ねこめしにっき(2004年8月後半)

2004年8月27日

2004年8月24日

Mozilla Japan 設立 (2004/08/24 - 04:00)

Mozilla Japan は、日本国内における Mozilla 製品および関連技術の普及促進を目的とし、米国 Mozilla Foundation の公式アフィリエイトとして設立された非営利法人です。企業および行政機関等を対象に各種サービス・サポートを提供するとともに、ユーザコミュニティとの協力を推進し、Mozilla 技術の発展に貢献してまいります。皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

はやいハナシ、有志団体つまり「どこの馬の骨かわからん趣味連中の徒党」のままでは、お役所や企業などの公的存在相手のオトナ的対外折衝活動などナンセンスゆえ、「有限会社コミケット」という法人格の団体を組織しました、ってな展開に近いですね。(違

マク用の Firefox や Thunderbird が紹介されてないけど。あ、あと我らが Camino もだ。ちぇ。その基準は日本語版が用意されてるか否かかな?でもしかし、たとえ英語版でもいいから紹介リンクくらいあっても良いような。マカーはその生来の弱小シェア生活ゆえ英語版アプリを使う事に (Winユザ比較で) わりと慣れてるから、 Web ブラウザやメーラぐらい英語 UI でもちっとも問題無さげだと思ったりする。

Netscape 7.2 リリース (2004/08/24 - 03:20)

すんごい今更ネタ。今更ドウデモイイとか言われてまくっている Netscape ブランドのブラウザですが、 Netscape は 7.1 で打ち止めかと皆が思ってたらなんか出たし。

で、まぁ、会社の Win2k / MacOSX マシン双方に粛々とインストする漏れなわけですよ。

業務案件においてターゲットブラウザの選定時、 Gecko ブラウザを指す際にどうしても "Mozilla" や "Firefox" よりも "Netscape" という名前のほうが挙げやすいという空気が依然として存在するし。あと今回の 7.2 なら 7.2 のまま、有意な期間バージョンが留まっていてくれるという点も、検証面などで助かるし。つまり Mozilla も Firefox も、 Trunk ビルドは当然のこと、リリースビルドでさえも事実あるいは印象が「ハデに動く標的」なので、推したくても今はまだ辛いズラ。

まぁクロウト肌の皆様が言ってるけど、今日日、迅速なセキュリティ Fix が期待できなさそうって点だけでもアウトオブデートなブラウザ扱いで、メインブラウザとして日常使用するなんてのは、選択肢としてまずあり得ないですが。

jsRSS++ v1.0 (2004/08/24 - 03:18)

とのこと。このサイトでは使わないとは思うけど、未定の未来に何かの参考にするかもしれないので一応メモ。

サイト別に CSS ルールを適用させる @-moz-document (2004/08/24 - 02:52)

某方面 (懐かしいフレーズですね) 既報のコレ。

つまるところ、 URI とかドメイン名を足がかりに任意のサイト個別に CSS ルールを適用可能とする独自拡張記法が、ごく最近の Mozilla 系ブラウザ (Gecko1.8a3 あたり) にすでに装備されているというハナシ。「一定のまとまりをもった HTML ページ群には、 body 要素あたりに他と被りにくい classid を付けとくと、ユーザ CSS 大好きっ子が嬉しがります」という、以前より提唱されてる相互扶助的小技を、まったく独力のみで可能にしてしまうと。

具体的な書き方例は、 Piro たんトコの「@-moz-documentルール」が参考になりますね。(どうでもいいけど、この手の被リンク多数被弾確実な文書断片にフラグメント識別子をつけてくれると助か (ry ていると幸せになれますね。さんくす。

Camino 愛用者のぼく的には、h-sek たんの Camino™ 独自ビルド trunk 2004/8/19 版で試した。ばっちり効くようなのでしめしめということで、「今更ながら、はてなダイアリーのキーワードリンクは五月蠅いですね」で紹介したユーザー CSS を書き換えてみたり。

/* はてなダイアリーキーワードリンクがウザいんです 2 */

@-moz-document domain(d.hatena.ne.jp)
    {
    a.keyword
        {
        color: inherit !important;
        background: transparent !important;
        border: none !important;
        text-decoration: inherit !important;
        margin: 0 !important;
        padding: 0 !important;
        }
    
    a.keyword::before,
    a.keyword::after
        {
        display: none !important;
        }
    
    a.keyword:hover,
    a.keyword:focus
        {
        border-bottom: 1px dashed !important;
        }
    
