12月15日 川口市3年生・2年生以下リーグ戦

12月15日、神根グランドにおいて川口市3年生、2年生以下リーグ戦が行われました。

対戦していただいたチームの皆様、どうもありがとうございました。


チーム構成

   T.F.C. U-9                    T.F.S. U-8

    3年        2年              2年        1年

     植竹 祐人     美川 笙乃           岡田 直哉     小野寺隼人

     千葉 大夢                               加藤 佑都
     斉藤 開輝                               大熊 一輝

     石黒 秀輝                               大上 拓海

     設楽 大貴                               清水 優斗

     小倉 優希                               加藤 耕介

     佐藤 大誠                               塚田 滉大

                                         榎本 海都

                                         田口 龍路

                                         稲井 一隆


試合結果

  3年生(8人制、10分×3)


    T.F.C. ー 青南SCスポーツ少年団

    10  ー  0


    (3  ー  0)  石黒秀輝 1  設楽大貴 1  小倉優希 1

    (3  ー  0)  植竹祐人 1  石黒秀輝 1  小倉優希 1

    (4  ー  0)  小倉優希 3  石黒秀輝 1


    T.F.C. ー 神根FC

    13  ー  0


    (4  ー  0)  小倉優希 2  千葉大夢 1  石黒秀輝 1

    (4  ー  0)  小倉優希 4

    (5  ー  0)  千葉大夢 2  植竹祐人 1  石黒秀輝 1  小倉優希 1


    T.F.C. ー ロクFCジュニア

    18  ー  0


    (7  ー  0)  小倉優希 5  千葉大夢 1  石黒秀輝 1

    (5  ー  0)  植竹祐人 2  千葉大夢 1  石黒秀輝 1  小倉優希 1

    (6  ー  0)  石黒秀輝 2  小倉優希 2  斉藤開輝 1  設楽大貴 1



  1・2年生(8人制、10分×3)


    T.F.S. ー 北スポ少年サッカークラブ

     3  ー  2


    (0  ー  1)  

    (0  ー  0)  

    (3  ー  1)  加藤佑都 2  岡田直哉 1



    T.F.S. ー 東川口FCジュニア

     2  ー  3


    (1  ー  1)  加藤 佑都 1

    (1  ー  0)  小野寺隼人 1

    (0  ー  2)  



総 評

川口市サッカー協会のリーグ戦がいよいよはじまりました。

これを機に、選手一人一人の成長を期待しています。


●U-8スクールチーム

1・2年スクールチームは、加藤コーチにベンチワークをお願いしました。北スポ戦しか観戦できませんでしたが、上級生相手に良く頑張っていたと思います。スピードと身体の大きさの差があって、なかなか思うようにプレー出来なかったように見えましたが、その経験を練習でぶつけてください。普段の練習でも試合をイメージしながら取り組めると、今までとは違ったものになるかも知れませんね。

結果を出した1年生の佑都くんと隼人くんは、チーム内でも積極的にクラブ員とのゲーム数をこなしています。始めの頃は恐がって、なかなか自ら進んで参加してもらえませんでしたが、最近では2・3年生相手に得点も出来るまでに成長しています。本当の試合でも、その経験の差がはっきりと現れていることが確認できました。1年生同士で楽しくプレーするのも大切ですが、一歩進んでいろいろな事に挑戦する機会を増やしてみるのも良い事だと思います。


●U-9クラブチーム

前月のプレ大会以降1ヶ月間取り組んできたことは、DFを置かないポジション編成、FW2人、サイド2人、ゲームメーカー3人という布陣での戦い方を練習しました。

目的はサイド選手の守備意識、攻守の切り替えの速さ、運動量の3つを向上させること、ゲームメーカーがボールを奪われない試合運びが出来るようになる事です。またFWはサイドからのボールの供給を待つのではなく、ゲームメーカーから直接パスを受ける準備を速くする事、スペースを作る、空ける、使う事、2人のコンビネーションの向上、ゲームメーカーはボールを回しながらサイドに展開するのではなく、どのタイミングでFWにボールを入れるのか、自らバイタルエリアの中に切り込む練習に取り組んできました。

チーム内練習では、相手のクラブ・スクール4年生に強いプレスをかけられ何度も失点を繰り返し、個人の弱さを露呈していました。コーチの指示もどこまで理解されているか不安なほど、手応えがありませんでした。

試合当日もユニフォームを忘れたり、コーナーキック、フリーキックの質が極端に悪かったりと頭の痛いことばかりで、モチベーションとコンディションが落ちているように感じました。

試合を終えての感想は、どの選手も動きが重くキレがない印象を受けました。チームとしても狙い通りのプレーがあまり出来ず、良い形での得点も少なかったように思います。

個々の選手を評価するために毎回ビデオを拝見させていただいていますが、いくつか感じた事を紹介いたします。(いつも撮影してくださる斉藤さん、写真を送ってくださる美川さん、ありがとうございます。)

まず前回の試合とは明らかにプレースタイルや意識を変えている選手が数名いました。

祐人くんはいつもより試合に積極的で動きも良かったです。前回と同じゲームメーカーに入ってもらいましたが、前線の選手を追い越してプレーしたり長い距離をドリブルしたりと、今まで見せなかったパフォーマンスを披露し、練習での取り組みを実戦でも良く行ってくれたと思います。

大夢くんと秀輝くんは、いつものようなプレーが出来ず、あまり良い評価をしていなかったのですが、その裏返しとして前回の反省点や今取り組んでいることに挑戦しようとする姿勢がはっきりと感じられました。大夢くんはドリブルを多く使い、フェイントで相手を抜くだけでなくしっかりと「仕掛ける」ことが出来ていました。練習通りの素晴らしいパフォーマンスは、この日のベストプレーに選びたいと思います。秀輝くんは前回ゴールの意識を最優先したプレーが出来ず、FWとしての意識の欠如を指摘されていました。今回はそれが修正されていました。しかし、そのプレーぶりがあまりにも彼らしくないものになっていたのですが、(前回FWに入った開輝くんもそうですが)それはそれで良しとしましょう。

結果として、ボールを前に運ぶのに時間と手数がかかる、右サイドが機能しない、得点が減るといった全体的なチームパフォーマンスは普段より落ちてしまいましたが、前回はこのような個人のチャレンジが見られなかった事が不満でした。

試合では結果を求めることも大事なことですが、その前提として選手のチャレンジする気持ちが強くなくては意味の無いものになってしまいます。チャレンジした結果については、コーチが責任を負わなければならないと考えています。このリーグ戦を通じ、3年生クラブチームは「試合でチャレンジする」ことを全選手に徹底したいと思います。

チャレンジ意識の弱い選手は、普段コーチから厳しい指導を受けていると思います。グランドの中で甘え、油断、頭を使わない、あきらめ、いじけを見せるのは、いつも決まった選手たちです。完璧な選手など1人もいませんが、自分にはどんな傾向があるのかをしっかりと認識してください。

もっと良い選手になるためにやらなければならない事は、まだまだたくさんあります。

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