わくわくシアターin松山(2006、11)

第1日目(11月9日−木)

 さて、わくわくシアターは四国−愛媛県、道後温泉で有名な松山にやってきました。
 今回は松山子ども劇場21さんが企画された「シアター・スタート」という催しで、
《ぞう》を膝上の小さい子と親もはいる公演としての取り組みです。

今日、松山に着いて大街道という繁華街の書店に入ったら、
レジの下にそのポスターが貼られていた。
顔が載ってるわけじゃないけど、なんかちょっと恥ずかしい。

まあ、第1日目って言っても、今日は来ただけなんやけどね。
つい先月にはとらまるに来て、松山は遠いぞ、とらまるから更に西だぞ、
と、思ったり、
1月には徳島→松山とワークショップに廻ったりしたので、
ついつい、淡路島目指してしまいました。
チャンチャン!

アカンやん!
松山行くなら昔ながらの瀬戸大橋やんか。
前に松山からの帰りはちゃんとそうしたのに。
えーん、コース表書いてくれ〜!(どのルートで計算してるか、書いてくれ〜)
(コース表というのは、劇団で交通機関や時刻、宿、開演時間、搬入時間、連絡先
等をまとめて書いた表、公演班に渡す実務資料。最近書いてくれない事が多い)

という訳で、今日はアベックのいない淡路SA

淡路SAの観覧車

観覧車と明石大橋

今日はいい天気。(ぞうくんのセリフのような天気)
明石大橋がよく見える。

明石大橋と家族連れ

アベックじゃなく、平日だけど家族連れで和やかに健全な風景。

観覧車と空

空も撮ってみました。
はは、ただ青いだけ。目で見るようには上手に撮れません。

今日はとってもいい天気なので、
このまま転んで鳴門の渦に巻かれても気持ち良いかな・・・
とか思いながらも、高松道から徳島道に乗り換えて、無事着きました。


第2日目(11月10日−金)

 昨日書いた商店街の書店のレジ、こうです↓。

本屋さんのレジに・・・

今日はアーケードで大学生が学園祭の宣伝をしていました。
こんなアーケードです。

大街道

手前のは、「デスノート」?
変な仮装もいっぱい。それと黄色いキャラクターみこしが
アンバランスですが。

さて、さて、やっぱり公演関係の画像がない。
会場にはいるとそれどころでなくなる事が多くて(単に忘れているとも言えるが)。

2歳くらいの女の子は始まる前に私の顔を見たら恐がって、
後ろ向きでお母さんにへばりついてしまった。
けど、終わったら、ちゃんと顔をみてバイバイをしてくれた。
人形劇は観られたらしい。良かったね。

一つ目の「すると、そこに・・・」が始まって、カエルが登場する頃に
別の子どもの「ママ〜、ママ〜」の細い声。
うーん、どの子かな?一番前の3歳くらいの女の子だった。
ちょっと不安になったのか?なんだったのか分からなかったけど、
すぐに会場係の方が手助けして、お母さんの元へ行って落ち着いたらしい。

そんな、こんながあって、集中がどれだけ続くか心配だったけど、
小学生も素直に反応してくれて(さすが劇場の子ども達)
最後まで良い雰囲気で集中して観て下さったと思います。
終わってから、人形を見に来る人、一緒に記念撮影を求める人、
「ありがとう」「面白かった」と言いに来てくれる2・3歳の子が沢山いたので、
うーん、まずは初日、成功じゃないでしょうか。
小さい子の「ありがとう」はかわいいねぇ。

