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買いやすい店作りのポイント


1)入りやすい入り口にする。

入り口付近を清潔で明るい印象にすることが重要です。入り口付近の手入れが行き届いていないと、お客様に対して「心配りが足りない」印象を与えます。

ワンポイントアドバイス


2)通路を通りやすくする。

松葉杖の利用者や車椅子利用者でもすれ違えるように、通路の幅が広くなっていることが必要です。一般のお客様でも通路が狭いと、落ち着いて買い物ができないので、客単価が下がります。

※参考:車椅子約90cm、両松葉杖120cm、白杖使用者120cm、歩行者60cmの幅が歩行のために必要です。車いすが転回するには140cm角以上のスペースがなければなりません。小型の店舗で十分な通路幅が確保できない場合は、可動式の什器を用いるなどの対処をしましょう。さらに、陳列を圧縮することで、商品の賑やかさを演出しながら通路を確保することも検討しましょう。

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3)生活な空気と環境

視覚障害の方は、モノに触って位置確認しますから、トイレ、洗面所は定期的に清掃して、つねに快適に使えるようにしましょう。また、商品やサンプル陳列台のほこりは払われていますか?低い視線から見ると案外汚れているものです。不潔な店からは「お客様を軽視する姿勢」が伝わってしまいます。


4) 売り場の案内をわかりやすく

第一印象は、その後のお店の好感度を大きく変えてしまいます。初めて行った店で、店内がわかりづらくて困った経験は、客離れの大きな原因になります。わかりやすい表示は、お客様が商品を見つけ出す時間とストレスを軽減してくれるのです。


5) ゆっくり休めるスペースを用意します。

疲れやすいお年寄り、妊産婦、怪我の人など、長時間立ったり、歩いたりすることが苦手な人もお客様として店舗を訪れます。疲れて買い物をする意欲が削がれてしまうと売上げ機会を失うことになります。ゆくっくり休むスペースを作ることは、これまでスペースの無駄と考えられていましたが、「購買意欲」を充填するための補給場所だと考えてみてはどうでしょう。

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