ねこめしにっき(2006年1月中旬)

2006年1月18日

機動戦士 3D GUNDAM (2006/01/18 - 04:55)

実写でよみがえるあの名場面っっっ!!!!

ともあれガンタンク最高…。

2006年1月17日

「何か質問ある?」の企画終了 (2006/01/17 - 02:58)

ありみかさとみだけど何か質問ある?」の企画ですが、現時点を以て終了としますー。ありがとうございましたー。

予想通りというか何と言うか、ネタ質問がほとんどだったんで、「プロフィールの拡充」という本来目的の面においてちと微妙な結果。とは言ってもそれは質問者が悪いのではなく、もっぱら人的魅力に欠けるぼくの不徳の致すところであります。

通常営業的な質問とかは、普段どおり掲示板にて受け付けてますので、気が向いたらどーぞ。

2006年1月15日

日本語テスト! (2006/01/15 - 21:05)

[ 回顧録? 経由 ]

64点。まぁこんなもんダロ。そんなことより結果表内のデバイスフォントの豆字具合が気になってしょうがない。

それにしてもアレだ、たつた五問を取上げるだけで現代仮名遣と正書法の抱へる問題点をきちんと網羅できるのだから、このテストの問題は本当によくできてゐると、皮肉でなくさう思ふ。

[ 大和但馬屋日記 より ]

Lightbox JS (2006/01/15 - 18:43)

最近チラホラと見かけるコレ、ウチトコにも搭載してみたよ。ねこめしにっき限定で、画像直リンクのアンカーあたりに。何がどうなのかは、たとえば「Suica ぺんぎんグッズ」のサムネール画像をクリックしてみそ。 WinIE6 / Gecko 系ブラウザ / Safari あたりで動作する模様。 Opera は知らん。そしてもちろんスクリプト ON でないと何も起きませんよ。

んーしかし、ギミック的に「ギョッ」となるぐらいで、それ以上の利点はとくに無いですねコレ。面白いからいーけど。

搭載にあたって、 lightbox.js と lightbox.css を一部いじくった。拙作「あれこれポップアップ」と併用する上で起きるマイナーな非互換部分の調整とか。このサイトの HTML は WinIE で Quirks Mode にならざるを得ない XHTML なんで、それゆえにスタイルが微妙にうまく行かないあたりとかを。

一部ではこれ、「 Web2.0 ライクなウンタラ」とか言われている様子。 Web2.0 文脈で出てくるジャバスクモノというと、漏れなんかは「 Ajax キリキリ系? 」とかいう印象をすぐ抱く次第ですが、この lightbox.js 自体は、何の変哲もないよくある DOM 弄りスクリプトですた。

実はこれとほとんど同種のアイデアをすでに本業方面で実装済みだったりするんで、微妙にくやしかったりもしますが、漏れのアレ(どれ)のほうが汎用性はぜんぜん上でウンタラカンタラ、とか謎めき系の自慢で茶を濁してウヤムヤにしておこう。(謎)

Suica ぺんぎんグッズ (2006/01/15 - 18:08)

実は漏れ前から Suica ペンギンに萌えておりまして。弊社(何処)もよりの駅コンビニにもようやくグッズが置かれ始めたのを、先週発見。すいぺんかわいいよすいぺん。

2006年1月14日

Windows は Intel Mac で動くのか (2006/01/14 - 22:27)

ちょっとだけ OSX に興味がありげな非マカの人々にとって、どうしても気になる事らしいこの件。

しかし、EFIをサポートするOSは、Intel版Mac OS Xをのぞけばわずかだ。Windowsでは、Windows 2003 Serverが対応しているものの、本格的なサポートは今年発売予定のWindows Vistaからだ。(略)

AppleからMac OS X以外のOSが動く/動かないに関する公式なコメントは一切出ていないが、Intel MacがEFIを採用している以上、プロテクトが施されていないかぎりEFI対応のOSをインストール可能なはず。Intel Macの実機も製品版のWindows Vistaも手元にない以上、言い切ることはできないが、理屈の上ではIntel MacでWindowsが走る可能性は高いのだ。

「Windows Vista ならイケるかも」とか世間で言われてるのは、こういう理屈なのかー。

で、 Intel Mac で OSX と Windows のデュアルブートが出来る事って、そんな嬉しいことなんかいなぁ。そこがわからん。や、双方の環境をひとつのマシンで賄うって話では意味がありげなのはわかるけど、便利かどうかという面でビミョだと言いたい。アッチ使っててコッチ使う用事ができたときに、いちいちブートしなおすんスか。めんどくさくね?

