っていない、これでは普通のゲームをしても、かなり厳しい内容になったと思います。

テーマ以外の事でゴチャゴチャ言うつもりはありませんが、ひとつだけ絶対に改善したい事があります。それは、物事がうまくいかない時のみなさんの態度です。

 1、他人のせいにし、文句を言う

 2、今のは自分のせいじゃないという逃げの心、態度

 3、何を聞かれても、返事が出来ない、ダンマリを貫き通す

こんな事が日常茶飯事に起きています。リズムが悪くなると必ずこの部分が表れ、それによりまた余計にリズムが悪くなる。。いつも思うのですが、うちのチームは完全自滅型のチームです。

この先どんなに技術を磨いても、今のままではかなり厳しいでしょうね。どんなに練習を積んでも、些細な事で崩壊してしまう、またそれを修正する事が出来ない。。これが今までのクラブチームの実態だと思います。

この先、簡単な試合、問題の無い試合などありません。どんな試合でも対応出来るようにするためには、この部分にメスをいれていくしかありません。

 ●チームがうまくいかない時に、みんなを励ませる強いリーダーシップがとれる選手

 ●問題点をはっきりと言え、その解決に取り組める勇気と行動力を持った選手

こんな選手が増えてくれると、チームの勢いも違ったものになるのではないでしょうか。そういう意味においては、優希くんの真摯な姿勢はいつもながら敬服いたします。個性派ぞろいのメンバーですので大変だとは思いますが、学年を問わずもっとリーダーシップを発揮してくれるとコーチも嬉しいです。チームに固定キャプテンをおかないのは、全員がリーダーになって欲しいからなんですが、今はそのマイナス面しか出ていないのかなぁ。。


この日はわがままを言わせていただき、午前中で引き揚げました。午後の練習、翌日の練習を終えて、何人かの選手に変化が見られました。前日の試合内容がまるで嘘のように、今まで見せた事のないような素晴らしいドリブルパフォーマンスをしていたと思います。ダメだしを受けた直後は至って調子がいい、これもクラブチームの特徴です。

現在クラブ選手は、チーム練習をほとんど行っていません。少し前までは「ストライカー養成講座」を実施していましたが、現在は「アルゼンチン人養成講座」に取り組んでいます。何をふざけたことをしているんだとお叱りを受けそうですが、私も選手も至って真面目です。(笑)

日曜日の紅白戦を見学していただいた方には、その雰囲気を感じていただくことが出来ましたら幸いです。ついこの間まで、パスワークでボールを動かすポゼッションサッカー、サイド攻撃からセンタリング、ダイレクトシュートをやっていたチームとは別のチームに仕上がりつつあります。今までのスタイルから切り替える事が遅れている選手もいますが、数名の「アルゼンチン人選手」の登場で変化が見られる事を期待しています。

「5秒間の自己表現」も、その取り組みの一環です。現在は5秒間の中で緩急の変化をつける事、最初の1秒と最後の1秒のスピードを要求しています。ファーストタッチは絶対足下に止めない、しかけた最後に急激なスピードアップを徹底して行ってもらっています。メニュー開始当初より、5秒間の移動距離が格段に伸び、よりゴールに近づくようになっています。今後はボールを受ける前の準備、サポートをする選手を意識する等、実践的なものに発展させていきます。

まだまだ時間はかかりそうですが、練習でもお伝えしてある通り、プンプン匂いのする選手になるまでは、このメニュー止めませんからね。4年生はこの事に1年間かけて取り組みますので、覚悟しておいてください。もう立っているだけで匂いが伝わってくるような選手になりましょう。

え〜、抽象的な言葉が多く、チーム事情がよく分からない方には、読みづらい内容になってしまった事を深くお詫びいたします。

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