別の話題、
帰って、夕食は蕎麦屋で茸蕎麦と炊き込みご飯のセットを食べて、
ちょっとタンパク質不足かなと思って、
私には珍しく、コンビニでフライドチキンを頼んだ。(他にプリンとおしゃぶり昆布と)
そしたらさ、レジの女の子が「フライドチキン はいりまーす!」
って言うのね。えっ、何処に?って聞きたかった。
敬語がどうこうの問題じゃないのね。「○○になりまーす。」というのがおかしい、というのは
私もそう思う。指摘する人も多いけど。また新たな表現が。
店からとか、保温器からは「でまーす。」があっているだろうに、
入ると言えば、お客の口、胃袋に?
そんな実況していらんし。
あえて言えば、注文なんだろうけど・・・
それなら「はいりました。」だろ。
こんな言い方が定着してきているのだだろうか?
1万円札で払うと「1万円 はいりまーす」と大声で言われる刑は経験あるけど、
「フライドチキン はいりまーす」は初体験でした。


第3日目(11月11日−土)

 今日は朝から。
午前中は市内の幼稚園が会場。
オープンスペースなホール。バレーコ−トくらいの広さがあって、
天井が高いのでちょっと残響が・・・
観客は昨日よりも小さい子と親が多い。
終わってから、幼稚園の先生も「楽しかったです」と言って下さいました。
お父さんも多かったみたい。

午後は県民文化会館の別館和室。

表の看板

表にはこんな看板を作ってくださっています。

会場案内

入り口を入ってからも部屋まで案内のポスターが。

ここの和室は少し狭い目の畳の部屋で、
落ち着いた雰囲気でした。
初めて観劇した男の子が後半ノリノリで立ち上がって、
最後には疲れてきていたようだった。

それにしても、今日はどちらの会場も犬・猫を飼っている子がほとんどいなかった。
うーん。
これまでも、小さい子のいる家は犬猫は飼っておられない事が多かったけど。
午前中は男の子の飼っている金魚のちいさい黒いのと赤いのと、大きいのと、4匹
の話を聞きました。

宿に帰って、今夜は道後温泉へ。
路面電車に乗って、ガタゴトと。
なんか風情があるねぇ。


第四日目(11月12日−日)

 今日も朝から。
朝は生協の2階の会議室。
昨日の和室よりもさらに少し狭いかな・・・
声もよく響く感じなので、なんとなく丁寧な芝居に、
それが、ここの観客層・人数にはあっていた。
と思う。やさしさが会場にあふれていた。

なんかペット飼ってる? 犬とか猫とか金魚とか? と聞いたら、
今日は前の男の子がカニを4匹飼ってるって。
ペットの沢ガニ。なんか良いな。

ぞう君が「しゅっぱーつ!」と言うと
すかざず「しんこー!」と続けた子がいた。
それがまた、会場の雰囲気を暖かくする。

午後からは海に近い公民館。

公民館の観客席

こんな会場つくりです。
今回は劇団から低いいす用の板を2枚持ってきました。

終わってから、
おかあさんが「この子(1歳くらい?)はケーキをよだれたらして見ていました。
私もケーキ食べたくなりました。」と仰っていた。

このステージで今回のシアター・スタートはラスト。
片付け終わってから、係のおかあさんと子どもと少し交流会をしました。
感想はいろいろ。
ぞうが好きな人も、ヘビにはまる人も。ワンくんって人も。
小さい子が一度は泣いても、また入って最後まで見られたのが良かった。
子ども達の真剣に見ている(おかあさんも)姿が良いなあ。
という言葉をいただきました。

その後、市街に戻って、ずーっとお世話して下さった劇場の方々と
夕食交流会。
その席で、これまでに各会場で書いてくださったアンケートを見せてもらいました。
では、その素敵な絵を少し紹介しましょう。

ばるおじさん、かばくん、わにくん、かめくん、ぞうくん

ぞうくん、かばわにくん、かめくん

ワンくん

ぞうくん、かばくん、わにくん、かめくん

なかなか、良いでしょ。

さて、その交流会の帰り、
例の大街道が大変な事になっていました。
こんな事は地元の人でも珍しいという話。↓

自転車の大河

自転車の大河。ゲゲゲッ!

おぼれる〜!

うわー!おぼれる、流される〜〜!!
(これは劇場の方に撮ってもらいました。
まあ、だからと言って私のアホさに変わりはないですが)

松山の皆さん、本当にありがとうございました。

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