木漆工芸作家のアトリエと杉チップ浄化槽

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杉チップ浄化槽の制作
 この地域は山間の集落で、下水が通っていないため浄化槽の設置が必要でした。「何か自然な形で出来ないか?」ということで、当初コンポストトイレを検討していたのですが、生活雑排水の処理には、通常設置する合併式浄化槽も併設する必要がありました。汎用されている合併式浄化槽ですが、放流する水には、塩素が含まれているため、浄化した水ではメダカなどは生きられないのです。そこへ、建築主の方が、雑排水も処理できるという「杉チップ浄化槽」なるものの情報を知人より入手され、実現へ向けてスタートしました。ただ、謎だらけだったため、実際に使われている方のお宅へ見学に行き、勉強させていただくことから始めました。とても親切な方で、研究結果の資料や、経験談、仕組みなどを詳しく教えていただき、放置していても腐らない「杉のオガコ」の不思議な浄化能力に驚かされました。そんな浄化槽のできるまでを紹介します。
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見学に行ったとき @杉チップ浄化槽の先輩!?を拝見。すでに、10年可動中。貫禄があります。 地中浸透の穴 A地中浸透のための穴。後から砂利で埋めますが、やや危険! 基礎工事 Bオガコでろ過された排水が流れ込んでくるところの基礎を施工中。 浄化された水が集まってくるところ C基礎部分の完成。中央の穴に排水が集まってくる予定。 単管パイプによる骨組み D浄化槽の外枠完成。単管足場用のパイプで組み立てました。
組み立て中 E先輩!?が使われていた、養殖用のネットを分けていただき、取付中。金網はSUS製。 配管の様子 Fろ過された排水の出口の配管。 枠完成 Gネットも張り終わり、あとは中身の杉のオガコ待ち。 点検口 Hろ過された排水の水質検査ができるよう、点検口を設けました。 杉のオガコの運搬 Iこの浄化槽の主役「杉のオガコ」を製材所からもらってきました。トラック2台分。
排水の進入口 Jおおかた杉のオガコが入り、排水を落とし込む配管も取り付け完成。 完成! K杉チップ浄化槽には、優れた能力がありますが、合成洗剤は使えません。 杉のチップの様子 L上手く、ろ過するには、細かく刻んだ杉チップも必要なのだそうです。 2階からの配管 M住居スペースが2階なので、排水は、直接配管で落とし込む形にしました。 コケが生えてきました Nだいぶんなじんできて、コケが生え始めました。メンテナンスはオガコを足すだけ。

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