5月24日、松伏記念公園においてリバティサッカー大会が開催されました。
U-10チームは4年生の部で優勝、また前川ドッグスと合同のU-11チームは5、6年生の部で準優勝する事が出来ました。
主催していただきましたリバティSCの皆様、対戦していただきましたチームの皆様、ありがとうございました。
チーム構成
T.F.C. U.-11 T.F.C. U.-10
5年生 4年生 3年生 2年生
西迫 和岐 植竹 祐人 相馬 あい 美川 笙乃 加藤 佑都
石黒 大智 千葉 大夢 佐々木亮弥 小野寺隼人
磯崎 日向 斉藤 開輝 渡邉 龍也
諏訪 梨咲 石黒 秀輝
関 勢直 設楽 大貴
小倉 優希
前川ドッグス選手 飯田 将太
試合結果
U-12(8人制、11分ハーフ)
予選リーグB組
T.F.C.&前川ドッグス ー リバティSC
4 ー 0 西迫和岐 2 石黒大智 1 前川ドッグス選手 1
T.F.C.&前川ドッグス ー アルドール
1 ー 0 前川ドッグス選手 1
決勝トーナメント
T.F.C.&前川ドッグス ー あづま
0 ー 2
U-10(8人制、11分ハーフ)
予選リーグB組
T.F.C. ー リバティSC
6 ー 0 千葉大夢 2 石黒秀輝 1 小倉優希 1 相馬あい 1 OG 1
T.F.C. ー アルドール
7 ー 0 石黒秀輝 2 相馬あい 2 小野寺隼人 2 飯田将太 1
決勝トーナメント
T.F.C. ー リバティ吉川
10 ー 1 石黒秀輝 3 千葉大夢 2 設楽大貴 2 植竹祐人 1 斉藤開輝 1
小倉優希 1
最優秀選手 相馬 あい ★
総 評
4年生チームのみなさん、優勝おめでとうございます。
また前川ドッグスのみなさん、5年生チームのみなさんも準優勝おめでとう。。
5年生チームは雨の中、合同練習した成果が実ってよかったですね。コーチもとても嬉しいです。
深井コーチからも、ドッグス5年生が成長しているお話を伺っております。これからも良きライバルとして、一緒に頑張っていきましょう。合同チームで参加してくださり、ありがとうございました。
U-11チーム
準優勝して喜んでいる選手、泣いている選手、それぞれの目標をもって大会に臨んでくれたことと思います。
良かった点は、今回参加したスクール選手が実戦でもかなりの個人技が使えていたことです。スクール生には、とにかくサッカーの楽しさをたくさん感じて欲しいと思います。よくここまで楽しみながら成長してきてくれました。
ですが、現状より上のレベルを目指そうとすると、どうしても「鍛え」の部分が必要になります。もう、そういうレベルにまで到達しています。みんなでプレーする楽しさや、上達する楽しさは経験出来たと思いますので、今後は目標を達成する楽しさ、挑戦する楽しさ等も味わってみてはどうでしょうか。
U-10チーム
久しぶりの大会でしたので、もっと自由な試合をさせてあげたかったのですが、予選リーグではかなりテーマにこだわった内容を指示しました。大会なのに普段の紅白戦よりもベンチからの指示が多すぎました。反省してます。。
出した指示は「有効なサイドチェンジ20本」、「4秒間のしかけとそのサポート」の2つです。練習ではまだ時間をかけて取り組んでいない内容ですが、今までの蓄積で実行出来る範囲の内容だと考えていました。
実戦で試した結果はまずまずでしたが、サイドチェンジに関しては、予想していた通りの課題も出ました。いろいろな問題がありますが、中でも一番深刻なのがゲームメーカーのプレーだとコーチは思います。
4年生チームには現在2人のゲームメーカーがいます。1人は50センチパスがずれただけでもギャーギャーピーピーうるさい選手、2試合右サイドに入ってもらいました。もう1人は「そんなの関係ねぇ」タイプの選手、2試合1人でゲームメイクしてもらいました。チーム全体でゲームメーカーを経由して、有効なサイドチェンジを何本も繰り返してもらいました。さすがだなぁ〜と思うプレーも当然あるのですが、コーチにはどうしても見過ごせない細かい課題に目がいってしまいます。ポジション取り、動きだし、ボールの受け方、キックの質、精度、それに視野の狭さとイマジネーション。これだけ書くと、何でこの選手がゲームメーカーをやっているんだろうと思うかも知れませんが(笑)、本当に良い選手なんです。今はこの選手とコーチとの間で「意識改革」合戦をしているところかな。
前述の課題は、全てがこの選手の「意識の欠如」に起因していると感じています。他の選手はフォーカスされたテーマを実戦で無意識に発揮できるくらい、身体にしみ込ませている選手もいます。そこまで行くには、相当こだわった取り組みがあったのではないでしょうか。他の選手も同じですが、コーチの要求に対してもっと「こだわり」の部分を見せてくれると嬉しいな。そういう取り組み能力の差が、今の実力の差になってきていますし、今後の成果にも当然大きな影響を与えていくと思います。
1日を通して評価したい選手は、どの選手も良かったのですが、1人だけ取り上げるとすれば祐人くんです。
祐人くんにはDFに入ってもらいましたが、彼は何故コーチがこの大会で2人もDFをつけたかを良く理解していたと思います。サイドチェンジの際、ゲームメーカーにボールが入った時に、DF2人としっかり三角形をつくり、相手のプレスを干渉していました。ポジショニング、サポートの距離、ともに完璧だったと思います。DFが2人ということは、当然攻撃参加、オーバーラップを求められているという事で、試合前、コーチはあまり言いませんでしたが、攻撃も本当に良く意識できていました。相手GKがキャッチした時も、こぼれ球を狙っていたのは祐人くんでした。また、自ら得点もしています。チームの狙いと自身のプレーを良く理解したゲームの入り方が出来ていました。
もう一つ取り上げなければならないのは、やはりあいちゃんのゴールでしょう。リーグ戦等でクラブ選手FWが為し得なかったような、ビューティフルゴールを決めてくれました。スルーパスからGKと1対1になり、ステップを踏んでゴール隅に流し込み。。クラブ選手は良く覚えておいてください。(笑)
あいちゃんは、このゴールを含め3得点。決して偶然ではありません。選手たちは知っていると思いますが、謀チームとの対戦のため、密かにあいちゃんシフトの練習を重ねてきました。こんな所で結果が出るとは。。(笑)
実はあいちゃんにはいろいろな練習をしてもらいました。前述のゴールの素晴らしい点を解説しますと、ボールを持った選手は、いろいろな細工をしながらあいちゃんにラストパスを出します。その際、あいちゃんに行って欲しい事は、前方のスペースの意識、相手マークを外す動き、パッサーとの呼吸を合わせる事でした。ここから先は彼女の技術ですが、まずは完璧なファーストタッチ、ゴールに少しでも近づくドリブル、GKとの駆け引き、フェイント技術、グランダーで正確なシュート。。これを5秒間で全て行ったんです。他の選手も見習いましょう。。
それと2年生の隼人くんも2ゴール。。ヘディングシュートでも得点しました。今回はクロスからのヘディングゴールが多かったですね。普段頭で決めない選手が今回は得点していました。ストライカー養成講座の成果かな。。
クラブチームはテーマを持った取り組みを再開いたしました。またみんなでいろいろな事に挑戦していきましょう。
選手と家族のみなさん、本日はお疲れさまでした。
優勝したU-10チーム▲ ▼U-12で準優勝の前川ドッグス合同5年生チーム