3月21日 リバティサッカー大会 U-8

3月21日、吉川公園サッカー場において、リバティサッカー大会 U-8の部が開催されました。

参加チーム数12、8人制、10分ハーフで行われたこの大会で、T.F.C.は準優勝いたしました。

大会関係者、対戦チームのみなさん、応援に来て下さったみなさん、ありがとうございました。


チーム構成  T.F.C. U-8 1、2年生チーム


       1年生        2年生       応援参加

       美川 笙乃      植竹 祐人     小倉 優希

       石黒 彩織      千葉 大夢
                  斉藤 開輝

                  石黒 秀輝

                  設楽 大貴

                  町田 結弥

                  金沢 怜央

                  佐藤 大誠 C


試合結果


予選リーグ B組

    T.F.C. ー 三郷FCジュニア

     0  ー  0


    T.F.C. ー 栗の実SC

     5  ー  0      金沢怜央 2  斉藤開輝 1  石黒秀輝 1  OG 1


準決勝

    T.F.C. ー 大袋FC A

     3  ー  0      設楽大貴 1  町田結弥 1  OG 1

決勝戦

    T.F.C. ー 東スポーツセンターSSC

     0  ー  1


    最優秀選手   佐藤 大誠 ☆


総 評

選手のみなさん、久しぶりの試合お疲れさまでした。

決勝戦では20分のうち、19分30秒を相手陣地で責め続け、不用意なファールからフリーキック1本で決着をつけられてしまいました。サッカーの試合ではよくある事ですが、決める時には決める勝負強さも欲しいところです。

それにしても今大会は、皆さん調子が悪かったですね。。

意地悪な言い方をすれば、よくあんな出来で決勝まで行けたなぁ〜と、君達の勝利に対する執念とこだわりだけは、改めて思い知らされました。(笑)

毎度のことですが、その強い思いが裏目に出るパターンをまた繰り返してしまいました。皆さんが氷上のサッカーを始めたことを気付くのに、試合開始から30秒とかかりませんでしたよ。やはり原因は「勝ちたい」気持ちと、それを本番で表現する「精神的強さ」のアンバランスからきていると思います。同じことを何度も言いますが、選手1人1人の『心の強さ』『自分自身へのチャレンジ』が、今、君達に最も求められている事ではないでしょうか。

確かに皆さんが不安になる材料が今回多くあったことは、コーチはよ〜く知っています。

チームにとってマイナスな要因を、あ〜あ、しょうがないなと思うのか、自分が頑張ってカバーしようと思うのか、コーチは選手全員が後者であってほしいと思います。

怪我やインフルエンザ等の影響で、欠員が出たりコンディションの悪い選手がいる中、1週間であと3大会残っています。どんな状況でも前向きに考え、みんなで力を合わせて乗り越えましょう。


最優秀選手には大誠くんを選出しました。試合前日のキャプテン代行任命、ポジションチェンジ等、チームの変化によく対応してくれました。前日の練習で急遽最終ラインに移動になった時に、そのポジションでの約束事を全て理解していたこと、試合本番ではレギュラーポジション選手より自信を持ってプレーしていたこと、集中力があったこと等、素晴らしかったです。次回までにもっと大きな声を出せるようになるといいなぁ。。


〈光り輝く選手に〉

コーチはいつも選手の皆さん全員が、グランドの内外にかかわらず、光り輝く目立った存在になって欲しいと願っています。では、光り輝く選手って、いったいどんな人なんでしょう。答えは皆さん自信で考えてください。今の君たちにとって、とても大事なことなので、真剣に考えてほしいな〜。。

それに関連して、普段の態度で改めて欲しいことがあります。

  1、何を問いかけても、うんともすんとも返事がなく、自分の考えを言えない人

  2、コーチの呼びかけに対して、率先して手を挙げられない人

これらの症状が見られる選手は、かなり重症です。早く病院で治療を受けるように。。(笑)


あともう一つ、最近練習でみんなと同じ技やメニューに取り組む時、『誰よりも1番目立つようにやりなさい』と、コーチに指導されていると思いますが、U-8の皆さんは自分を表現することがとても不器用です。この点に関しては3年生の良いところを見習ってほしいと思います。(悪いところは別ですよ)

自分の良さを伸ばし、自信につなげてください。どんな舞台に立ってもビビらない自信と経験を得られるように、普段から意識できる選手になれたらすごい事ですね。



(追加)最後に。。

翌日の練習では、さすがに選手たちは不完全燃焼だったらしく、練習中に発する言葉がいつもとは違っていました。

相変わらず文句の多い選手や悲観的な言葉を連発する一部の選手に、選手たち自ら一喝してました。

その言葉には、ただ怒るだけでなく、励ましのメッセージも感じるものでした。

半年前初めて敗戦を経験したとき、翌日の皆さんは小雨の中、ただがむしゃらに練習に取り組んでました。今回2回目の敗戦では、普段となんら変わりなく、いたってクールな練習態度でした。勝った負けたという感覚よりは、「一体あれは何だったんだろう」とか「どうしてなんだろう」という感覚のほうが強かったのかな。

もしかしたら今回のゲーム内容に一番驚いているのは、選手たち自身かもしれませんね。

加藤コーチから「練習では気付かない新しい発見が、子供たちにあった」というお言葉をいただきました。私もそう思います。

今回の大会は、技術、チームテーマ的には残念ながら全く収穫のないものになってしまいました。しかし、もしかしたらU-8にとって大きなターニングポイントになる大会であったかもしれません。


えー、今後は一切、練習中にネガティブな言葉を発することを禁止します。

「できない」「むり」「やだ」「勝てっこない」「ぜったい負ける」。。。タッチラインの外に退場させます。

これからもコーチは出来そうで出来ない事、出来なさそうで出来ない事を皆さんに要求します。その度にいちいちこういったリアクションをとらないように。(笑)

君達の『とても高い技術力』と『ちょっぴり低い精神力』の差をしっかり縮めていきましょう。

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