9月16日 交流試合報告

9月16日(土)に川口市立神根小学校で交流試合が行われました。

神根FCの皆さん、いつもありがとうございます。。


チーム構成

  3年生チーム  3年、2年生混合

     3年  西迫和岐  ビスワカルマ健斗  石黒大智  岡田友輝  小石健太郎

     2年  小倉優希  金沢怜央  植竹祐人(→石黒秀輝)


  2年生チーム  2年、1年生、年長混合

     2年  千葉大夢  設楽大貴  相馬あい  石黒秀輝(→植竹祐人)

     1年  美川笙乃  佐々木亮弥  岡田直哉

     年長  小野寺隼人


試合結果      T.F.C.   神根FC   8分ハーフ  2m×1mゴール

     2年生   10  ー  0

                    千葉大夢 3  小野寺隼人 3  石黒秀輝 2

                    佐々木亮弥 1  岡田直哉 1

     3年生   1  ー  0

                    金沢怜央 1

     2年生   5  ー  0

                    千葉大夢 2  設楽大貴 1  美川笙乃 1  岡田直哉 1

     3年生   4  ー  0

                    金沢怜央 2  小石健太郎 1  小倉優希 1


総 評

2週間前の大会では、緊張のあまりガチガチの精神状態で選手たちは試合に臨みましたが、今回は神根小での2回目の試合ということもあってか、非常に落ち着いた様子でグラウンドに入って行くことができました。

2試合が同時進行ということでチーム編成も悩みましたが、チームとしての練習をあまりこなしていないメンバーも数多く出場していたにも関わらず、レギュラーメンバーのサポートもあって、チームとして良く機能していたこと、初めて試合に出場した選手全員が活躍できたことは非常に嬉しく思っています。

今回の試合のテーマは、リラックスと個人技の2つに当初から決めていました。最初のゲームでは、2年生、3年生チームとも個人技を徹底的に使うように指示しました。『技を使って楽しんできなさい』ということがどの程度できるのか、前回の大会で少しばかり不安になっていたからです。

結果的に、ボールにプレスがそれほどかからない2年生の試合では、技術が存分に発揮され、個人の力量の差がはっきりと出た試合になりました。3年生の試合ではさすがにプレスがきつく、なかなか思うようなプレーをさせてもらえませんでしたが、ハイプレッシャーのなかでも技術を使おうとする意識は非常に高く、ボールを蹴りあうことなくドリブル、パスを使ったゲーム運びができていました。

個人技の確認ができたので、2試合目は、ボールをしっかり動かすゲームプランを指示しました。いつも通りよく出来ていたとは思いますが、1試合目のゲームプランからはっきりと切り替えられない選手もいました。課題として、いつも同じようなポジションで1パターンのプレーしかできないというのではなく、状況や指示によってプレースタイルを変えられる幅のある選手、ゲームを考え、理解し、創造できる選手に成長できるよう指導したいと思います。


■頭とセンスを磨く■

練習では、スキルの獲得をメインに時間を使っております。また、ゲーム形式の練習の成果もあって、チームプレーの形もこの年代にしては良く出来ていると思います。今後も継続してレベルアップをはかりたいと思います。

それに加えて『判断力』『イマジネーション』といったものを選手に意識づけたいと考えております。試合でも練習でもサッカーをただ漠然とプレーしている選手がまだたくさんいます。これは個人スキルのレベルに関係なく、試合で活躍している選手でもそういった傾向が見られます。逆に状況が見え過ぎるあまり、チームバランスをとりすぎて結果や数字につながりにくい選手もいます。チームの意志でボールを動かすのではなく、ただ反射的に蹴ったり前に進んだりの1パターンゲームでは、本当のサッカーの楽しさは味わえません。

子供の指導方にはいろいろな考え方があると思いますが、子供たちの自由な発想にまかせてプレーをさせ、コーチは何も教えないというのは、とても無責任で失礼な話だと私は思います。『まだ子供だから』という決めつけを廃し、選手たちに様々なアイデア、判断の材料、プレーの理由と結果、タイミング等のプレゼンテーションをしっかり行い、1人1人の頭の中の引き出しの中身を充実させることは、早い年代であっても決してマイナスにはならないと思います。もちろん強制することはしませんが、良いプレーはしっかりと褒め、悪いプレーは何故良くなかったのか理由を納得してもらい、自分のプレー1つ1つに自信と責任を感じられる選手になってもらいたいです。

もちろん個人差がありますので、練習中にコーチに言われっぱなしの選手もいれば、褒められるだけの選手もいると思います。コーチにマークされた選手は、今がチャンスの時だと判断されたメンバーですので、腐らずに素直に話を聞いてください。(笑)

判断力やイマジネーションはなかなか『教えられる』というものではないですし、1人1人個性があっていいと思います。ですので普段から『考える』『判断する』『創造する』といったことを選手が習慣化できるようにサポートしていきたいと思います。

T.F.C.の1人1人が、しっかりとした個人技術はもとより、局面打開の判断、個人、チームプレーの選択、コーチの指示等が試合でしっかりアピールできるようなクリエイティブな選手になってもらいたいと思います。暫くは、練習試合ではこれらのことをテーマに取り組んでいきたいと考えております。


試合終了後、時間のあるメンバーでグリーンセンターに遊びにいきました。。

楽しかったですか。。?

また、みんなでどこか行こうね。。


コーチからのお願い

  その1 クラブユニフォームを着たまま、遊び場を独占するのはやめましょう。。

      (コーチちょっとはずかしいです。。笑)

  その2 亮ちゃん、汽車を追いかけて園内を1周するのはもうやめようね。。

      (コーチとても疲れました。。笑)

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