6月23日、吉川市ワタナベ学園グランドにおいてリバティSC主催の交流試合が行われました。
交流させていただきましたチームの皆様、どうもありがとうございました。
チーム構成
T.F.C. U-9
植竹 祐人 小倉 優希
千葉 大夢 町田 結弥
斉藤 開輝 金沢 怜央
石黒 秀輝 佐藤 大誠
設楽 大貴
試合結果 (8人制、10分ハーフ)
T.F.C. ー リバティSC
8 ー 0 石黒秀輝 3 小倉優希 3 植竹祐人 1 設楽大貴 1
T.F.C. ー 南流山
7 ー 0 植竹祐人 4 斉藤開輝 2 石黒秀輝 1
T.F.C. ー 松 伏
4 ー 0 小倉優希 2 植竹祐人 1 石黒秀輝 1
総 評
猛暑の中でのゲーム、お疲れさまでした。
T.F.C.U-9は30日の大会をメドに、サイドからの2タッチシュートをテーマに取り組んでいます。
今回の総得点19点のうちテーマに沿った形での得点は、3点のみでした。
理由はいろいろありますが、テーマ以前にしっかりとしたゲームメイク、球まわしが出来ていませんでした。これがいつも通りに出来なければ、テーマを確認するどころではなくなってしまいます。結果としてセンタリングを入れる形があまりにも少なすぎました。
今回ゲームメーカーで入った2人の選手は、ボールの展開力と守備の仕方の課題が改めて浮き彫りになったと思います。君たちは技術的にはこのポジションを確実にこなせるのですが、コーチがいちいち細かいことまで確認しないと好き勝手なプレーに終始し、他の選手と呼吸が合わなくなってしまいます。そんな場面が何度も何度もありました。
コーチは基本的に、ゲーム前はフォーカスしていることしか確認しません。あとはキャプテンを中心に自分たちで考えてプレーしてください。
今は選手全員がローテーションでいろいろなポジションを経験していますが、与えられたポジションで必ず何かをつかみ取ってください。まだまだそういう意識が足りない選手がいます。試合でも練習でも「よく考える」こと、「頭を使う」こと。とにかく頭を使いなさい。
今回の3試合を厳しい一言で表現するならば、「ゲームメーカーの頭の中に、ゲームプランが無かった。」「頭の中がからっぽだった。」という印象です。
君たちがこのポジションでプレーしている間は、「ゲームプランのイメージ」をたくさん考えることに集中して取り組んではいかがでしょうか。普段は良い展開ができているのですから、それをきちんと頭の中で整理して、いつでも取り出せるように訓練すれば、チームもコンスタントに機能するようになると思います。
もう一度言います。頭できちんと考え、それを実行する。
こういう判断を自分で行える選手に全員がなりましょう。コーチはチームとしてある程度の共通イメージを持てるところまでお手伝いします。また、テーマとしてフォーカスされている事については、こだわっていきたいと思いますので、選択肢の優先順位を明確にしておいてください。