9月2日(土)、鷲宮運動広場で2年、3年生各16チームが参加する、ウイングカップ大会が行われました。
8人制で行われたこの大会に、T.F.C.も2年生、3年生チームが出場し、2年生チームが見事優勝、3年生チームは6位に入りました。
試合結果 2年生
予選リーグ A組
T.F.C. ー バディA 4ー0
設楽大貴 2 植竹祐人 1 美川笙乃 1
T.F.C. ー みどり第二 5ー0
石黒秀輝 2 設楽大貴 1 金沢怜央 1 斉藤開輝 1
T.F.C. ー あけぼのB 1ー0
斉藤開輝 1
1位〜4位トーナメント
T.F.C. ー はなぞのB 3ー0
設楽大貴 1 植竹祐人 1 OG 1
T.F.C. ー 普門院 5ー0
設楽大貴 2 千葉大夢 1 小倉優希 1 植竹祐人 1
試合結果 3年生
予選リーグ D組
T.F.C. ー リバティB 6ー0
石黒大智 2 小石健太郎 2 佐々木大雅 2
T.F.C. ー ASC B 0ー2
T.F.C. ー 行田泉B 3ー0
佐々木大雅 2 小林祐太 1
5位〜8位トーナメント
T.F.C. ー 岩槻J 1ー0
佐々木大雅 1
T.F.C. ー CSC栃木 0ー1
総 評
2年生
2年生チームのみなさん、優勝おめでとうございます。
この大会の優勝を目標に、暑い中、毎日練習に励んできました。コーチとしましては、選手みんなの頑張りで結果を出すことが出来、本当に嬉しく思います。
選手の皆さんは自分自身の目標を達成しましたか。。?
この夏休みを絶対有意義に、一人一人が大きく成長できるチャンスにしたいとの思いから、普段よりかなり厳しい指導を受けた選手もたくさんいることと思います。文句のひとつも言いたいときもあったでしょう。コーチ自身、1、2年生にそこまでしなくても。。。と、思うことが何度もありました。それでも毎日のように練習に参加してくれる選手の皆さんには、本当に頭の下がる思いでいっぱいです。
試合の内容を振り返りますと、
○ 良く出来たこと
速いタイミングのパスまわし、ボールを効果的に動かす、ボールを大事にする、スペースの使い方、
速いポジションどり、高い位置でのプレッシング、普段通りのゲーム運び
× もうすこし頑張りたいこと
シュートの精度、本数、セットプレーからの得点、ドリブル、フェイント等の個人技
優勝が決定した瞬間、とても嬉しかったのですが、何か物足りなさを感じたのは私だけでしょうか。
チームとしては強烈なインパクトを与えられたものの、個人で目立った印象はほとんど無かったように感じられます。T.F.C.の選手、特に2年生は、どこに出しても恥ずかしくない、素晴らしい個人技を持った選手ばかりです。いつものような息をのむすごいプレーが、この5試合では影を潜めてしまいました。
私が思うに、彼等はとても頭のいい、サッカーをよく知っている選手たちです。ゲームを楽しむことより勝つことを選択したのではないでしょうか。あんなにサイド攻撃に徹底し、速いタイミングでゴール前のバイタルエリアにボールを運び、いきなりシュート。。一言もコーチはそんな指示はしてません。(笑)
むしろ、ゲームを楽しんでくるように指示したにも関わらず、5ー0になってもゲームプランを変えようとしないチームに不安さえ感じました。
選手たちは、勝つことに相当こだわっていたようです。緊張していた選手も多く、つまらないミスも多くありました。PK失敗の時も、コースを狙ってはずすことはあっても、キーパーの正面に蹴ってしまうなんて普段の練習では考えにくいのですが、それも彼等の精神状態の表れだと思います。
試合に出る以上、勝利を目指すのは良いことだとは思いますが、T.F.C.の目標である『クリエイティブでたくましい選手』『個性の輝く選手』の育成に立ち返り、選手のみなさん一人一人に接していきたいと思います。
ここしばらくは試合のための練習を重点的に取り組んできましたが、これらのことを踏まえ、また個人技術の獲得をメインにメニューを組んでいきたいと思います。