6月30日 マクドナルド・リバティサッカー大会

6月30日、吉川公園サッカー場においてリバティSC主催のマクドナルド・リバティサッカー大会(U-9)が行われました。

この大会にT.F.C.はU-9チーム(3、2年生)が参加し、優勝することができました。

対戦させていただきましたチームの皆様、どうもありがとうございました。


チーム構成


  T.F.C. U-9

    植竹 祐人     小倉 優希 C   美川 笙乃

    千葉 大夢     町田 結弥     山口 大貴

    斉藤 開輝     金沢 怜央

    石黒 秀輝     佐藤 大誠


試合結果 (8人制、15分1本)


   予選リーグ A組

    T.F.C. ー 瀬崎SSS

     5  ー  0      植竹祐人 4  小倉優希 1


    T.F.C. ー リバティSC

     2  ー  0      植竹祐人 1  小倉優希 1


    T.F.C. ー 間々田FC

     3  ー  0      斉藤開輝 1  石黒秀輝 1  佐藤大誠 1


    T.F.C. ー アルドールFC

     15 ー  0      植竹祐人 5  小倉優希 4  斉藤開輝 2  千葉大夢 1

                  石黒秀輝 1  金沢怜央 1  佐藤大誠 1


   決勝戦

    T.F.C. ー あけぼのFC

     0  ー  0

    (1  ー  0) PK(サドンデス)(石黒秀輝 1)


   最優秀選手  美川 笙乃


総 評

3年生になってから初めての大会、優勝おめでとうございます。

この大会をメドに、クラブ員は得点パターンの練習を約2ヶ月間積んできました。その間、選手たちが打ったシュートの数は少ない選手でも1,000〜1,500本、多い選手になるとその倍以上の数になるのではないでしょうか。特にサイドからのクロスにあわせる2タッチシュート、GKをよけてゴール両サイドへ流し込むグラウンダーのシュート、後半に入ってからはミドルシュートも取り入れ、ポイントを絞った得点パターンも行ってきました。

当然、今回のテーマもサイド攻撃からの得点でした。


このテーマに触れる前に、今大会のコーチの感想をひとつ述べたいと思います。

3ヶ月前のテーマであったスルーパスに加え、グランドを広く使う、逆サイドへの展開、ワンツーパス、ボールの上げ下げ(これはまだ取り組んでなかったはずですが。。笑)、バイタルエリアでの傘をかけた展開と、良くできていた時間が結構ありました。最近のゲームでは新しいポジションに慣れてきたせいもあって、チームがよく機能していると思います。頑張りましたね。。

「このポジションはオレがもらったぜっ。。」とみんなが感じ始めたころ、また次のポジションに移動になりますので、楽しみにしていてください。。


さて、問題はすばらしい展開から混戦のゴール前にボールが入ったところからです。

結果から申しますと、なかなか上手くシュートが打てませんでした。原因は、ゴール前のゴチャゴチャした中で複数の相手をかわす技術と力強さがまだまだ足りなかったこと、ボールをゴールにねじ込む気持ちが足りなかったことだと思います。

最初の2試合は、両サイドの選手がテーマを忠実に遂行しようとするあまり、自らシュートを放つ意識が薄く、中がどんなに混戦状態でもセンタリングを選択していました。中で待っている選手も、ボールを受けることは出来てもシュートをきっちり打ち切るまでにはなかなか至りませんでした。しかし、適当なシュートを放つことなく、自分の思い描いたエリアにボールを持ち出そうと懸命にトライしている姿は評価したいと思います。

3試合目以降はサイド選手にもっとシュートを自分で打つように指示し、センタリングとシュートを混ぜながら攻撃してゴチャゴチャ解消を試みましたが、あまり関係なかったみたいです。

もちろんテーマに沿った形で得点は重ねているのですが、欲張った考え方をすれば、もう少し出来てもいいのかなと思いました。でも君たちのことだから2、3ヶ月後の忘れたころに、きちっと結果を出してくれることでしょう。。


今回のテーマの副産物として、GKの成長がありました。(笑) あれだけのシュートを泥まみれになりながらセービングしていたのですから、考えてみれば当然のことかもしれませんが。。

みんなでシュートを打つ方と打たれる方の両方を経験して、何か感じるものはありましたか。。

攻撃をテーマに臨んだ大会で最優秀選手がGKなのは、しっくりこない部分もありますが、失点が0という事を評価しての象徴的な選出です。もともと笙乃くんをGKにする予定はなかったのですが、コーチが当初考えていた布陣が機能せず、1試合目の早い段階で変更せざるを得なかったため、急遽GKに入ってもらいました。練習ではとても良い感じでしたので、何の心配も無く送り出しましたが、実戦でも良かったと思います。


最近気になる課題としては、走れない選手が目立ってきていることです。と言うよりは、走れる選手が1人もいないと言った方が正確かもしれません。この部分がT.F.C.U-9の最大の弱点です。

今年の夏は、「巧い選手」という部分は少しお休みして「強い選手」という部分に時間を使いたいと考えています。詳しい事は練習時にお話します。

一つだけ覚えておいてください。今よりフィジカル、メンタルが強くなれば、当然「技術」も今まで以上に発揮できます。この事は以前から皆さんに伝えてあるので、分かってくれているとは思いますが。。


次の大会までに1人1人が一回り強くなることを目標に、練習していきましょう。

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