どういう仕組みか知らんが、とにかく両方を同時起動することができて、ファストユーザスイッチよろしくパパッと画面切り替えで行き来できるとかになったとしても、その画面切り替え自体がすでにめんどくさくね? Classic 環境や X11 環境がそうであるように、 OSX の Aqua な GUI 環境上に Windows OS 支配下のウインドウがシームレスに現れる形がベストっぽい。さらに加えてコピペやドラドロも双方でシームレスにできるとなれば、 OSX はもはや最強の環境かもしれん。 Virtual PC もいつまでも、いちウインドウ内で箱庭的に Windows を動作させてるんじゃなくて、そういう方向で進めばいいんじゃマイカ?

Intel Mac リリースされちゃったね (2006/01/14 - 21:19)

各地既報のとおりですが、よもやこの早々な時期に Intel CPU 搭載の Mac が出るとは思わなんだ。これも誰もが言っていますが、 "MacBook Pro" ってゴロが悪いよなぁ。そもそも「なんとか Pro 」ってアリガチすぎる名称、"Pro" の部分が陳腐さを加速する旨、いいかげん悟ってくださいよ。 "PowerBook" のままじゃアカンかったんか。 "PowerBook" の "Power" は元々 "PowerPC" を指していたんじゃないハズっしょ。("PowerMac" の "Power" が "PowerPC" を指しているのとは違う。)

それはさておいて、iBook が Intel CPU でリニュされてたらならば、あわよくば即ご購入だったかもしれないんだけどなぁー。常用のメイン機あるいは母艦マシンを今この段階で Intel CPU 版にリプレースすんのは時期尚早気味でなんか怖いナー。 Rosetta に過剰な期待を抱くのは危険な香りがするんで。

(つか漏れ的にはメイン機あるいは母艦マシン用途で iMac や PowerBook 改メ MacBook Pro を選ぶ可能性はどのみち薄かったり。アポー的にはこれらに対して常用マシンの立ち位置を想定してはいるし、世間的にもそういう購入動機は多勢かとおもうけれども。 )

iBook ならお遊び用のサブマシンゆえに、多少困った事があろうと現状の母艦マシン (PowerMac G4 QuickSilver 867) が健在なら無問題だし、今使ってる iBook は G3 の頃のやつでそろそろヤキがまわってて頃合いなんだがなー。

(…とかなんとか、慎重っぽい態度をとってはイマスガ、実のところはさほどでもなく。 Intel Mac の現状の弱点のひとつとして Classic 環境が動作しない事を挙げる事は可能ですが、 Classic 環境なんてもう一年以上動かしてないぞっと。もはや漏れ的には不要の域であって、この点は無問題。つかね、旧 OS から OSX への移行に比べりゃ、 Intel CPU への移行なんてぜんぜんチョロイ話だなとか思っている。)

QuickTime Player で WindowsMedia 再生 : Flip4Mac (2006/01/14 - 21:10)

OSX 用のソフトウェア。 Finder, QuickTime Player をはじめ、 QuickTime API を利用する各種アプリケーションにて、 WindowsMedia の動画を再生可能とするモノ。WMVQT コンポーネントと Web ブラウザプラグインのセット。今回めでたく無料になったとの事ですが、漏れは今回ようやくこれの存在を知った次第。

WindowsMedia コーデックが QT コンポーネントで提供される事による、目立たずも強烈に大きい利点は、MPlayer OS XVLC media player では現状再生不能の、MS 謹製の Windows Media Player for Mac OS X でさえ再生不能だった)「ビデオトラックが WMV でコンテナが AVI の動画」を QuickTime アプリケーションで再生できるようになる事かなー。これは嬉しい。いろんなトコ(何処)で入手した *.avi の動画ファイルが、 DivX あるいはそれ互換の動画のつもりが実はビデオトラックが WMV で、マカー的に泣きを見る、という事がいままで良くあったんで。(その場合しかたなく Windows で再生してた。 OSX をメイン常用環境として生活している身には、これは敗北デアル。)

そして:

Flip4Mac WMV Player がなぜフリー(無料)になったかというと、Microsoft が Mac 版 Windows Media Player の開発から手を引いて、その代わりにこのプラグインを支援することになった、ということのようです。

[ E-WA'S BLOG より ]

「無料」のワケは、なるほどそういう事かー。まぁ DRM な WMV コンテンツを Mac で鑑賞する途が事実上断たれる事になったんだけど、そもそも WindowsMedia とかいう(Windows OS を常用環境にするつもりのない漏れにとっては) 潰しの効かない形式のデータは出来うる限り忌避したくDRM 付きとなればなおさらなんで、以下略。

ボットとハサミは使いよう (2006/01/14 - 20:26)

内容自体は、ふむふむさもありなん、あーコワイですねー、なんだけども。しかし IRC というもの自体への説明は放置プレイというか、まるで「悪のねっとわーく」「危険人物のスクツ」であるかのような雑な扱いがまず目を引いた。ま、それはある意味で真理かもしれんが(ワラ)、「ボット」の定義がさらに雑というか乱暴。

ボットとは,クラッカからの命令を受け,その命令に従って動作するプログラムのことです。パソコンの中に潜み,クラッカの命令を受けると動き出します。ボットに感染したパソコンのこともボットと言ったりします。

おいおいそれじゃぁ、madokaplum を動作させてる漏れ(他の IRC 大好きッコたち)はクラッカーって事になってしまうでわ!やべぇよ官憲の手があ!

