1月7日 なかよし杯サッカー大会(2年生)

1月7日、練馬工業高校において、FC大泉学園主催によるなかよし杯サッカー大会が開催されました。

参加チーム数10、8人制、10分ハーフで行われたこの大会で、T.F.C.は優勝いたしました。

大会関係者、対戦チームのみなさん、応援に来て下さったみなさん、寒い中ありがとうございました。


チーム構成  T.F.C.1、2年生チーム


        植竹 祐人      千葉 大夢

        斉藤 開輝      石黒 秀輝

        設楽 大貴      小倉 優希
        金沢 怜央      佐藤 大誠
        美川 笙乃


試合結果


予選リーグ A組

    T.F.C. ー 井荻サッカークラブ

    10  ー  0      植竹祐人 3  金沢怜央 3  斉藤開輝 1  設楽大貴 1

                  小倉優希 1  OG 1


    T.F.C. ー FC小平ウエストスター

     3  ー  0      千葉大夢 1  斉藤開輝 1  設楽大貴 1


    T.F.C. ー 開二フットボールクラブ

    11  ー  0      植竹祐人 3  千葉大夢 2  斉藤開輝 2  小倉優希 2

                  佐藤大誠 1  美川笙乃 1


    T.F.C. ー FC大泉学園プリン

     6  ー  0      植竹祐人 3  千葉大夢 1  斉藤開輝 1  石黒秀輝 1

決勝戦

    T.F.C. ー 光が丘FCドラゴン

     4  ー  1      植竹祐人 1  斉藤開輝 1  設楽大貴 1  金沢怜央 1


    最優秀選手   斉藤 開輝 ☆


総 評

選手のみなさん、優勝おめでとうございます。

このところ、Jリーガーを輩出しているチームや、地域代表枠を獲得している強豪チームとの対戦が続いておりますが、そんな中で結果をきちんと出し続けていることは、大変素晴らしいことだと思います。内容的にも今まで積み重ねてきたことが、指示されなくてもある程度表現できていますし、個別に指示をされた事柄についても今回は良く出来ていました。また、1年生を含め参加選手全員が得点をすることができました。

守備に関しては、コーナーキックから1点押し込まれましたが危険な場面はほとんど無く、前回大会からの取り組み成果が表れた感じになりました。今後は前線の選手が、相手のミスを誘うような強いプレスを常にかけられる積極的な守備ができるようにチームとして取り組んでいきます。

攻撃は数字だけをみると大量得点の結果ですが、最後の詰めが甘く、決めるべき時に確実に決めることが出来ませんでした。シュートが打てる時は1歩でもゴールに近付く、有利な角度にボールを持ち出す、相手を確実にかわしてから打つといった、普段取り組んでいることが実戦ではまだ出来ていません。現時点での練習は、プレッシャーの少ないクローズドスキルがメインですので無理もないのですが。。。

今後はより実戦に近いオープンスキルにメインメニューが移行するにあたり、プレッシャーに負けて雑なプレーをする選手が出てくると思われます。今まで時間をかけて丁寧に獲得してきたスキルを無駄にしないよう、激しいプレスの中でも自分の技術が存分に発揮できるように、強い意志と精神力を養いましょう。


《クラブ選手へのメッセージ》

2年生のクラブ選手は本当に素晴らしい『技術』を身に付けています。しかしながら今後は、実戦で有効に使えて初めて評価されるのが『技術』であると考えて下さい。今、コーチが一番感じることは、確かに「個人技」は優勝チームに相応しいレベルにあると思いますが、「こころ」のレベルはどうでしょうか。。自分の持っている良さを十分に発揮するためには、「こころ」も一緒に鍛えることの重要性も理解してください。

大会等では結果を出しているのでなかなか見えてこない部分ですが、コーチから見れば、君たちが100%の実力を出し切ったと言える試合は数少ないと思います。そのような試合に慣れてしまっては、みなさんの将来が不安でなりません。試合だけに限らず、普段の練習、お家や学校の生活でも同様です。試合に勝つことはとても大事なことだと思いますが、それよりもっと大事なことは、選手1人1人がどれだけ成長できたのかということです。

試合でのテーマも、当日や2、3日前にいきなりコーチが決めているのではなく、何か月もかけて取り組んできたことを試してみなさいと言っているのですから、たとえ優勝したとしても、テーマがクリアできている選手、できていない選手の差が大きくひらくのは、普段の練習の取り組み方に問題があるのではないでしょうか。

コーチが考えるには、皆さんのサッカーの技術的なレベルはほぼ同じくらいだと思います。しかし、サッカーに取り組む姿勢、目標設定と達成サイクル、上手になりたいという意欲、頭を使ってきちんと考える習慣、仲間を思いやる気持ち等、「こころ」のレベルに大きな違いがあるように感じます。コーチがつけている試合での皆さんへの個人評価は、普段の「こころ」のレベルの高さに不思議と比例していることはお伝えてしておきましょう。今後も厳しい相手との対戦があると思いますが、毎日の練習や生活の積み重ねが、大事な局面では現れることを決して忘れないでください。

ということで、2007年の大きな目標を発表いたします。


 『100%の力で取り組む』 『100%の力を出し切る』


この2つをチームの目標として活動していきたいと思います。

もう本当に、今の君たちにはこれしかありません。。(笑)

2年生に限らず他学年の皆さんも、特に3年生、同じ目標でがんばりましょう。上級生は1、2年生のお手本となるような立派な振る舞いを心掛けてください。今年の目標をきちんと取り組めば、3年生が一番変わるはずです。個人としての能力は素晴らしいものを持っているのですから、それをしっかり表現できるかどうかは、君たち次第です。

コーチが皆さんに期待することは、常に自分が成長しているかどうかを頭の中で意識できる人になってほしいということです。この一点を踏まえながら、今年も色々な事にチャレンジして、思い出をたくさん作りながら楽しく活動していきましょう。

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