ねこめしにっき(2005年4月)

2005年4月30日

OSX10.4 "Tiger" の真価を探ったらしい記事 (2005/04/30 - 08:53)

なかなか詳しいというか、アポー自身がちっともプロモしてないせいで初耳だよソレ!系の新機能とか紹介してたりして、良かった。

DVD ドライブついてない iBook に OSX10.4 "Tiger" をインストする (2005/04/30 - 08:38)

前回までのあらすじ。ゴールデンウイークの行楽のお供を予定している漏れの iBook G3 (Opaque 16VRAM) には DVD ドライブなぞ搭載しとらんちゅーのに、アポーは OSX10.4 "Tiger" を DVD 版のみで一般出荷するとゆーイヤガラセ攻撃 (謎) を仕掛けたのだった。これを中級マカ (何) への挑戦 (謎) であると見なし、勝利するまでが今回の話。

作戦レシピ。

  • 10.4 のインストール DVD
  • DVD ドライブと FireWire ポート搭載の G4 QuickSilver (OSX10.3.9 稼働中)
  • DVD ドライブついてないけど FireWire ポート搭載の iBook G3 (10.4 インスト先)
  • 第四世代 iPod (20G)

…いやぁ、 iPod ってトコで作戦ミエミエ。つまり、iPod の内蔵 HDD を純粋たる FireWire な外付 HDD にしちゃうワケ。 iPod を10.4 インストーラ DVD のニセモノに仕立てて iBook の FireWire ポートにつなぎ、そこから起動してしまえば、インストール DVD から起動したのと寸分ちがわぬ状態になってあとは無問題!…のハズ。

  1. G4 QuickSilver で 10.4 インストール DVD をマウント。
  2. G4 QuickSilver に iPod を FireWire で接続。
  3. Disk Utility で 10.4 インストール DVD のイメージファイルを作成。(念のため「 DVD/CD マスター」形式にした)
  4. Disk Utility で FireWire 接続した iPod の HDD を HFS+ で初期化。
  5. Disk Utility の「復元」機能で、先に作成したインストール DVD のイメージを iPod の HDD へ「復元」。
  6. 10.3.9 で元気に稼働中の iBook に、先の iPod を FireWire 接続。
  7. 10.3.9 で元気に稼働中の iBook のシステム環境設定「起動ディスク」にて、いましがた繋いだ iPod (OSX10.4 である旨表示されてるハズ) を選択して再起動。
  8. 10.4 インストール HDD と化した iPod から起動成功!勝ったも同然!
  9. 普通に 10.4 のインストール操作をてきぱきと。
  10. インスト完了して再起動かけて、起動音が鳴るタイミングで iPod の FireWire 接続をいそいで外す。

    …と書いていたら、えりむさんからツッコミを受けますた。

    再起動時に急いで iPod 抜くより, Option 押し続けて起動ディスク選ぶ方が安全なのかもと思ったり.
    活線挿抜で Firewire の基盤がお亡くなりになることもしばしばですので :)

    [ 「DVD ドライブついてない iBook に OSX10.4 "Tiger" をインストする」へのご意見ご感想 より ]

  11. めでたく iBook が 10.4 になって起動成功!!!!
  12. 初回起動後のあーだこーだをこなしたら、忘れないうちにシステム環境設定「起動ディスク」にて本来の内蔵 HDD を選択しなおしておく。

勝利!!!!!!

FireWire ターゲットディスクモードを使う作戦、つまり、ターゲットディスク起動した iBook を QuicSilver G4 でマウントして、インストール先に iBook の HDD を指定しつつ普通に DVD からインストするとかの作戦なら、なにも iPod なぞ経由せずとも可能だし、てっとりばやそーだと思った。だけどもその場合、インストーラーは G4 CPU 上で動いてるわけだから、 G4 を前提としたシステムを構築するかもしれない疑惑。つまり、実際には G3 マシン上で稼働する予定の OS をインストしてるわけだから、そうだとすると激マズじゃないかしらん、と。よくわからんけど。ただの杞憂かもだけど。いちおう安牌の作戦を採ったという事で。

