8月28日 浦和ルーテル学院交流試合 U-10

8月28日、浦和ルーテル学院と交流戦が行われました。

平日の試合でしたが、久しぶりに大勢の選手に参加していただきました。

ルーテル学院の皆様、どうもありがとうございました。


チーム構成

   T.F.C. U-10

    4年          3年          2年

     西迫 和岐       植竹 祐人       美川 笙乃

     ビスワカルマ健斗    千葉 大夢
     石黒 大智       設楽 大貴

                 小倉 優希

                 佐藤 大誠

   T.F.S. U-10

    4年          3年          2年          1年

     諏訪 梨咲       井口 直人       佐々木亮弥       小野寺隼人

     岡田 友輝       相馬 あい       岡田 直哉

     小林 祐太       田舛 知也

     小山 舜介       町田 結弥

                 山口 大貴


試合結果(11人制、15分ハーフ)


    T.F.C. ー ルーテル学院

     5  ー  0


    (3  ー  0)前半クラブ   石黒大智 2  小倉優希 1

    (2  ー  0)後半スクール  岡田友輝 1  小林祐太 1



    T.F.C. ー ルーテル学院

     8  ー  1


    (3  ー  0)前半クラブ   植竹祐人 1  千葉大夢 1  小倉優希 1

    (5  ー  1)後半スクール  小山舜介 2  岡田友輝 1  岡田直哉 1  小野寺隼人 1


総 評

久しぶりにルーテル学院さんにお邪魔させていただいての交流試合でした。いつもながらサッカーをプレーするには素晴らしい環境が整っていて、まるでどこか合宿にでも来たかのような感じで楽しむことが出来ました。

今回クラブチームは新ポジションの確認がテーマでしたので、もう少しゲーム数をこなしたかったのですが、また次回も同じテーマで臨みたいと思います。

チームプレー、ポジションでの役割に絞り込んで評価すると、初回の実戦ゲームとはいえ、予想以上に出来が悪かったと思います。3年生クラブ員にしてみれば、11人制、4年生が非協力的、3人が欠場と、条件的には厳しかったと思いますが。。。チームが機能するまでには時間がかかります。まだ始まったばかりですので、これからも頑張りましょう。

選手一人ひとりのお話をしますと、どの選手もそうなのですが、特にゲームメーカーになった2人の選手は、メンタル、フィジカル、テクニック、全てにおいて1段も2段もステップアップすることを期待しています。現状の個人能力、特にメンタル面ではこのチームをリードすることは出来ないでしょう。

2人へのアドバイスとしては、『自信』を持つ習慣をつけることです。

『自信』が持てるようになるには、その背景にある『裏づけ』が必要になります。では選手の皆さんにとっての『裏づけ』とは、どんなものでしょうか。

サッカーの「技術」「経験」「仲間への信頼」「チャレンジする気持ち」「自分自身の目標」などが考えられます。

身近なところでは、この夏休み期間中、「誰よりもたくさん練習した」「この技術は自分が一番一生懸命取り組んだ」「誰よりも先に手を挙げた」といったような事柄を振り返ってみてください。

こうした1つ1つの積み重ねが、『自信』へとつながっていくものだと思います。日常練習でこのあたりから「意識」「意欲」を改善することが、メンタル面向上のポイントになるのではないでしょうか。

クラブ員である以上、決められたポジションはこなせるまでになってもらいます。

ただ、コーチが皆さんに一番求めているのは、ローテーションでいろいろなポジションを経験しながら、個人の成長をあらゆる面で引き出せるかどうかということです。そのための『訓練』を受けているのです。

クラブ員はスクール生に比べ、この『訓練』的要素が多いので大変だとは思いますが、良い選手に成長するために必要なものですので、前向きに楽しく取り組んでください。

また今回良かった選手には、優希くんを選出したいと思います。現キャプテンの彼は、良いプレーをして当たり前の赤ビブス組の1人ですので、普段滅多に褒められることは無いのですが、この日の2ゴールは彼の成長を実感させるものがありました。

1点目はフリーキック、ゴール右上隅にきれいに決まりました。チーム内のライバルを制して現在第1キッカーに君臨している実力を発揮してくれましたね。蹴る前に選手間どうしでどのような話し合いがされたかは知りませんが、あの大智がすんなりフェイントのポジションに入ったところを見ると、選手からも厚い信頼が寄せられているのがわかります。(笑)

FK練習では蹴ったあと、全速力でボールを拾いに行き、他の選手よりたくさん蹴っています。ほとんどの選手が気持ちを集中して蹴っている中、1人だけハァハァしながら汗まみれになって一生懸命タオルを狙っている姿は、とても頼もしい限りです。

2点目は、バイタルエリア内で「良い状況判断」と「落ち着いたプレー」から得点できました。1年前まではとにかくドッカン蹴りしないと気が済まないタイプの選手だったことを考えると、随分変わったなぁ〜と思います。

特にゲームメーカーを経験してからは、自分でも行けるし他の選手を使うことも出来るようになり、期待通りの成長を遂げてくれたと思います。

優希くんはこの日だけに限らず、夏休みを通して一番頑張ってきた選手の1人だと思います。そんな優希くんを誇りに思うと同時に、選手たちをサポートしていただいている全ての御家族の皆様にも感謝したいと思います。


スクール生の皆さんの試合は、今回はあえて何も指示を出さず、全て自分たちで話し合ってゲームの進め方を決めてもらいました。全体的な印象は、一人ひとりが良く頑張っているなという感じがとても伝わってきました。

ボールのある場所では、それぞれの選手の持ち味を発揮していたのではないでしょうか。クラブ選手のようなチームプレーは求めませんが、ゲーム中、もう少しコミニュケーションがお互いにとれると、サッカーがもっと面白くなると思います。普段の練習からクラスや学年を超えて、自分から積極的に声を掛け合いましょう。

また、この日は舜介くんと友輝くんが2点ずつ取りました。こういう実戦を通して、一つのことを熱心に取り組み、結果を出すという楽しさを実感してもらえたら嬉しい限りです。

そういえば最近、健斗くんがメキメキと実力をつけてきました。集中できる時間も30秒から3分に延びたようです。大の苦手だったリフティングも、今ではコーチが何も言っていないのに自ら挑戦し、自己記録を更新しています。

ようやく成長の時期が来たかなぁ〜と感じますので、このタイミングを大事にしたいと思います。


ガンバレ、4年生。。

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