レアチーズケーキタイトル

(2006、9、1)

 とうとうきました!レア・チーズケーキ!

というのは、一応このレア・チーズケーキが私のお得意なのです。
その経緯はまあ後で触れるとして、
まずは材料と作り方。

クリームチーズ200g
ホイップクリーム200ml
牛乳70ml
ヨーグルト70g
レモン果汁30ml(元のレシピではレモン半分分)
砂糖50g(これが標準、私は気分で35g〜45gぐらいにする事が多い)
ゼラチン10g
ビスケット5枚くらい
バター15g程

□ビスケットを砕いて、溶かしバターに湿らせて、ケーキ型に敷きつめる。
△ゼラチンは暖めた牛乳に浸しておく。
○クリームチーズは室温に暖めておいてボールに移し、泡だて器でねる。
○全体に白く柔らかくなったクリームチーズに砂糖を加えて更にねる。
○さらにレモン果汁を少しづつ加えてねる。ヨーグルトも加えて混ぜる。
◎別のボールでホイップを泡立てる。(9分立てくらい)
○クリームチーズ地にゼラチンを浸した牛乳を茶漉しで濾しながら入れて混ぜる。
○さらに泡立てたホイップクリームも混ぜる。
○用意したケーキ型に流し込みに整え、床に打ち付けるようにして空気をぬく。
○ラップして冷蔵庫で冷やす。

今回はファーストデーって事でジャスコへ映画を観にいってたりしたので、
材料は生協ものではなく、トップバリューだったりします。
ヨーグルトは常備しているので生協物

今回の材料たち

それでも、あぁレモン果汁がなくなっていた!と近くのファミマに走ったり、
あぁ、バターも使い切ったんだった、と今度はブンヤへ走ったり。
なんか、作ろうと思い出すと、とまらない。
今回の材料はクリームチーズ二つ分。おおよそ。

まずは、ビスケットを砕きます。てきとーな器ですりこ木で。

ビスケット砕き

それにバターを溶かして

溶かしバター

この溶かしバターを砕いたビスケットによく混ぜて、
全体にバターが馴染んだら、
用意したケーキ型に敷きつめます。

(この作業が昔よく分からなくて、先に砕いたビスケットを敷きつめて溶かしバターをたらしていたら、ぜんぜん全体に馴染まないし、それをオーブンで焼いて焦がしてみたり・・・
今回は二つ分を三つに流そうとしているのでちょっと少なかった。)

ケーキ型に砕きビスケット

このビスケット、私はマクビティのダイジェスティブを使いました。これが好きなので。
けれどなかなか無い。無い時は生協の<全粒粉ビスケット黒ゴマ入り>が良いけど、それも無いとクリームサンドビスケットのクリームをそぎ落として使ったことも。普通のビスケットでも良いんだろうけど、全粒粉な感じが好き。

粉ゼラチン

上の材料勢ぞろいで忘れていた、大切な材料。ゼラチン。
この粉ゼラチンは1袋5gで230ml分のゼリーが作れる、と書いてあるので、まあ、2袋。
これを、牛乳に浸す。すると―

ダマダマ〜

こんな風にモロモロになる。つまり上手に溶けきらない。
これをあまり熱くしないように注意しながら、チンしたりして暖めるとうまく溶ける。
今回は溶かしバターを作るために使ったオーブンがまだ暖かかったのでそこに入れておいたら、
いい感じに―

牛乳を温めてゼラチンを溶かす

トロトロになりました。ちょっとダマは残っているけど。

さあ、主役の登場。
クリームチーズをボールに移してねる。
(事前に室温に暖めておく)

クリームチーズ

柔らかくなったら、砂糖を混ぜてねる。

レモン果汁を少しづつ加える レモン果汁を少しづつ加えて混ぜる。

ヨーグルトを加える ヨーグルトを加えて混ぜる。

さて、ホイップクリームは別のボールで泡立てる。
今回は2つなので2回に分けて。
ホイップクリームの替わりに、生クリームを使うと濃厚な味になります。
最近は、元のレシピに戻って、あっさり仕上がる植物性のホイップクリームにする事も多い。(それに安いし)
で、ホイップクリームの場合はステンレスのボールでは黒い粒ができる事があるので、金属製でないボールを使う方が良いです。

泡立てるのは生クリームの方が簡単かな。ホイップの方が時間かかる。

ホイップする 8ぶから9ぶくらい。10ぶまで泡立てると仕上がりがモロモロしすぎる。

ゼラチン牛乳を茶漉しで加える 先のゼラチン牛乳を茶漉しで濾しながら加える。

茶漉しに、最後はゼラチンのダマが少し残りますが、まあ、気にせず。それは加えない。
むかしは茶漉しは使わずにやって、後でダマダマありに仕上がったりした事も。

ホイップクリームを混ぜる そこにホイップクリームも混ぜる。

用意した型に流し込んで、
床に打ち付けて、空気を抜き、表面をきれいに整える。

ケーキ型へ

これにラップをかけて、冷蔵庫で冷やす。

さあ、お味はどうでしょう?!

で、日付の替わった今日(9月2日)は初級講座の合宿。
みなさんに味わっていただこうと思います。


さて、このレア・チーズケーキ、作り始めたのは大学1回生の頃です。
ケーキと言いつつ、焼かない。基本的にはオーブンなど特別な機器は要らず、ケーキ型とボールと泡だて器があれば出来る。下宿生でも作れるのさ。
 きっかけは、松本駅前のある喫茶店<無伴奏>。ここは落書き帳が充実していたり、流れる弦楽室内楽(?)が心地よく、そしてコーヒーとチーズケーキが美味しい事で評判のお店でした。私も気に入って、よく通い、コーヒーチケットを置いていた時期もある。ここのチーズケーキを再現したくて、通っていると、名糖のホイップクリームを使っておられる事が分かって、スーパーで名糖のホイップクリームを買うとそこにレア・チーズケーキの作り方が書いてありました。それをベースに、私なりにいろいろアレンジを加えて、ヨーグルトを混ぜたり、今のレシピになりました。
 信州のアルプスを望みながら、無伴奏曲に心を癒され、熱いコーヒーに心も温まり、リフレッシュする。
そんな気分でお楽しみ下さい。
 なぜか酒飲みにも好評の味です。

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