    }

しめしめ。これで豆字サイトの豆字部位へのピンポイント対処なんかも、意図せぬ他サイト・他部位の巻き添えを避けつつ、確実にできそー。

2004年8月22日

赤十字マークはまずいらしいですよ (2004/08/22 - 19:42)

なにやら、黒い丸が3つ集まって重なったらそれは即ミッキーマウスであり版権侵害ニダ!とか金切り声を叫ぶディズニーを思い出した。

条約どうのとか赤十字の崇高な理念とかをさておいて客観的に思うに、単純すぎる図形かつその図形認識はユルユルで OK という面と比較するに、なにやら強すぎるその占有主張には、ちと違和感アリなのが正直なトコロ。

コミケカタログブラウザ Mac 版存亡の危機 (2004/08/22 - 19:00)

コミケも終わりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

コミケに際し、カタロムのMac OS X版を利用された方も多いと思います。
ですが、そのカタロムソフトのMac版の開発/添付が存亡の危機にあると
知人のカタロム関係者から伝えられました。

曰く、開発/添付を継続するためには実際に使っている人がいることを
アピールするためにアンケートで「Mac版使ってます」と応えてあげる
必要があるということです。何でも今までは両手に余る程度の回答しか
なかったそうで「Mac版なんてやめちまえ」という意見もあるとか。

ということで、ここはひとつDMNGのチカラを以て「Mac版使ってるよ」
というアピールをできたらと思います。URIは
http://www.kyoshin.net/cd-rom/c66/
期間は8/31までです。

[ 某 ML より ]

存亡の危機に立たされてるのが、OS9 版と OSX 版の双方なのか、それとも OS9 版だけなのか定かじゃないけど。というか後者ならばコスト的にそれで構わないでわ?とかイロイロ思ったりするけども。ともかくいちおう OSX 版のユザということでアンケートに回答しておいた。

…あー、なんか CGI が腐ってますね?正当な本メアドを入れてるのにメールアドレスが正しくありませんだの、受付完了画面の HTML がどうやら text/plain で送出されてて HTML ソース丸出しで表示されてたりとか。かっこわるすぎる。

サークル道具箱側面の撃墜マーク (違 (2004/08/22 - 18:40)

サークル活動一区切りの記念撮影。

イベント参加時に常に持ち込んでいたサークル参加時用道具箱の側面。往時は、配置位置の目印用にサークルカットを机に貼っておいてくれるイベント (コミックキャッスルなど) がいくつかあり、そのたびに剥がしては記念として道具箱に貼ってたという。箱の反対側の側面にはワッペン式になって以降のレヴォのサークル参加章なんかが貼ってある。キモッ

箱自体は、丈夫なことで有名な○陽出版の段ボール箱。晴海時代の夏コミの時に段ボール捨て場からほぼ新品状態で拾ってきたモノ。しかるべき強度の箱にしかるべき補強をしたから 10 年戦えたよ。ただし箱寿命を無条件に縮める宅急便搬入搬出しない場合! (笑)

次回冬コミは不参加 (2004/08/22 - 18:11)

つまり、今回ついにサークル申し込みをやめてしもた、ということ。コミケットへのサークル参加は連続 21 回でひとまずしゅーりゅー。

またいずれその時がくれば復活したいトコロだけど、とりあえず今はムリぽだし、先のことは何ともいえない。もちろん一般参加者として遊びにいくのは続くワケで同人ヲタから足を洗うんでは無い。同人サークル歴 10 年以上の先達にはこういう空白期間はよくある事らしく、その後現役時代並みの復活を遂げる事も稀では無いらしーのよ。というのは結婚・育児で半強制的に中断を迫られる女子同人の典型話で、男子的にはどうか知らんが、まぁ、なんだ。

なんちうか、さとみちんは「できたら出す」の方式が向いてるんじゃないですかね。
やる気を小出しにしないで、締め切りなんか気にしないで。
完成するまでは在庫処分とかっぺの未来予告。
それなら一応新しいのも出せるじゃないですか。
夏休みの目標の部屋の片付けみたいに結局やらずに終わるのを防ぐために、
完成するまでは例えばねこめしにっきオール正字正かなの刑でもどうです。

[ CSSコミュニティの功罪を懷かしむスレ 18th >>878 より ]

ねこめしにっきオール正字正かなの刑はカンベンして頂きたいのだけど (笑) これに近いかもしらん。ただ、モノが完成したらすぐにでも見せびらかしたい性格なんで、何らかのイベントに狙いを定めて (つまりそれは締め切りが設定されるという事) 作るんだと思われ。

逆に、性格的に自分にはこれは無いんだけど、作りかけのブツをいつまでも完成させないで、というか完成してしまっては困るかのように、作品をいぢり続けこねくり続ける人も、世の中には少なからずいるらすぃですね。未完成モラトリアリズム?

