8月10日 前川ドッグス交流試合 U-12

8月10日、前川小学校において前川ドッグスとU-12の交流戦が行われました。

試合がナイターだったため、地元小学校中心のメンバーで参加しました。

前川ドッグスの皆様、どうもありがとうございました。今後とも交流お願いいたします。


チーム構成 T.F.C. U-12

      6年        4年          3年

       久野 聖輝     ビスワカルマ健斗    植竹 祐人

                 石黒 大智       千葉 大夢

                 諏訪 梨咲       斉藤 開輝

                 小林 祐太       石黒 秀輝

                 小山 舜介       設楽 大貴

                             小倉 優希

                             町田 結弥

                             佐藤 大誠

                             井口 直人


試合結果(11人制、15分)


    T.F.C. ー 前川ドッグス

     3  ー  0      久野聖輝 2  石黒大智 1


    T.F.C. ー 前川ドッグス

     2  ー  0      石黒大智 1  OG 1


    T.F.C. ー 前川ドッグス

     2  ー  0      久野聖輝 1  石黒大智 1


    T.F.C. ー 前川ドッグス

     1  ー  1      石黒大智 1


総 評

初めてナイター試合を行いました。この時期、太陽が照りつける昼間よりは、やりやすかったのではないでしょうか。

また、前川小でサッカーをするのも随分久しぶりですね。タルタルーガができる以前からコーチとサッカーをしていたメンバーは、昔を思い出した選手もいたかと思います。あの頃に比べると、どの選手も大きく成長したなぁ〜と感じます。(笑)

コーチ自身、前川小でエンジと緑のユニフォームを着た選手たちと一緒にサッカーができることに、感慨深い思いがありました。


さて試合の内容ですが、今回はクラブ、スクール、学年、ポジション等、入り乱れてのチーム構成と、試合のテーマ、指示も無し、11人制という混沌とした状況の中でゲームを始めました。

そのような条件下で選手一人一人がどのような判断、プレーをするか確認させていただきました。

全体を通じての印象は、ゲームメイク、個人技、集中力、どれをとっても良くありませんでした。チームが機能しないことは始めから想定していました。ボールが回らない、ポゼッションが不安定、それはまぁいいでしょう。その中で個人がどれだけ頑張れるか、アピールできるかを見ていました。

自己評価は選手各自で行ってください。

皆さんもご存知のように、今年の夏は「心と体の強さ」をテーマに取り組んでいます。

『クリエイティブで逞しい選手』の育成を目指していますが、「クリエイティブだけど逞しくない」皆さんは、逞しい(たくましい)の意味をもう一度良く考えてみてください。

どういう事が逞しいのか、どういうプレーが逞しいのか、どういう選手が逞しいのか、最低10個は考えておいてください。今度聞きますからね。。


最近いつも同じ事を言っていますので、たまには褒めることもしたいと思います。

今回参加したメンバーでコーチが気になる選手は2人、大夢くんと梨咲ちゃんです。

大夢くんの次のポジションは左サイドの予定です。練習ゲーム時でも、最近それを意識したプレーを見せていました。この日のゲームでは左サイドで1試合プレーしてもらいましたが、とても良い出来でした。縦へのドリブル、フェイント、切り返し、イメージ通りの素晴らしいプレーでした。

コーチが評価したいのはプレーの素晴らしさだけではありません。これ位の技術は、クラブ員ならほとんどの選手が持ち合わせていることでしょう。特筆すべきは自分のポジションへの強い意欲と、まだ一度も正式なポジション練習をしていないのに、前回の左サイド選手への指導をよく聞いていて理解していたことです。

大夢くんといえば、最近はすっかりGKのイメージが定着していますが、もともとはT.F.C.の10番を背負ったエースとして期待されている選手です。その選手がコーチにGKを言い渡され、今日の地位を築き上げるまでには大変な努力があったと思います。最初はキーパーグローブが欲しかっただけかも知れませんが(笑)、良く真剣にこのポジションに取り組んでくれたと思います。

一つのポジションで結果を残せる選手は、他のポジションでも同様に良い結果を出せると信じています。新ポジションでもこだわりのプレーを続けてください。


もう一人の梨咲ちゃんはスクール生ですが、ゲーム中、ボールを持った時にしっかりとした個人技が出せるようになりました。また練習でもクラブ員に混ざり、難易度の高いボールスキルもこなせるようになりました。ゲームでも得点するシーンが増えてきていますね。今後の活躍に期待しています。

彼女の他にもスクール生の中には、隼人くんやあいちゃんのように、試合で個人技を出せる選手がいます。相手のプレスのかかった局面でテクニックを発揮できることは素晴らしいことです。

スクール生へのアドバイスとしては、ゲーム中良いプレーをやり続けること、足を止めないこと、激しい局面の中にも飛び込んでいくこと、このあたりが改善されれば試合でもっと結果が出せるようになると思います。


スクール生リーダーの聖輝くんへも一言。

いつも試合で結果を出してくれてありがとうございます。また、チームを盛り上げてくれてありがとう。コーチは出来る選手、やる気のある選手に対しては、要求もだんだん厳しくなります。現状のプレーに満足せず、より高い次元のサッカーを目指しましょう。そのためには、とにかくテクニックを磨くことが大事です。残りの小学生ライフ、テクニックだけにこだわってもいいと思います。

チーム内での「技キング」、いつも今の3年生か4年生です。聖輝くんも歴代技キングに名前を刻んでいってください。

           ●試合結果へ戻る