(ここで述べてる一連の作業がライセンス的に正当範疇にあるかどうかとかは未検証ですよ。そのへんもふくめて実行は自己責任ですよ。とかイロイロなお約束文言を述べておきますよ。)

MacOSX 10.4 "Tiger" が届いたわけだが (2005/04/30 - 07:09)

発売日にお届けとのフレコミを見て速攻アポーストアにファミリーパックを注文しておいたわけだが、店頭販売開始の夜 6 時よりぜんぜん前、ギリギリ午前中の 11:30 頃に届いてしもた。

こないだ OSX10.3.9 ウプデータンに超してやられて休日が丸つぶれになったばかり。メインマシン G4 QuickSilver に即インストするのは恐いすぎですよ。すれば自然と人柱役はサブマシン iBookG3 (Opaque 16VRAM) が担う。明日から実家方面に帰省して、ついでに万博いっちゃったりする予定なので、その行楽道中に Tiger で遊べるとナイスだなー、という目論見も。

とかとか、ぐっすり寝てたところをたたき起こされての配達だったんで依然泥のようにドロドロに眠く、インスト作業は一眠りしてからにし、とりあえず箱をあけて中だけ改めた。そしたら。…お?…おお?? なんかインストールディスクが DVD 一枚こっきりになっています??

…えーとえーと、 DVD ドライブどころか単なる CD-ROM ドライブしかついてない漏れの iBook G3 (Opaque 16VRAM) にどうインストすればいいんだだ?…なんかイヤな汗を手のひらにかきつつ、アポーのサイトをいまさらのように目を皿にして見て回る。

メディア交換プログラム
TigerはDVDで出荷されますが、お持ちのMacがDVDドライブを搭載していない場合は、CDメディアによるインストールが必要です。Mac OS X Tigerを購入されたお客様は、CD版Tigerを1,980円で購入することができます。

[ アップル - Mac OS X - アップグレード より ]

んん? CD 版が欲しければは実費払え、デスカ。さもありなんか…、とオーダーフォーム PDF とやらを見る。

製品に同梱のMac OS X v10.4 "Tiger"インストールDVDと、アップルソフトウェア購入証明クーポンを1枚同封の上、郵便にて「アップルソフトアップグレードセンター」までお送りください。

商品のお届けには、最大5営業日程度かかる場合があります。

[ Mac OS X v10.4 "Tiger" メディア交換 (インストールCDが必要なお客様向け) [PDF] より ]

1980 円払った上に DVD を返却せにゃならんってイキナリ意味ワカンネーし! (いや、大人の事情としては分からんでもないが) …それはさておき、つまりはこういうことなんだろ!

「ブツが迅速入手できてさぞ嬉しかろう。…ヒヒヒ…だがしかし!駄菓子菓子!藻前の iBook には DVD じゃインストできぬ事はお見通しだ!たしかに交換の CD は 5 営業日でお届けではあるが、今日からゴールデンウイーク 10 連休だぞイヒヒ!藻前は Tiger を行楽のお供にできず指くわえるのみナノダ!アディオス!ブゲラッチョ!」 (←誰

…なんつーイヤガラセ!だったら最初から CD 版を用意しとけこのダボ!ソッチがそう来るなら、こっちも不可能を可能にしてやるぞゴルァ!

つづく

2005年4月18日

Safari 1.3 (2005/04/18 - 07:35)

OSX10.3.9 ウプデータンにより突如 1.3 にバージョン age になった!というのは各所既報ですが。淘汰済みのごく初期を除けば、 OSX10.3 の時代イコール Safari1.2.x の時代だったと言ってしまって良かったハズだったのに、ここにきてコレは…語弊承知で正直な気持ちを吐けば…うざっ。

そういえば今回のバージョンアップのウリのひとつに、 XSLT 云々という話があったっけ。

XSLT
Safari 1.3 on Panther now supports XSLT. 10.3.9 includes libxslt, and Safari uses this excellent library to handle XSLT processing instructions it encounters in Web pages.

[ Surfin' Safari より ]

XSLT processing instructions って何デスカ?とかそういうイヤガラセ系揚げ足取り (謎) は置いておくとして、 その (どの) xml-stylesheet 処理命令にて RSS1.0 を XHTML へ変換する XSL スタイルシートがあてがわれてる このにっきの RSS を試しに開いてみたところ、ありゃぁ、真っ白。うーむ。何かがダメぽ。何だろ。 MIME Type とかかな?