2004年8月19日

OTAKU : ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展・日本館 (2004/08/19 - 08:22)

各地でとっくにアレコレのコレ。

コミケカタログなぞ縁のない人も多数なので、というか書籍版じゃ重くてかなわんということで CD-ROM 版で済ませている自分用にも引用してみたり。やっぱカタログは書籍版のほうが情報量が圧倒的に多くて良いなぁ。

戦略的に日本館展示でここ数回にわたって、まともな建築作品の展示は避け、代わりに日本に先端的な「現場」のある都市的な「状況」や「現象」をテーマに据えてきた。今回おたく街がテーマとして推挙されたのも、何やら話題性を狙ったもののように見えて、実はそのような「伝統」に則ったものなのである。平たく言えば、漫画やアニメ、ゲームなどと同様に、おたくたちが作り出している「空間」や「場」の方が、欧米のトレースに終始している建築家たちの「作品」よりも、よほど国際的なオリジナリティと競争力があるという判断が働いたわけである。

[ 「コミックマーケットとベネチア・ビエンナーレ『おたく展』計画」森川嘉一郎 (コミックマーケット66 書籍版カタログ p.1280) より ]

だそうな。

まぁそういうアカデミックな展示意図とか、日頃ヲタ文化なぞ見下して余りあるアーティストサマ方の歯ぎしりとかには目もくれず、フロクのフィギュア目当てにビエンナーレカタログを注文しまくる漏れ他多数のヲタという構図。「場」の中の人たるヲタたちは、今日も自然体で「場」の中にいる。オモロ。

とほほネトアまいこ (2004/08/19 - 06:51)

そうだ、それなら「まいこ」さんをいっそのこと「とほほ」なアイドルにしてしまったらどうだろう?Linux に向かってヒスを起こしている「まいこ」さんのフィギアでも作ったら売れるんじゃないかな。この際だから、眼鏡だけど美人、巨乳、ミニ、パンチラで。デザインの適任者はありみかさんかなぁ。ありみかさん!きわどいイラストなど描いて戴けないでしょうかねぇ。

[ くまりんが見てた! より ]

えーと、美人、巨乳のあたりで猛烈に作風違いの不適任な感じが漂ったので遠慮しときますヨ。ていうかそもそも、この手のよくアリガチな騒動にわざわざ自らクビ突っ込んで擬人化絵描いたりして嬉々とするのは相当アレだと思ったり。

「まいこ」って誰ぞ?という向きへの補足

Suica 改札機の UI (2004/08/19 - 06:25)

( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー

それはそうと JR 小岩駅の Suica 改札機はビミョに型が古い感じで、感度もビミョ悪い感じがするのですが。それもこれもにゃおりんによると千葉県江戸川区ゆえの差別待遇らすぃのだけど、ともかく、読み取りエラーでピンポンピンポン鳴らされている DQN ヤングや DQN オヤジをよく見かける。

で、さらにオマヌケなのは、ピンポン鳴らされた事でその足りない頭が瞬間沸騰して、カード (の入ったサイフなり定期入れなり) を読み取りパネルにバンバンとすごい音たてながら何度も叩き付けてるサマ。いと哀れなり。押す力じゃないんだよ、滞留時間に依存してるんだよ。扉が開かないからってドカドカ蹴る殴るの乱暴を働くだけなら、ウチの実家の犬でもできるよ。

ご当地貶めネタ (2004/08/19 - 05:56)

JR 小岩駅で千葉県民の県民飲料を買う。小岩駅は千葉。

[ 回顧録? より ]

なんていうか、そういうネタフレーズはその土地土着の民に向けて (あるいは土着民本人による自嘲) じゃないと意味無げ。漏れなら「名古屋のチベット守山区」はいまだ有効ネタなのだが、「小岩は千葉」とか言われても何の感慨も起きない。何かが起きるほど帰属意識は湧いてない。

- (2004/08/19 - 05:57)

例によってシサシブシの日記なので古いネタもかまわず放出。


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