6月14日 北スポSC招待交流戦

6月14日、神根グランドにおいて北スポSC招待交流戦が行われました。

北スポSCの皆様、対戦していただいたチームの皆様、ありがとうございました。


チーム構成


   T.F.C. U-10                     T.F.S. U-7

    4年生     3年生     2年生        1年生     年長

     植竹 祐人   美川 笙乃   加藤 佑都      門馬 克生   榎本 零士

     千葉 大夢   佐々木亮弥   榎本 海都      中道 麗心   前川ドッグス選手

     斉藤 開輝   須藤 瑠誠   小野寺隼人      塚田 翔吾

     石黒 秀輝   渡邉 龍也              千葉 大雅

     設楽 大貴                      相馬 ゆい

     小倉 優希                      松田 湧星

     飯田 将太

     相馬 あい


試合結果

  U-10(8人制、15分ハーフ)


   T.F.C. ー 前川ドッグス

    3  ー  0     千葉大夢 1  小倉優希 1  相馬あい 1


   T.F.C. ー 北スポSC

    1  ー  1     千葉大夢 1


   T.F.C. ー 戸塚FC

    0  ー  2



  U-7(8人制、10分ハーフ)


   T.F.S. ー 川口ミナミ

    1  ー  2     中道麗心 1


   T.F.S. ー 北スポSC

    0  ー  7


   T.F.S. ー 前川ドッグス

    4  ー  2     中道麗心 2  千葉大雅 1  前川ドッグス選手 1


総 評

参加選手のみなさん、暑い中お疲れさまでした。

今回も北スポさんの御好意で、市内チームとの交流戦に参加させていただきました。4年生チームは2〜4年クラブ選手+あいちゃん、1年生チームは人数が6人しかいませんので、急遽前川ドッグスとT.F.S.の年長さんを加えたメンバーでゲームを行いました。

それにしてもこの暑さの中、戸塚FC4年生と北スポ1年生選手たちは、どうしてあんなに元気なのでしょうか。特に北スポちびっ子選手たちの運動量とモチベーションは素晴らしいですね。見ているだけで元気パワーが伝わってきます。(笑)

●T.F.S. U-7

1年生選手は全員、いつも試合に参加してくれるほどサッカー大好きメンバーが揃っています。はやく選手が8人集まるようにコーチも頑張りますね。みなさんは毎回試合に参加してくれるので、8人そろったら1年生だけのユニフォームを作りましょうか。何色がいいか考えておいてください。

コーチは今回、みなさんのゲームをあまり良く見れなかったのですが、ゲームを楽しんでいる表情と、身体がきつくて苦しい表情が入り交じったお顔をしていたみなさんがとても印象に残りました。大丈夫かな〜と心配してしまうほど頑張っていた選手もいましたね。

ゲームではボールを運ぶこと(ドリブル、パス)を選手たちに意識してもらっています。最近はそれに加え「次に何が起こりそうか」、「何がしたいのか」を考えるように指導しています。今は無心でスキルを発揮しているだけのように見えますが、選手たちの中にサッカー観、センスが芽生え始めていることを感じます。

またボールスキルも順調に向上しています。まだまだクローズドスキルですが、この部分は絶対に妥協出来ないところですので、かなり時間を使っています。

ボールとお話が出来るようになると、サッカーがより楽しくなりますよね。もっともっとボールと仲良くなりましょう。

●T.F.C. U-10

上級生クラブ選手は最近本当にモチベーション低いですね。2、3年生が良いだけに、余計にそう感じます。

コーチが今感じている事は、ミーティングでお話した通りです。何かを感じる事が出来た選手は、すぐにアクションを起こしてください。

現クラブU-10は昨年度終了時に、学年が上がったら「スピード」をテーマに1年間取り組もうと思っていました。しかし、今もってそのような事は行っていません。むしろその正反対、時間をかけた攻撃にテーマを変更しました。今回のゲームでの指示も、「4秒間のしかけ」と「急いだ攻撃の禁止」でした。

今練習で取り組んでいる事は、ボールがオンの状態4秒間を使い切って、何をするのか、何が出来るのかをいろいろ試しているところです。局面打開にステップを踏み続ける選手、スライドしながら相手の陣形にスペースをつくる選手、顔を上げてゲームメイクのイメージを創り続ける選手と、みなさんいろいろやっています。

現段階では選手間でバラつきがあり、ロンドをやっても時間いっぱい前を向いてしかけ続ける選手と、きついプレスに耐えられず、思わず後ろを向いてキープしてしまう選手に分かれます。

U-10選手の現状レベルでのゲーム内容は、まずボールが回らないこと(笑)。基本的にダイレクトプレーやいきなりの突破は無しですので、端から見てるとただボールを持ちすぎているようにしか見えないかも。。しかも、どのポジション、時間、場所でも同じような事を繰り返しているのですから。。今回は得意なサイド攻撃がほとんど無かったような気がします。(新ポジション試しましたが、どうでしたか。)

また局面打開も、しかけの時間が長いと1対1が1対3くらいになってしまい、練習では起こらないような状況に対応出来ていませんでした。周りのサポートも何だかリズムが悪いため、足が動かない場面が多かったと思います。

1日を通してこんな感じではなかったでしょうか。

何で「無駄の多い攻撃」に取り組んでいるのかは、ここでは秘密にしておきますが(笑)、一つにはみなさんが薄っぺらな(失礼)技術の選手から、どこを切っても技術の固まりのような選手になってもらいたいという願いもこもっています。スピードも技術の内だと思いますが、少し遠回りしてみませんか。。

テーマと離れた話では、今回2、3年生選手にもチーム帯同をお願いしました。リーグ戦では4年生とは別のチーム編成になりますが、たまには上級生が試合でどんな事を取り組んでいるのかを知っておくのもいいでしょう。2、3年生には4年生とは違った指示を出しましたが、試合を楽しめましたか。4年生と一緒だと少し緊張していたようにも見えましたが、普段の紅白戦と同じようにプレーしてくれればいいと思います。リーグ戦では少しずつテーマを決めて試合をしていきますので、練習でしっかりとテーマを意識した取り組みをしていきましょう。

それとあいちゃんですが、今回も練習で取り組んだ状況を実戦で創り上げ、結果を出してくれました。

あいちゃんがこの日のために行って来た事は、ボールを受けたらDFの右側にフェイントで流れてかわし、ゴール左隅へインステップで蹴り込む一連の動作です。課題としてはスピードに乗った右側移動のため、身体が右に流れてしまい左隅に強いシュートが打てない事でした。体重移動を蹴る方向に向けることを中心に、ステップインの仕方等を試行錯誤し、何度もトライしていました。練習通りの動きを実戦で再現し、完璧な軌道と強さのシュートを決めてくれました。蹴った時の『ドン』という低い音が、今も頭の中に残っています。(笑)

「この日のため」と書いたのは、実はあいちゃんとコーチの間である約束をしたからです。それは「準備をしっかり行って試合に臨む」という事でした。練習、試合と彼女と同じ時間を過ごした選手たちは良く分ると思いますが、約束を実行してくれただけでなく、上出来すぎる結果も残してくれました。あいちゃん、ありがとう。。

U-10チームはしばらくこのようなゲーム内容が続く事が予想されますが、試合中イライラせずに、やろうとしている事を良い結果が出るまで続けましょう。

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