じかんぎれ。

OSX10.3.9 ウプデータンに超してやられて休日が丸つぶれになった件について (2005/04/18 - 06:06)

iBook G3 のほうは正常にウプデータン完了して無問題だっただけど、メインマシン QuickSilver G4 がしてやられた。 OS 自体が起動不能とゆー、ウプデータンにしてやられる件において、これ以上無いステキに無敵状態!!

普通にウプデータンをかけて再起動したのはいいけど、マシン起動音のあとの灰色林檎マーク画面からいっこうに進まない。1時間とか待てど暮らせどウンともスンともいわず。おいおいおいーとかいいながら一年ぶりくらいに棺桶 OS から起動して、いろいろ調べてみる。

正常にウプデータン完了した iBook G3 のファイルと比較するに、ウプデータンが書き変えたり追加したりしたファイルは、ファイルサイズや更新日時は正常なれど、バイナリエディタで見てみるとファイル内容データ自体が根こそぎぶっ壊れモード。ナニコレ。今回書き換えがあったらしい /mach_kernel からしてぶっ壊れているわけだから、そりゃ起動しないわな。

てっとりばやい修復案として、正常ウプデートされ済みの iBook G3 から、ともかく各所の更新ファイルをコピーし倒してみる事にした。とりあえず SystemStarter までいかなくていいから、 BSD サブシステム部分というか要はシングルユーザ起動がまずは出来ればいいから的に、そのあたりに必要なものを手動でコピって再起動してみる。おお。こんどは灰色林檎画面のちにカーネルパニックになったぞ!…ってあかんがな全然。

ダメダコリャってことで、しょうがなく OSX10.3.0 のインストールから始める事に。もちろん「アーカイブインストール」により、旧システムの丸ごと保存、ユーザホームフォルダ自体の丸ごとの引き継ぎ (つまり全ユーザデータと各種のユーザ毎設定は丸ごと温存されるわけです) 、あとアカウント情報やネットワーク設定あたりの最小限のシステム設定が引き継がれる分、完全新規インストよりは大幅に復旧が楽ではあるけど、完全復旧にはやっぱり遠いのが悲しいわけですよ。

10.3.0 をインストして、10.3.9 コンボウプデータンをかけて、他いろんなウプデータンをかけて、 /System や /Library や /Applications の中の人を手動で旧システムから持ってきて整えて、ほか /usr/local/bin の中の人とかいろいろ揃えなおして、ようやく旧環境の 95% を取り戻した感。 OSX10.4 まではもうこれでいく。

11日後予定の OSX10.4 のインストールでもほぼ同様の手間がかかるちゅーのに、こんな事に久しぶりの貴重な完全休日を潰されてチョムカ。10.3.9 ウプデータン死ねよもう!

いよいよ Tiger (2005/04/18 - 05:33)

OSX10.4 "Tiger"、 4月29日発売の報があった日にとっととアポーストアで予約したですよ。いやーまちどおしいですね。 OS それ自体で遊び倒すのがイニシエからのマカーの習わしなワケですが、ゴールデンウイークはこれで遊びやがれオマエラ、と。

漏れ的期待ポインツは SpotlightAutomator あたりですか。

Spotlight は単にキーボードランチャとしての側面のみでも、それが OS 標準で搭載なのがもうステキ。この Spotlight の部分的先取りみたいな感じでこれまで愛用してきた Quicksilver の命運や如何に、という感じだけど。Automator はまぁ、どこまでスクリプトの手打ち込みなしでできるもんなのだろうか、と。ああ、Dashboard にはあんまり興味とか期待とか無いです。いまんとこ。時計だの計算機だの天気だの株価だの、そーゆーいわゆる「画面賑やかし系」はハッキシ言ってドーデモイイしイラナイし。そーいうんじゃない超イケなアイデアが揃えば違ってくるだろう事は、もちろんなのですが。

おひさしぶりですこんにちは (2005/04/18 - 05:09)

だから死んでませんって。


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