IRC におけるボットってフツー、狭義には単に「自動応答プログラム」、広義には「ネットワークへの接続(チャンネル参加)状態を維持しつつ色んな便利機能を提供するプロクシ的なモノ」を指すのであり、それ自体は善悪の観点においてニュートラルなモノ。その上で「ナントカとハサミは使いよう」の格言どおり、 クラッカーの悪意があって初めて悪のフォースを纏うに過ぎず。もっともらしくも半端な解説は、それを間に受けてしまうかわいそうな人がどうしても出てしまうから、その観点で何とも有害迷惑千万な記事だなーと思った次第。

よって、正確を期すため、「悪意をもって作成された IRC ボット(自動応答プログラム)。以下ボットと称す」とか何とか断り書きがあってしかるべきだった。

2006年1月11日

仕上がりはご覧のとおり (2006/01/11 - 02:33)

WYSIWYGの限界について語っているらしいのだけど、なんかおかしな話になっている記事。

WYSIWYG とは、ヤコブはかせが書いているように、画面に表示されるものが常に、仕上がりに等しく、その通りに印刷される事がそもそもの由来ですやね。「印刷」という物理的出力を必要とする場面の減ってきた現代では、「画面で見ている物が、ほぼそのまま(あるいはかなり近い状態で)最終出力として得られる」と言ったほうがよいかな。これは裏を返せば、「現段階での仕上がりに対して、直接修正の手を入れる事ができる」とも言える。

それはいいとして。ヤコブはかせったら、大量のコマンドのそれぞれが、どこに配置されているかをユーザが自力で突き止めなければならないという、現代の Mac や Windows といった一般的な GUI が抱えてしまっている問題点と、何度も何度も刀を入れて大理石の彫刻を仕上げるように、白紙から目指すゴールに至るまで多くの手作業が求められるという、何かを一から作り出す上で必ず伴う「産みの苦しみ」とを、 WYSIWYG ゆえの問題点であるだとか言い出している。そしてこれからは Results-Oriented UI(結果志向のユーザ・インターフェイス)の時代ダ!とかなんとか。

Results-Oriented UI とはなんぞ。ヤコブはかせ曰く:

でき上がりとして想定可能なものを並べた「グラフィック・ギャラリー」という新たなインターフェイスがあり、それぞれは種々の編集操作を実行した結果と考えられる。このギャラリーから、自分が作成したいと思っているものによく似た一つ -- 一個の組織図だったり、ドキュメント全体だったり -- を選ぶ。ギャラリーにある他の選択肢にマウスを持っていけば、どう変形させられるかを見ることもできる。インタラクション・パラダイムが逆転したと言っても良いだろう。What You Get Is What You See(仕上がりはご覧のとおり)、WYGIWYSというわけだ。

なんじゃそりゃ。ウイザード方式のパッチワーク講座かなんかですか。そりゃ、既存の 完成品 マテリアル を元に細部をいじるだけなら、産みの苦しみの過程からは大部分解放されますね。でもそれは、創造性あるいは想像性の欠如を補うなにかではあっても、それと GUI のユーザビリティは関係ないぞっと。加えて、既存マテリアルを見て選んで、次の操作によりどう変形させられるかを見るというの、これはまさしく WYSIWYG そのものであり、それ以上でも以下でもないじゃんか。

また、例としているのはMicrosoft Officeの次のヴァージョン(コードネーム“Office 12”)であって、そこではメニューやツールバーが一掃されてるかもしれないけど、この「ウイザード方式のパッチワーク講座」な GUI かて、欲張るとだんだん複雑になっていき、早晩、大量のコマンドのそれぞれが、どこに配置されているかをユーザが自力で突き止めなければならないというオチになるんじゃなかろうか。なぜなら、 GUI の本質部分でのブレークスルーはどこにも無いんだからなぁ。

既存のマテリアルを土台に最小限の手数で何かをデッチ上げるなんて営みは、それこそ誰もが日常フツーにやっているわけだし、選択肢にマウスを持っていけば、どう変形させられるかを見ることもできるなんてのも、ある操作に対する結果表示が即座に得られるというのと何も変わらん。そうやって変形を重ねて望む形に近づけていっても、結局、細部のツメに対する「産みの苦しみ」からは、誰も逃れる事ができないのであります。

WYSIWYGよ、さようならだとか珍妙な事を言って、なにかスゴイ事を言ってのけた気分になっているのかなー。ヤコブはかせの見たこの 新たなインタラクション・パラダイムとやらの夢は、もうとっくに手中にしている物ではないのかしらん?と。つまり WYSIWYG ナノダヨ。…とむりやりオチをつけてみる。


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